外国人が自分名義の自動車を購入、蘇州で登録する場合は、
中国の運転免許の他にパスポートとパスポートの翻訳(要公証印)、
蘇州で発行した残存期間6ヶ月以上の居留許可証も必要です。
少し前の話ですが、
蘇州でも車がある方が便利なので買ってみました。
数年前に長春で社用車を買った時には、選定から手続まですべて社員任せで
自ら購入に関わるのは今回が初めてです。
年中どこかで展示即売会をやっているので、
そういう場所に出かけて決めるのが便利です。
ディーラー回りをしなくても比較検討できます。
値引き交渉は必要なので、中国人の方と一緒に行かれる方がよいかもしれません。
世界中の有名メーカーの車なら何でも売ってます。
都市部では、そこら中ごく普通に高級車が走ってます。
ベンツやBMW、アウディ程度だともう大衆車に毛が生えたレベルに感じます。
展示会で購入を決めた場合でも、実際にディーラーに行って契約します。
また、在庫があれば現車確認もします。
日本車はごく一部のブランドや車種を除いて、一般大衆車です。
今はもう実用的に使いたい人が買う車でステータスにはなりません。
でもやっぱり信頼と実績の日本車をチョイス。
自動車は日本と同様に登録手続きが必要です。
手続きはディーラーがやってくれる(見積に入ってます)ので、
やることは、蘇州市公安局車管所に行って、
ナンバープレートの番号を自分で選ぶぐらいです。
画面上に20個の番号が表示されるので、気に入った番号があれば選択します。
ただし数十秒で次の候補に切り替わるので、躊躇している暇はありません。。
今はネットでナンバーを選ぶこともできます。
中国の人は数字にこだわります。
縁起の良いとされる8の付くナンバーを選ぶ人も多いです。
縁起の良い数字のゾロ目は高値で取引されます。
が。。あえて誰も使いたがらない数字を使う変人もいます。
例えばこれ、”250”
まぬけ的な意味合いがあって、商品の価格などにも絶対使わない数字ですが。。
出典:百度
百度で”250”を検索すると、結構出てきます。
ナンバープレートの飾り枠が欲しければ車管所で3種類売ってます。
一番安いプラ製で100元、一番高いスチール製が150元でした。
もし車の登録手続き費用を節約したいから自分でする!と思うなら、
1.必要書類をディーラーでもらう。
2.蘇州市行政服務中心(三香路389号)で自動車購入税納付、納税証明書と発票をもらう。
3.自動車強制保険の加入手続きをして保険証をもらう。
4.蘇州市公安局車管所(塔園路北驰云路1号)で、ナンバープレートを取得し車検を受ける。
という流れになるようです。
車両保険は日本と同様で強制保険と任意保険の2種類あります。
強制保険の加入証書がないと登録の手続きはできません。
任意保険は、車両保険をつけて年間3500~5000元ぐらいが一般的です。
中国では初心者マークという法制度はありませんが、
”初心者ですよ”という意味合いの文字が書かれたシールなどが売られています。
また、手書きの紙をフロントやリアに貼っている人もいます。
書かれているのは、「実習」や「新手路上」など、
日本語には訳しませんが、おそらく最強なのは、「新手路上 女司机」だと思われます。
この文言は結構見かけます。
実際、この手の物を付ける付けないで
明かに周囲の車の反応が変わりますのでそれなりの効果はありそうです。
例えば後ろにぴったり張り付かれない、
やたらクラクションを鳴らされる回数が増えるなど。。
洒落で日本の初心者マークも付けてみました。
中国人はこれが何なのか知らないので当然のことながら何の効果もありません。
日本の100均で買った安物なので、
1日も持たずに熱で変形してしまいましたけど。。
ちなみに中国では速度超過や信号無視などの取り締まりは、
無人カメラで行っています。
違反するとこんなメールが飛んできます。(私が違反したんじゃないですよ)
罰金を納付しないと車検を受け付けてもらえないシステムになってます。
実は私、日本では日本車に乗ってません。
油断していると、壊れたらダメなところが当たり前のように壊れる車に乗ってます。。
個人的な意見ですが、
言葉の壁や交通マナーなど、単に運転するだけでもリスクが高い国では、
やっぱり故障や不具合が起こりにくく、神経質なメンテナンスも不要な日本車は、
楽しいかどうか別として最も安心して使えると思ってます。