石路から、西中市、東中市を人民路まで散歩してきました。
中国の道の名前は、路、街、巷が使われることが多いので、
西中市や東中市という名前は少し珍しい気がします。
閶胥路の突き当りを北に真っ直ぐ行くと山糖街。
右に曲がると西中市で橋を渡ると閭門。
左に曲がると上糖街です。
閭門は、蘇州の城門のひとつで、もともとは春秋戦国時代に作られたらしいです。
西中市、東中市の一帯は、明から清の時代にものすごく栄えた商業地だったそうです。
今でも道の両側には店がいっぱい。飲食店が多いです。
電動自転車も多く、カメラ片手に余所見をしながら歩くのは少し危ないです。
車の通らない路地に入ってみました。
西中市から閭門横街に入り、橋を渡って一つ目の路地を右に曲がります。
昔ながらの路地には、お年寄り達が多く暮らしています。
小さな雑貨屋やマージャン店、木桶の店もありました。
路地を数分歩くと、泰伯廟と呉門書道館があります。
泰伯廟は、154年に立てられた後、幾度も修復された、1800年以上の歴史がある寺です。
文革で破壊され、しばらくの間は荒廃していた時期もあったようです。
最近の改修は、今年(2014年)5月に終わりました。
本殿には、泰伯、仲雍、季札の塑像が奉られています。
呉門書道館は、泰伯廟の敷地の中にあります。
入り口は別になっています。
泰伯廟の改修に合わせて2014年に完成しました。
著名な書家の書が展示されています。
(入り口と建物は撮らせてもらいましたが、中は撮影禁止です)
泰伯廟の前の道から、西中市に戻れます。
橋を渡るとすぐに西中市です。
西中市に出て左に曲がり、小さな橋を渡ると道の名前が東中市に変わります。
東中市は、ねじや金属パイプ、バルブなど、様々な金属加工品を扱う店が並んでいます。
コンプレッサなどの機械類、工具などの店もたくさん。
人民路に行き着くまでずっと並んでます。
マニアにはたまらん通りじゃないかと思います。
散歩の後、以前、蘇州ブロガーさんたちがお勧めしていた。
二面黄を食べに行ってみました。
でも時間がないので、
お洒落な斜塔老街の店じゃなくて蘇州博物館の近く、西北街の店へ。
蝦仁肉絲二面黄とビールを頼んで、
ビールを飲みながら厨房を見てみると。
調理ではなく、修理してました。。
店のおばちゃんは、直るまで1時間ぐらいかかりそうと言ってるし、
直る保証もないので、諦めてビールだけ飲んで店を出ました。
よく見たら店の名前は、裕興記面館。
もしかして、これ違う店?
でもいいや、今度またこの店にリベンジしに行きます。