中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

上海 新天地

2018-02-22 00:12:22 | <上海>生活

上海の新天地へ散歩がてら出かけてみました。

新天地は、黄浦区にある租界時代の雰囲気を残す場所です。

 

 

地下鉄の最寄り駅は、10号線、13号線の新天地、

1号線の黄陂南路です。

 

 

新天地を含め、上海の旧租界地域には、

上海の伝統的な様式に西洋各国の様式が取り入れられた建物が数多く残っています。

これらは石庫門建築と呼ばれ、文化財にも指定されています。

 

 

新天地には周囲の景観に合わせた新しい建物や

昔の石庫門の建物をそのまま利用した、レストランや商店が並んでいます。

 

 

中国各地からの観光客や、外国人も多く訪れる場所です。

どちらかというと、若い人や外国人向けの店が多い感じもしますが、

田舎のおじいちゃん、おばあちゃんの姿も見かけます。

 

 

中国共産党第1回全国代表大会が開かれた場所が、

この新天地にある建物というのもその理由の一つなのでしょう。

たぶん、地方から来るお年寄り達のツアーや研修のようなイベントでは

この場所を訪問することも多いのかと思います。

 

 

軽く食事をしようと、

海逸酒家(HARBOUR PLAZA)というお店に入ってみました。

点心があるので、小腹を満たすにもちょうど良い店です。

 

 

麻醤油麦菜。(38元)

 

甘めのタレをつけて食べます。生で出てくるとは思いませんでした。

油麦菜はよく見かける野菜ですが、

今まで火が通ったもの以外は食べたことがありません。

こんな食べ方もあるのですね。シャキシャキ感もあって結構いけます。

 

鮮蝦水晶蝦餃。(30元)

 

見た目通りで安心の味。

プリっとした蝦が入ってます。

 

脆皮鮮蝦腸粉。(30元)

 

こちらも蝦が入ってます。

カリカリの何かと一緒に生春巻きのような皮で巻いてあって、この食感が大好きです。

広東料理や香港料理によくある一品ですが、

このカリカリが何なのか未だに分かってません。。

 

明火白粥。(8元)

 

少しだけ塩味がついているお粥。

朝ごはんでなくても、ついついお粥を頼んでしまいます。

他には皮蛋粥(26元)などもあります。

 

この店はサービス料が別途かかります。

中途半端な時間帯に行ったので、客も少なく店員さんたちも休憩。

客がいる場所で店員さんも食事をしたり、休憩するのが中国流です。

 

 

新天地は上海や近郊の蘇州などに住んでいる人なら誰でも知っている場所です。

近辺は夜になるとライトアップされた建物が綺麗です。

時間があるなら、夜の淮海中路や復興中路も散策してみるのも良いかと思います。

 

 

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中国 新ルールで銀行口座開設

2018-02-15 00:16:00 | 小ネタ

昨年の夏ごろまでは、外国人でもパスポートさえあれば、

簡単に銀行口座を開設することができました。

※銀行の支店の写真と記事の内容は一切関係ありません※

 

 

10月以降は口座開設が難しくなっているとの情報を得ていましたが、

メインで使っている口座とは別にスマホアプリでの決済に使う口座を作りたくて

トライしてみることにしました。

 

 

余談ですが、今はもう中国在住の日本人の間でもスマホ決済が当たり前になってます。

(少なくとも私の周りではそうです)

例えばお昼ご飯を食べに行った場合、誰かがまとめてスマホで支払い、

他の人は支払った人にスマホで送金みたいな。

皆さんのスマホには支付宝(アリペイ)とWechatは、ほぼ必ず入ってます。

 

 

ただし、これらの決済を利用するためには、必ず実名登録が必要で、

私は、何となく嫌だな、怖いなという思いもあって、

時代遅れの現金払いを続けてきましたが、

もうそんなことを言っている場合じゃなくなってます。。

公共交通も既にスマホで乗る時代になってます。

 

 

でも、やはりメイン口座やネットバンク口座と別にして、

リスク回避で少額だけ入れておくスマホ決済専用口座を作っておくべき。

という訳で、手続きが面倒になってからの新規口座開設。

正直に言って、面倒になる前にやっておけばよかった。。

 

銀行によって口座開設時に要求される証明書などが変わります。

また、支店によって難易度も変わります。

 

 

工商銀行で要求されたのは、パスポート、中国で住んでいる場所の証明、

中国で働いている証明、個人納税識別番号。

 

居留許可証の提示では認めてもらえません。

工商銀行のハードルはかなり高いというか面倒です。

おそらく、中国での居住地や勤務地以外の支店では口座開設は無理そうです。

工商銀行は2支店回りましたが、要求事項は統一されているようで、

必要書類さえ揃えれば、後はスムーズに手続きできる気がします。

 

 

建設銀行で要求されたのは、パスポート、個人納税識別番号。

こちらは、必要な証明書類は少ないですが、

居住地以外の支店で作ろうとすると拒否される可能性はあります。

 

建設銀行は3支店回りましたが、支店ごとに対応が違いました。

特に納税識別番号については、

1.「中国の個人納税識別番号を持ってこい」という支店

2.「日本の個人納税識別番号を持ってこい」という支店

3.「中国と日本と両方持ってこい」という支店

 

3.の支店については明らかに面倒くさいのか、やり方が分からないのかどちらかで、

絶対手続きしたくないオーラ全開でした。

 

ところで個人納税識別番号って何?

銀行に聞いても誰も明確な答えは出してくれません。。

中国で働いているなら中国の納税番号があるハズだとも言われます。

また、申請書類には”納税識別番号がない国の人”という選択肢が存在していますが、

これを選択することは何故か許されません。

 

 

おそらく彼らは面倒な手続きをしたくない、

断る理由を見つけたいと思っているので、これはもう余計なことを聞かずに

個人納税識別番号があるかと言われたら、番号があるとだけ答えて、

マイナンバーを使うのが最も手っ取り早いと思います。

下手なことを言うと上記の1か3の対応になる可能性ありです。

最終的に2の支店で口座を作りました。

 

中国銀行は過去に口座を作った時や相談事でも親切に対応してくれたので、

もしかすると中国銀行に行ってみるのも良いかもしれません。

ただ残念なことに、口座開設が面倒になった同じタイミングで、

1銀行につき1口座しか作れないというルールもできたので、

私の場合は、別の銀行で作るという選択肢しかありませんでした。

 

また、昨年末に銀行を回って情報収集したのですが、

1月以降は少し手続きが簡素化されると工商銀行の人は言っていました。

(実際に開設したのは1月、でもその時は何も変わっていなかったけど)

今はもしかすると、もう少し開設しやすくなっているかもしれません。

でも、さすがに以前のようにパスポートだけあればOKとはならないはずです。

 

どの銀行の支店に行っても共通していたのが、最初もしくは最後に

「うちの銀行は手続きが面倒だから別の銀行に行った方がいいよ」

と言われることでした。。

 

 

コメント (10)
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蘇州 お散歩 環古城河健身歩道(石路~平門橋)

2018-02-08 00:09:00 | <蘇州>生活

環古城河健身歩道の、石路の西中市から平門橋(人民路)の間を

歩いてみました。(写真は秋ごろのものも混ざってます)

 

 

スタート地点の石路の西中市にあるのが阊門です。

阊門は蘇州八城門のひとつで、最初に造られたのは春秋時代と言われています。

現在残っている門は元代に造られたもののようです。

 

 

環古城河健身歩道は、川沿いに新しくできた北埠頭の中を通って行きます。

新しくといってもできたのは2015年で、ここにくるのは2年半ぶりぐらい。。

 

 

過去記事:蘇州 北埠頭(まだ工事中)

<http://blog.goo.ne.jp/akira_delta/e/f41e53c53a6e8a3d02b8eb5a40bd7e3a>

 

民国風建物の雑貨屋さんやレストランが並んでいて、

ちょっとだけお洒落な雰囲気もあるのですが、

やっぱり観光客は対岸の山塘街へ流れるみたいで、

思ったほど人通りは増えてないです。

 

 

北埠頭はまだまだ拡張するようで、

蘇州市立病院北区が見えるあたりは工事が続いています。

ここを過ぎると見えるのが、清塘路の恵済橋です。

 

 

清塘路から平門の間は人通りも少なくなってとても静かです。

観光客もいないので健身歩道らしさ?に戻ります。

 

 

この辺りから前方に蘇州駅が見え始めます。

 

 

駅に近づくと現れるのが平門です。

平門(巫門)も蘇州八城門のひとつですが、

1958年に取り壊され、現在の門は2012年頃に再建されたものです。

 

 

河を挟んで対面にあるのが蘇州駅の南口です。

私が初めて蘇州を訪れた時は、街外れにある汚い小さな駅で、

いつも切符を買う人で溢れかえっていました。

あのころは中国で鉄道に乗るなんて絶対に無理。。と思ってました。

今の姿になったのは2010年頃、南口が完成したのは2013年です。

 

 

目の前に駅があるのですが駅に行くには、

人民路の平門橋を渡って行くしかないのでかなり遠いです。

 

 

ゴミ掃除の船のおっちゃんが、10元で対岸まで行ってあげるよ。

なんて言うこともありますが乗っちゃダメですよ。

 

 

今回のゴール、平門橋からはきれいな夕日を見ることができます。

 

 

環古城河健身歩道を一周するまで、

残るは平門橋から婁門までの区間だけになりました。

たぶん、行くのは春になってからかなぁ。。

 

 

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蘇州 園林の雪景色(芸圃と環秀山荘)

2018-02-01 00:10:00 | <蘇州>観光

先週の蘇州はたくさん雪が降りました。

江蘇省全体でも大雪の降った所が多く、空の便や高鉄にも影響が出ました。

 

 

蘇州では、雪が積もるのは滅多にないことなので、

雪の積もった園林を見に行くことにしました。

 

 

だいたい蘇州人の考えることも同じで、

こんな時でも拙政園や獅子林、留園は絶対に混んでるはず。。

という訳で、きっとそんなに混んでいることはないであろう、

芸圃と環秀山荘に行ってみました。

 

 

芸圃は2000年に世界遺産に登録された庭園ですが、

細い路地を入っていく場所にあるので、団体客が訪れることはあまりありません。

 

 

ここはとても好きな庭園のひとつです。

芸圃の過去記事はこちら

<http://blog.goo.ne.jp/akira_delta/e/138b3a33e2a30df8d48ab20e79dccfbe>

 

でも、今回は今まで私が訪れた中で一番人が多かったです。。

しかも若い人がほとんど。

みんなSNSにアップする写真を撮りにきてるのでしょうか。

 

 

人が多いと思い通りに写真も取れないしなぁと思っていたら、

みんな目的がたったひとつ”雪の写真を撮ること”のせいもあるのか、

普段より譲り合いみたいなことも結構見かけました。

 

 

もちろん、ここで写真を撮りたいなとみんなが思って、

場所が空くのを待っているのに、

ひたずら、変なポーズを取り続ける方もいらっしゃいましたが。。

 

 

雪景色を眺めながらお茶を飲むのもきっといい感じでしょう。

普段ならここでお茶を飲んでいるのは、

おじいちゃん、おばあちゃんばっかりなんですが。

 

 

次は、芸圃から歩いて10分ほどの環秀山荘へ

環秀山荘も1997年に世界遺産に登録されています。

 

 

こちらは普段通り人は少なかったです。

芸圃から環秀山荘へとまったく同じ行動パターンの人もいて、

お互い顔を見合わせて思わず笑ってしまいました。

 

 

ここでは静かに雪の庭園を眺めることができました。

環秀山荘の過去記事はこちら。

<http://blog.goo.ne.jp/akira_delta/e/b56dbd8f5654e4beff290c78f9a41189>

 

 

小さな庭園なので、見所がたくさんあるわけではないですが、

木や建物に積もった雪、築山に積もった雪はとても綺麗です。

 

 

ちょっといまいちに見えるなら、すみません、それは私の写真のせいです。。

もし観光で蘇州に来られて雪が降っても、

寒さにめげず、是非、園林へ足を運んでいただけたらと思います。

 

 

蘇州を訪れるようになってもう10年以上たちますが、

たくさん雪が積もった園林を見ることができたのは初めてです。

次の機会には王道の拙政園や滄浪亭に行ってみようかと思います。

でも次のチャンスはいつ来るのやら。

 

 

コメント (4)
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