今回の普陀山は、紫竹林禅寺や不肯去観音院に行ってみました。
不肯去観音を日本語に訳すと「行かず観音」になります。
去年あまり見かけなかった団体旅行客がものすごく増えてます。
人出は去年の5割増しぐらいじゃないかと思います。
紫竹林禅寺は明代に建立された寺院で、
元の名は聴潮庵だったそうです。
残念ながら元々あった寺院は破壊され、
現在の姿は近年再建されたものです。
普陀山入園券とは別に拝観料が5元必要です。
ここは観音菩薩が修行した場所とも言われています。
建物には、観音像や仏像が安置され、
お参りに来る人々で賑わっています。
不肯去観音の由来は、だいたいこんな感じのようです。
日本の僧侶、慧萼が観音像と共に日本へ帰ろうと、
寧波から出航した際、この近くで船が動かなくなり、
日本へは行かないという観音様のお告げだと考えた慧萼は、
この地の住民に観音像を預けました。
住民は、観音像を祀るために住居を提供し寺を建立、
この寺が不肯去観音院と呼ばれるようになりました。
現在、寺の長廊には、日本から奉納された33体の観音像も安置されています。
みなさん手を合わせながら歩いていました。
南海観音にもお参りに行きました。
今年は天候にも恵まれて本当に綺麗な青空でした。
去年の教訓を活かして、すごい高い線香を買わなくても済むように
フェリー乗り場で買ってきました。
過去記事:浙江省 普陀山
<http://blog.goo.ne.jp/akira_delta/e/e79d73702a756817a992d5c8123c9aeb>
でも、こちらも凄い人人人。。
線香に火を付けるのも一苦労です。
あまりの人の多さに辟易して、
日が高いうちに船に乗って朱家尖へ戻りました。。
3年続けてお参りしないとご利益がないと、中国のお年寄り達に言われます。
ホントですかね。
来年もまたここまで来るんだろうか。。
もし来たら、今度は山の上にある、慧済禅寺の方に行ってみようかと思います。