もちろん、長春へ戻るのも高鉄と動車です。
本当は北京から長春までは動車ではなく、値段も時間もさほど変わらない
寝台列車の直通快速(記号Zで始まる列車)に乗りたかったのですが、
切符が取れませんでした。
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北京行きの高鉄なので蘇州北駅から出発です。
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杭州発北京南行きのG44に乗ります。
蘇州北駅から乗る人は少なかったです。
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出発して30分ほどで南京南駅に到着。
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南京を過ぎると、長江を渡ります。
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あとはのどかな風景が続きます。
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だいたい中間ぐらいの棗庄駅を過ぎると、あと3時間弱で北京南です。
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列車に乗るといつも思うのですが、動画とかDVDとか見ている人って、
絶対にヘッドフォンしないですよね。。。
でっかい音出してゲームしてる人とかもいるし。。
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北京南駅に到着です。
ここから、地下鉄で北京駅へ向かいます。
夜の北京駅は、びっくるするぐらいの人、人、人。。。
昼間も人が多いと思いましたが、夜はもっとすごいです。
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北京駅からは、遼寧、吉林、黒龍江省など、北へ向かう夜行列車が多く出ているので、
これに乗る人たちでいっぱいです。
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通路も待合所も、ファーストフード店も人がいっぱいで、座る場所なんてどこにもありません。
みなさん地べたに座り込んでます。
待合室なんて、立ってる場所もないくらい。。
そんな中、一箇所だけゆっくり座れる場所を発見しました。
もし、夜中に北京駅を利用するなら、ここは絶対おすすめ。
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駅の入り口から2階へ上がるエスカレーターの下、1番待合室の近くにあるカフェ。
(写真の左下のところ、目立たない所にカフェがあります。)
深夜営業していますし、人も少ない。穴場です。
残念ながら食べるものはありませんが、結構美味しいコーヒーが飲めます。
アメリカンコーヒーなら、小が20元で大が25元。
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飲み物だけ頼めば、お菓子とかパンとか持ち込んで食べてても文句も言われません。
本当はだめかもしれませんが。。
長春行きの動車、D609は、北京発23:58で終点の長春には7:38に着きます。
ホームで折りたたみ椅子を売っている人がいました。
なんでも商売になりますね。
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たくさんの人が乗り込みます。列車は満席でした。
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列車の中は冷房が効いていてむちゃくちゃ寒かったです。
おかげで風邪をひきました。
この日、蘇州を出るときは36度ぐらい、北京の夜が30度、長春の朝は18度でした。
こりゃ冷房してなくても風邪ひきますね。。
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翌朝、定刻に長春へ到着しました。
長春では8月末ぐらいから、朝晩は長袖が必要なんです。
今回の旅はいろいろと楽しかったです。
でも、疲れた。。
しばらくは列車で長春と蘇州を往復しようなんて考えないと思います。