上海市の中心部で、数か月間ぐらいという中途半端な滞在期間で
安い宿舎を探すのは少々苦労します。
ホテルだと高いし、アパートも短期契約となると
物件が絞られるし借りられても割高。
ガス、電気の支払いやネットなどの契約もちょっと面倒くさい。
実際住んでみて嫌だと思ってももう変えられない。
そんな時に”公寓”と呼ばれる、
ウイークリーマンションのような宿舎の選択肢もあります。
基本的な家電製品や調理機器は全て揃っています。
この”公寓”もはっきり言ってピンキリで、
食事の提供からスポーツジムまであるような高級公寓から
(日本人の駐在者の方などが利用されています、羨ましい)
学生さんが使う、風呂トイレ共用みたいな所まであります。
上海の中心部、租界と呼ばれていた場所には、
すごく古いアパートがたくさんあって、
大家さんがこの部屋を公寓として貸し出しています。
管理会社と提携して貸しているパターンが多く、ネット予約もきます。
表通りからは分かりにくいこんな路地にも
アパートやちょっとお洒落なカフェがあったりします。
古くても外観が綺麗な公寓は、
3つ星から4つ星クラスのホテルと料金は大差ありません。
でも、こんな外観の建物だとすごく安くなります。
階段は木製でかなり急、夜は電気が付かないと真っ暗。。
外観や階段はボロでも部屋の中はとても綺麗でした。
部屋のドアは電子ロックで暗証番号入力で開錠します。
ネットはWiFiが付いてます。
小さな部屋なのでシャワーしかないですが、
洗面所とトイレもこれなら大丈夫そう。
お湯はガスなので24時間いつでもすぐに使えます。(水量は少ないけど)
小さなベランダに置かれている洗濯機はSANYO。
(三洋ブランドだけど、今はもう中国企業が製造販売)
今回、このような宿泊施設があるということは書きましたが、
安全面を無視することはできないので、
外国人が中国でこんな安い公寓に宿泊するのはお薦めしません。
同じアパートの住人とのコミュニケーションが必要な場合もあります。
欧州なんかでこんな所に滞在している人は旅の達人みたいに言われるのでしょうが。。