蘇州の園林博物館と民族博物館は、
どちらも世界遺産の拙政園、獅子林のすぐそばにあります。
どちらの博物館も無料です。
まずは園林博物館から、
拙政園と蘇州博物館、太平天国忠王府の間にあります。
園林の歴史や建築技法などを知ることができます。
世界遺産に指定されている庭園の歴史、
建物の種別、構造や建築技法などの説明、
造園方法の説明もあります。
荒廃していた園林がどのように修復されたのかについても
写真展示や説明がありました。
次は民族博物館。
民族博物館は園林博物館の前にある拙政園橋を渡った先の右側、
獅子林の敷地内にあります。入り口は園林路です。
民族博物館として使われているの建物は、
もともと獅子林最後の園主、貝潤生の持ち物でした。
現在は江蘇省の文化財としても登録されています。
南側の建物は貝家の邸宅と祠堂。
北側は、清王朝(かな?)の祠堂のようです。
(すみません、ちょっと自信ないです)
太湖周辺で発掘された旧石器時代の遺物や、
蘇州の食や伝統行事、婚礼などの生活文化が
展示されています。
民族博物館の展示物には興味がなくても、
建物だけ見に行ってみるのもありかもしれません。
時間が取れるなら園林巡りをする前に、
これらの博物館に一度足を運んでみてはいかがでしょう。
庭園の美しさを眺める以外に新しい園林の楽しみ方が見つかるかも。