中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

蘇州 蘇州の秋 道前街

2018-11-29 00:11:29 | <蘇州>生活

今週、日中は割と暖かかい蘇州ですが、

冬の足音がどんどん近づいています。

 

 

蘇州の街中で秋を感じられる場所に出かけてみました。

 

 

蘇州人に一番人気の銀杏並木道が道前街です。

 

 

道前街に行くには、地下鉄1号線の楽橋駅から人民路を南に行くか、

養育巷から学士街を南に行くのが分かりやすいです。

この辺りは路線バスもたくさん通ってます。

 

 

ちょうど今が見頃だと思います。

写真を撮りに来る人達で賑わっています。

 

 

なので、少々通行の邪魔になっても誰も文句は言いません。

でも、電動自転車も通るので車道側はご注意を。

 

 

みなさん思い思いの撮り方で楽しんでます。

 

 

黄金色の道を堪能してもらうために、

そろそろ歩道の落ち葉の掃除をやめる時期です。

この時期、上海でも同様に掃除を一時的に中止するようです。

 

 

舞い散る落ち葉もとなると、

おそらく今週末か来週ぐらいがいいかもしれません。

紅葉自体を楽しむなら天平山がいいですが、銀杏並木だと道前街ですかね。

私は続けて庭園の様子を見に行ってみることにします。

 

 

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江蘇省 常熟 沙家浜景区

2018-11-22 00:11:22 | <江蘇省>観光

沙家浜は陽澄湖の北側にある湿地公園です。

共産党が思想教育のために作った真面目な施設のある風景区です。

 

 

湿地公園としては華東地域で最大規模だそうです。

交通の便が悪い所にあるので車がないと行くのに時間がかかります。

 

 

蘇州から沙家浜への行き方をネットで調べてみると、

蘇州北バスターミナルから長距離バスで常熟汽車南駅(招商城)まで行って、

常熟5路のバスに乗り換え、沙家浜景区下車で行くのがよさそうです。

少し遠回りになりますが、常熟汽車客運北駅行の長距離バスでも常熟5路に乗り換えできます。

 

 

景区入り口のすぐ近くにあるのが、沙家浜革命歴史記念館。

いわゆる抗日で活躍した人達を紹介しています。

ここまでは無料で入れます。

 

 

念のために一応書きますが、あくまでも抗日であって、反日ではありません。

娯楽というかコメディ的な反日ドラマのテーマパークでもありません。

まぁ、見てもつまらないし、よく分からない。。かな。

 

 

公園の中に入ると水辺に沿って遊歩道が続いています。

水辺の道は木陰も多いので、暑い日に歩くのも大丈夫な感じです。

 

 

葦の中を進む小舟に乗ることもできます。(別料金です)

 

 

釣り堀でみなさん何を一生懸命釣っているかと思えばカニ釣りでした。

ちょうど行ったのが一月ほど前、上海蟹のシーズンに入ったばかりのころです。

上海蟹の雌は10月、雄は11月が美味しいと言われてます。

 

 

芦蕩劇場では、不定期ですが京劇の沙家浜が見られるようです。

杭の上でバランスをとって遊んでいる子供たちがとても可愛らしくて、

思わず写真の中にいれてしまいました。

 

 

京劇は中国の代表的な伝統演劇のひとつで、いわゆる歌劇です。

清代に北京で発展したことからその名が付けられています。

抗日劇の代表的な演目に沙家浜があります。

 

 

また、テレビの抗日ドラマの題材にもなっていて、

撮影はこの横涇老街で行われたそうです。

 

 

白酒の造り酒屋さんなんかもあって試飲できます。

白酒はあまり好きじゃないので飲まないけど。。

 

 

思想教育施設とか抗日なんて聞くと、どうだかなぁ何て思われるかもしれませんが、

これらをスルーしても、葦の湿地などの自然、遊覧船や小舟、

昔の街並みを再現した通りなど、いろいろと楽しめる公園だと思います。

 

 

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蘇州 穹窿山の万鳥園

2018-11-15 00:12:34 | <蘇州>観光

万鳥園は穹窿山の麓にある野鳥園です。

入園料は45元。休閑カードがあれば無料です。

 

 

蘇州市内からだと地下鉄1号線で木読駅まで行って、

中華園大酒店バス停から64路に、上泾村で677路のバスに乗り換えて万鳥園で下車です。

ちなみに64路のバスは北バスターミナル始発で蘇州駅南広場も通ります。

 

 

世界各地の鳥が150種、そのうち海外の珍種が20種、

中国国内の希少種が30種飼育されているそうです。

 

 

入り口のすぐそばにあるのが鳥類科普館。

子供向けの勉強施設です。

 

 

穹窿山や太湖周辺に生息する鳥類などについての解説を聞くことができます。

 

 

ほとんどの鳥は屋外にいます。

動物園でも必ず見かける孔雀やダチョウなんかもいますが、

水辺の鳥が多いような気がします。

 

 

湿地公園の中を散歩しながら鳥を見る感じです。

 

 

竹林や小さな休憩所もあります。

5D体験館というのもあるのですが、復活しそうにない感じで休業中です。

 

 

大きなバードゲージの中の鳥はあまり姿を見せてくれません。

時折見えるのは、どこかで見かけたことのあるような鳥ばかり。

そう、多分ここにはこの近辺に生息する鳥がいるのかもしれません。

 

 

さすがに熱帯系の鳥たちは小屋の中です。

カラフルな鳥たちはここにいます。

 

 

オウムの芸もやってます。

バケツを引っ張り上げたり、運んだり、かわいい芸を見せてくれます。

 

 

園内で軽食ぐらいはとれそうな感じなのは、孫武茶飲というお店1軒だけです。

 

 

ぐるっと回るだけなら1時間も必要ないぐらいの割とコンパクトに纏まった野鳥園です。

穹窿山に登ったついでにちょっと足を運んでみてはいかがでしょう。

閉園時刻は16:30とちょっと早めです。

 

 

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中国 既存銀行口座にも納税番号の登録通知がきました

2018-11-08 00:18:00 | 小ネタ

以前、記事に書いたのですが中国で銀行口座を開設する際には、

”個人納税識別番号”なるものが必要になっています。

 

 

過去記事はこちら

中国 新ルールで銀行口座開設

 

で、この制度が始まる前に開設した口座に対しては、

これまで何も言われていなかったのですが、

中国銀行からこんなショートメールが飛んできました。

 

 

中国籍を持たない人は90日以内に税関係の情報を登録してね

詳しくは中国銀行の公告を見てねと。。

ちょうど同じころ、長春日本商工会さんからも金融機関から通知が届いているので

注意して下さいとの連絡を頂きました。

 

 

公告を見ると12月31日までに手続きして下さいと書いてあります。

実際の中国銀行の公告はこちら

(Edgeでは開けません、IEなどのブラウザが必要です)

 

中国銀行の場合、手続は銀行の支店窓口に出向くか、

手机銀行(スマホの銀行アプリ)、網上銀行(ネットバンク)などで自分でもできるようです。

支店に出向く場合はパスポートの提示が必要です。

また、支店によるかもしれませんが、窓口では別の支店で開設した口座も手続き可能です。

 

 

そもそも何でこんなことになっているかというと、こちらです。

(すみません私見が入ってます)

海外に金融資産を持つ個人が特定できる情報を各国で共有して、

隠し財産を持たせないようにしましょうとG20で決めたから、

中国もそのルールに従いますよ。(もちろん日本もG20で合意してます)

 

 

だから外国人が新規口座を開設する時は個人納税識別番号が必要だし、

既存の口座も同様に調査しますよということだろうと思います。

 

 

私自身は新制度になる前に開設したのが中国銀行のみなので、

工商、建設、農業などなど、他の銀行はどうなっているのか分かりません。

他行でも何か通知が来ているのでしょうか。

 

12月末までに手続きが終わらなかった場合はどうなるのかは、

銀行にも分からないそうです。。

 

実際のところ中国で口座を持っている外国人みなさん(世界中の人たち)が、

12月末までに手続が完了するなんて到底思えないし、

早くした方がよいのか、後ですればよいのか、無視しておけばよいのか全く分かりません。

どのタイミングで手続きするかは自己責任ということでしょうね。

何の根拠もない勝手な憶測ですが、

マイナンバーを個人納税識別番号として登録したとしても、

その番号が正しいかなんて現時点では調べる手段もない。。気がしますけど。

 

 

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蘇州 太湖東山の紫金庵

2018-11-01 01:01:01 | <蘇州>観光

紫金庵は太湖の東山鎮にある仏教寺院です。

1400年以上の歴史を持つお寺です。

 

 

最初に建立されたのは唐代で、清代など幾度か修復され現在に至っているようです。

 

 

本堂の正面には優しいお顔をした仏像が並んでいます。

 

 

側面にある十六羅漢像は、南宋時代の名匠、雷潮夫妻の作品だそうです。

2006年に国の重要文化財に指定されています。

 

 

蘇州市内から公共交通で東山に行くのは未だに結構不便で、バスの乗り継ぎが必要です。

蘇州駅からなら、502路大駅車(普通の502路は途中たくさん停まります)で、

東山人民医院西まで行って627路に乗り換えて紫金庵下車です。

 

 

お寺には羅漢殿、聴松堂、浄因堂などの建物と中庭があります。

 

 

小さな山寺という感じですが、寺の周囲にも庭を造ってあります。

おそらく観光のために最近整備されたものなんでしょう。

 

 

こちらの鐘も新しく建立されたものかと思います。

自由に突いても大丈夫。山麓に鐘の音が響きます。

 

 

東山はみかんの産地です。

お寺の周りは全部みかん山で和歌山か愛媛に来たみたい。

庭はきっとみかん畑の中に造ったに違いないです。

 

 

どこを見てもみかんの木。鈴なりです。

ちょっと頂いてみました(いいのか。。)

売り物用ではないのですっぱい。

 

 

庭の奥に麺などが食べられそうな食堂もありました。

椎茸や揚げを乗せたお寺の麺を食べるのは結構好き。

でも残念ながら行った時間が遅かったのでもう閉まってました。

 

 

寺の境内には大きな銀杏の木が何本かあります。

紅葉の見頃に来るともっと綺麗だと思います。

 

 

観光客で賑わうような感じの場所ではありません。

良い所なんですが田舎なのでタクシーはまず捕まりません。

たぶんアプリを使って呼んでもなかなか来ないと思いますので、

公共交通を使うなら627路のバスがあるうちに帰る方がよいでしょう。

 

 

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