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中国でのいろいろ

中国での生活、出来事をぼちぼち綴っていければと思っています。

江蘇省 南京 鐘山風景名勝区 南京国際会議大酒店

2024-10-10 00:10:10 | <江蘇省>観光

緑の中で癒されようと鐘山風景名勝区の中で一泊しました。

選んだのは南京国際会議大酒店、お手頃価格の5つ星ホテルです。

 

 

明孝陵とイルカショーなどが楽しめる南京海底世界に隣接しており、中山陵までは800mと、

主要な観光名所まで歩いて行ける距離にあるので便利です。

 

 

ホテルから歩いて数分の場所には、明孝陵の5号門と大明孝陵神功聖徳碑があります。

大明孝陵神功聖徳碑がある場所は明孝陵景区の無料エリアです。

 

 

明の第3代皇帝の朱棣が父の朱元璋の功績を称えるために建てたもので、

朱元璋の功績が大きな石碑に刻まれています。

 

 

ホテルは一番安い部屋にしましたが、広さも十分で快適です。

おやつも持ってきてくれます。

 

 

浴槽とシャワーは別々。

大きな湯船にゆったり浸かることができます。

 

 

接客は丁寧でした。建物やロビーなども奇麗です。

ロビーにはスターバックスがありました。

 

 

ホテル周辺には飲食店が少なく、近くても600m以上離れています。

中山陵などの景区周辺には店があるので、

外で食べるなら景区近辺で食事を済ませてからホテルへ戻る方がよさそうです。

 

 

フロントにホテル内のレストランの割引券があったので、この日の晩ごはんはホテル内のバイキングで。

ちょうど、海鮮フェアみたいなのをやっていたみたいで、値段は普段より高めになっていると言われました。

割引券で40元ぐらい安くなったのでしょうか、1人158元になりました。

 

 

ストレス解消には、美味しいものを食べて、たらふくビールを飲んで。。

そんなに人も多くなく、客層はお上品な方々が多いようで、料理の奪い合いになるようなこともありません。

 

 

和洋中揃っています。といっても日本食はお刺身ぐらいです。

営業時間終了が近くなるにつれ、刺身が分厚くなっていくのはどこでも同じです。

 

 

もう量で元を取ろうとするのは無理なので、普段は手の届かないものばかり狙います。

前菜に生ハムとチーズの盛り合わせを作ってみたり。

 

 

刺身をサラダに入れてカルパッチョ風?にしてみたと、やりたい放題です。

 

 

大きなカキとステーキは焼きたてです。

見つけられなかっただけかもですが、刺身以外の海の魚は見当たらず。

 

 

ビールはカールスバーグでした。サーバーが置いてあるので自分で注げます。

ビールを入れるのは難しいので係員を呼んでくださいと書いてはいるものの、

誰がやっても泡ばかり出てくるので頼んでも無意味です。

 

 

ステーキはフィレ肉と書いていました。焼いてすぐ皿に取り分けてくれます。

柔らかくてこちらも美味しく頂きました。

 

 

パスタやピザなど単品でお腹がふくれそうなものを避けつつ、中華系も少しずつ食べて、結局食べ過ぎ。。

158元は割引価格ですが、たぶん蘇州で夜にこの値段でホテルのバイキングは食べられないかと。

 

 

朝ごはんの場所は夜と同じです。

和食はありませんでしたが、朝も洋中取り交ぜてやっぱり食べ過ぎました。。

 

 

旅行サイトでホテルを予約する際に、無料でチェックアウト時間を14時まで延長できたので、

朝ごはんを食べてから明孝陵へ行ってきました。

この日はまだまだ暑くて、戻った時には絞れるぐらいの汗だくになりましたが、

延長のおかげでシャワーと着替えもでき、さっぱりしてから帰路についたのでした。

 

 

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江蘇省 南京 鐘山風景名勝区 明孝陵

2024-10-03 00:47:52 | <江蘇省>観光

明孝陵は明王朝を建国した朱元璋と皇后の馬氏が眠る陵墓です。

2000年登録の世界文化遺産の明・清王朝の皇帝墓群に、2003年に追加登録されました。

 

 

明孝陵景区は無料のエリアと有料のエリアがあり、入園料は70元です。

大きな陵墓なので入り口は1号~7号門、それ以外にもあります。

 

 

神道は2つエリアに分かれています。

1つ目の石像路の長さは615m、6種類の石獣像が道の両側に並んでいます。

 

 

石獣像の種類は、獅子、獬、駱駝、象、麒麟、馬です。

すべて一塊の大きな石を削り、彫刻したもので、重量が80トンを超えるものもあるそうです。

 

 

次のエリアは翁仲路、こちらには4組の石翁仲と呼ばれる武将などの石像が並んでいます。

甲冑をまとった武将や、酌を持った文臣たちの高さは3mを超えています。

 

 

石像が並ぶ神道の終点には棂星門があります。

清代に破壊され6つの基礎部分のみ残っていたものを再建したのだそうです。

 

 

孝陵陵宮の正面にあるのが金水橋です。明代の橋の基礎部分などが今でも残っています。

橋を渡ると明孝陵陵宮区で、ここから先はまっすぐの道、直線状に建物が並んでいます。

 

 

金水橋の周りは、乗り合いカートの切符売り場と乗り場、飲食店や売店がある休憩スポットです。

 

 

文武方門は明孝陵の正門にあたります。

もっと大きな門でしたが、清代の戦火によって破壊された後、今の形で再建されました。

 

 

碑殿はもともと孝陵門と呼ばれる大きな門があった場所です。

基礎部分だけが残っていた場所に碑殿が建てられました。

清の乾隆帝、康煕帝がこの地を訪れたことを記録した大きな石碑が置かれています。

 

 

大きな石造りの台座(須弥座)の上にポツンとある感じの建物が享殿です。

この場所は太平天国の乱で戦場となり巨大な殿堂は焼失しました。

今の享殿は清代にお金をかけずに再建したものなのだそうです。

 

 

現世と冥界との境目になる内紅門を通り抜けると、巨大な方城明楼が現れます。

朱元璋の遺体は、手前にある昇仙橋を渡って埋葬されたとされています。

 

 

方城明楼は、朱元璋の墓である宝城宝頂の門と門楼にあたります。

巨大な石垣の方城の真ん中に大きなトンネルがあります。

このトンネルの中が結構涼しくて、暑い日には階段に座って一休みする人も多いです。

 

 

明楼の中は、3D映像で明孝陵を見る有料施設ができていました。

建物の中央はこの施設で占有されているので、周囲にある壁と展示物ぐらいしか見るものはありません。

 

 

方城明楼の後ろ側に朱元璋と皇后の馬氏が埋葬されている宝頂があります。

宝頂は直径325m~400mの楕円形の円墳で、その地下には未発掘の宮殿があるとされています。

 

 

明代の1381年に造られた明孝陵には、1398年に朱元璋が埋葬され、

最後の大明孝陵神功聖徳碑が完成するまでに32年の歳月を費やしました。

明孝陵景区の中には朱元璋の陵墓以外にも、森の中にある長男の朱標が埋葬された明東陵遺跡や、

 

 

タイガーバームで大儲けしたシンガポール華僑の胡文虎さんの寄付で造られた紫霞湖があります。

紫霞湖は遊泳禁止なのですが、地元の人たちなのでしょうか、夏は子供や老人が泳いでいます。

 

 

明東陵や紫霞湖のある森は訪れる人が少ないので静かです。

こちら側には乗り合い電動カートもあります。金水橋~紫霞湖周辺までいつくか停留所があります。

 

 

他には、梅の名所の梅谷、梅花山や、5号門を入ってすぐの場所に江蘇福岡友好櫻花園などもあります。

とても大きな景区なので行ったのは全体の半分ぐらいの場所だけです。

今回は7号門から入って5号門から出たのですが、無料エリアの大金門を通って、

大明孝陵神功聖徳碑に立ち寄り、有料エリアには5号門から入って石像の並ぶ神道区を通り、

陵宫区に入ると後戻りがありません。

 

 

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江蘇省 南京 鐘山風景名勝区 中山陵

2024-09-26 00:09:26 | <江蘇省>観光

南京の鐘山風景名勝区にある中山陵は孫文の陵墓です。

1929年、国民党政府が紫金山の中腹に建造しました。

 

 

中山陵へ向かう道は大きなプラタナスの並木が続いています。

歩道は狭いのですが心地の良い場所です。並木は見えなくなりますが並行して遊歩道もあります。

 

 

中山陵の入り口近くまで来ると車両通行止めになっているので、

この辺りで写真を撮る人も多く、人気撮影スポットにもなっています。

 

 

確か15年ほど前に一度だけ来たことがある場所です。

でも、どんな場所だったのかどんな景色だったのか全く覚えていません。

 

 

周辺は中山陵景区になっており、游客中心の周りには飲食店やお土産物屋さんが並んでいます。

 

 

以前は入園料が必要だったと思うのですが、今は無料開放されています。

ただし、入園には予約(身分証番号の登録)が必要になります。

 

 

入り口のQRコードをスキャンして登録できます。

外国人のパスポート番号にも対応しています。

 

 

山の麓にあるのが牌坊。

ここから直線で墓道、陵門、碑亭、祭堂と続きます。

 

 

陵門まで続く墓道の長さは323m、幅は70mあります。

 

 

3つの石門に青い瑠璃瓦の陵門。

掛けられている”天下为公”は孫文の手書きの文字なのだそうです。

 

 

次に少し階段を上った先あるのが碑亭。

花崗岩でできた高さ約9mの碑には、”中華民国十八年六月一日中国国民党葬総理孫氏ここに”と刻まれています。

 

 

碑亭を通り抜けると、中山陵の紹介写真にもよく登場する祭堂までの392段の階段。

牌坊からここまでの間、小雨だったのに大雨になってしまいました。

 

 

晴れていれば、階段の上からは南京市街がもっとはっきり見えるはずだと思うのですが。。

でも、ここが緑に囲まれた場所だというのはよく分かります。

 

 

祭堂には孫文の座像があり、その周りには孫文手書きの建国大綱や蒋介石の手書きの文書が刻まれています。

以前は孫文が埋葬されている墓室も見学できたはずなのですが、今回は見ることができませんでした。

祭堂の中は撮影禁止になっています。

 

 

帰り際の墓道で、このままだと溶けちゃうからと言って、

1本5元で売っていたアイスを3本5元で売っていたので釣られて買いました。

両手に持った既に溶けかかっているアイスを急いで食べるのは子供の時以来です。。

 

 

下まで降りてきた時には雨も止んで薄日が差してきました。

中山陵は国の重要文化財に指定されています。毎週月曜日は休みで入園できません。

中山陵景区には、他にも孫中山紀念館、音楽台、中山書院などがあります。

 

 

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江蘇省 南京 蘇州から南京へ初ドライブ

2024-09-19 00:09:19 | <江蘇省>観光

気晴らしを兼ねて南京まで行ってきました。

自分の車で南京まで運転するのは今回が初めてです。

 

 

蘇州から南京まで車で移動する場合、G42(滬蓉高速道路)を使うのが一般的です。

G42は上海~成都まで続く全長1960kmの高速道路、蘇州~南京は200kmちょっとです。

 

 

途中までは、北京~上海間の高速道路G2(京滬高速道路)と共用されています。

ただこの高速、交通量が非常に多く、G2、G42共用区間の無錫で必ず渋滞します。

 

 

なので、無錫周辺に出帰る際はできるだけG2、G42を避けているのですが、

南京まで行くとなるとスタート直後の無錫でジタバタしてもしょうがないので渋滞覚悟で。。

 

 

無錫の渋滞を抜け常州に入ったところで、芳茂山サービスエリアで一休み。

最近、中国のサービスエリアはリニューアルされて奇麗になったところが多いです。

 

 

常州といえば恐竜(なのか?)、芳茂山サービスエリアも恐竜推しです。

常州には中国恐竜公園という大きな恐竜テーマパーク(遊園地)があります。

 

 

ここには華東エリアに展開している中華ファストフードの老娘舅がありました。

高速道路のサービスエリアで老娘舅を見つけたのは初めて。街中よりは少し高めの値段設定です。

 

 

夏限定の魚香茄子定食(マーボ茄子みたいな感じのもの)で早めのお昼ご飯。

老娘舅はお米が美味しくて、家でもここのお米を買っています。

 

 

ちなみに常州で実際に恐竜化石が見つかった訳ではないそうです。

 

 

こちらは帰りに利用したのは鎮江市の窦庄サービスエリア。中は奇麗です。

新しくできたり改装されたサービスエリアには、たいてい日本でもおなじみのファストフードチェーン店があります。

 

 

窦庄サービスエリアはこれといった特徴があるわけではありませんが、初めて目にする看板がありました。

”女性車位”。女性専用の駐車エリアです。

なぜそれが必要なのか、そのルールを守る人がいるのか不明です。

 

 

鎮江まで来ると通行量もだいぶ少なくなって走りやすくなります。

この日の常州~南京間は渋滞もありませんでした。

 

 

今回の目的地は南京の鐘山風景名勝区、蘇州から車だと3時間半ぐらいの場所です。

大きな木々に囲まれた道は気持ちよく運転できます。

 

 

鐘山風景名勝区の中には、中山陵(孫文の陵墓)、

明孝陵(明王朝を建国した太祖洪武帝、朱元璋の陵墓)などがあります。

 

 

蘇州から南京だと鐘山風景名勝区を巡っても十分日帰りできる距離なのですが、

最近、何かとストレスを感じることも多く、気晴らしに1泊2日で緑を満喫することにしたのでした。

高速道路は新しい試みがされているサービスエリアも増えたので、

サービスエリアに立ち寄ることもドライブの楽しみのひとつになっています。

 

 

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江蘇省 無錫 無錫影都(華莱塢影都)

2024-08-29 00:08:29 | <江蘇省>観光

無錫影都は無錫国家デジタル映画産業園の中にある映画やドラマの撮影スタジオです。

撮影用のセットなどが一般公開されています。

 

 

ここには2017年に一度だけ行ったことがありました。

当時はまだ地下鉄もなく、道路も工事中でたどり着くのに苦労した覚えがあります。

 

 

あまり大したこともない印象で、その後は全く足を運ぶこともなかったのですが、

暑すぎて出かける場所もなく、今でも存在しているということは何か変わっているのかも。

と思って行ってみることに。

 

 

入園料は110元です。

蘇州の休閑カードで入園できる施設に含まれていますので、外れだったとしても懐は痛みません。

 

 

ここで休閑カードが利用できるのは、中華民国時代の街並みのセットがある民国街と数字電影科技館です。

無錫影都電影時尚街はもともと無料で入れます。

 

 

民国街の建物や、車や小物類は以前と何も変わっていない感じです。

置いてある車の多くは乗っても大丈夫。(汚いですけど)

 

 

入り口近くの大公館では、映画かドラマの撮影が行われているようでした。

屋根があるとはいえ撮影スタッフさんはみなさんもう汗だく状態で大変そうです。

 

 

ドラマの「武媚娘伝奇」が撮影されたセットでは、スタジオ撮影体験ができるようです。

実際に演じている姿を撮ってもらえるのでしょうか、漢服を着た若者が説明を受けていました。

 

 

民国街の中で涼しい場所は、この武媚娘伝奇の撮影セットぐらいです。

 

 

汽車が停まっている上海駅も以前と変わっていません。

片方は上海駅、反対側が阜興西駅になっている駅名板も同じです。

 

 

品啦明星館は今回も外から眺めただけ。

ロケットやゲームのあった遨天一号太空館と子供向けの屋内遊園施設はもうなくなったようです。

 

 

数字電影科技館は特殊撮影や画像合成の解説や体験できるようになっています。

ここに入ったことがあるのかないのかよく覚えていません。初めてかもしれません。

 

 

タイタニック号の船首に建つ姿や、恐竜に乗って空を飛ぶ姿、森の中で小動物を戯れる姿などを

映し出してくれます。ここだけは小さなお子さんにも喜んでもらえそうかもです。

 

 

無錫影都電影時尚街は掃除も行き届いていて荒れた感じは全くないです。

でも前回来た時よりも増して何もありません。店もなく人もほとんどいません。

 

 

エアコンが効いているこのような無料の施設には、近所のご老人と孫が涼みに来るのが一般的なのですが、

そのような人たちの姿もほとんど見かけません。

もしかすると近所のマンション群も売れていないのかもしれません。

 

 

食事ができる店は、雲南料理レストランの香巴拉·雲南餐庁だけになっていました。

以前は少ないながらももう少し選択肢があったのですが。。

 

 

一軒しかないので値段はあまり安くなく2~3品頼むと100元超える感じです。

米線などの簡単な料理もあります。味はこちらの人に合わせてあまり辛くしていないようです。

 

 

かつては華莱塢(ハリウッド)と名付けられていた無錫影都。

本業の映画産業の方で稼いでいるのかもですが、2017年当時と比べて更に客足が遠のいている状態で、

今でも営業が続けられていること自体が凄いです。国有企業だからですかね。

あまり期待せずに行けば、それなりに楽しめる要素もきっとあるかと思います。

 

 

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