上海浦東から長春へ飛ぶ航空券が、非常に高かったので、
12月末に新しく開通した、直通で東北に行ける高鉄に乗ってみました。
上海虹橋発、長春行きの高鉄 G1214は、
蘇州北駅を10:59に発車し、長春駅には21:49に到着します。
蘇州北駅からの所要時間10時間50分、移動距離は2833kmです。
そろそろ春節の大移動が始まりつつあるので、蘇州北駅は人でいっぱい。
でも、長春行きに乗る人は少なかったです。
蘇州北駅では、まだ少し空席がありましたが、
南京南駅で、乗車率ほぼ100%になりました。
途中、宿州(安徽省)の風景。
畑の真ん中に、大きなビルなのかマンションなのか建設しています。
商工業団地を作ろうとしているようです。
徐州東、済南西、天津、瀋陽北駅では、停車時間が少し長いので、
多くの人が外に出て一服したり、背中を伸ばしたりしていました。
済南西駅(山東省)
天津駅(天津市)
済南西駅までは、列車表示がG1214だったのですが、
天津西駅では、G1211に変わっていました。
天津西駅から天津駅までの間は、新しく作られた線路なのか、
地下を走っているような区間もありました。
天津西から天津駅までは10分ほどで到着です。
途中で乗客はどんどん入れ替わりますが、
上海から長春まで乗る人も結構いました。
私の隣の席の人は、南京南から長春まで乗っていました。
21時49分、定刻どおりに長春駅に到着です。
普段は飛行機の方が安いので、高鉄には乗りませんが、
乗り換えなしで長春まで行けるようになったので、
大きな荷物など飛行機では運びにくい荷物があれば、
高鉄を利用することも考えられるようになりました。
ただし11時間は長いので、あらかじめ停車時間の長い駅を調べておいて、
少し外に出た方がいいかもしれません。