これと言って行きたい場所がないのだけれど、ずっと家に籠っているのも。。
そんな時にふらっと出かける場所のひとつが天池山です。
だいたいいつも静かな場所です。
特に冬は人が少ないです。
今までこんな飾りつけをしているのを見たことがありませんでした。
春節の飾りつけ、というわけもなさそうです。たぶん。
冬の寒い日には、天池も凍ります。
さすがに大人が乗ると危ないですが、小さな子供なら割れないぐらいの厚さになることもあります。
天池山での行動パターンは、主に3つあります。
その1.天池を眺めてから寂鑑寺の麵だけ食べて帰る。
その2.南天門を一回りして、寂鑑寺の麺を食べて帰る、もしくはその逆。
その3.寂鑑寺の麺を食べてから、花山、白馬澗か白象湾までトレッキング。
その3のパターンは数えるほどしかありません。
ほぼ、その1でおしまい、たまにその2の南天門へという感じです。
3つの行動パターンにすべて含まれているのが、寂鑑寺の蘇州麵を食べること。
以前は、蘇州麺以外にお寺らしからぬメニューもいくつかあったのですが、
今は、一種類の麺だけになりました。
麺の方は、数年前から具材が小皿に乗って出てくるようになりましたが、
味は昔まま変わらず、優しい感じの醤油味スープです。
南天門は、天池側、寂鑑寺側どちらからでも入れます。(どちらの方向へも通り抜けできます)
天池側には、南天門と書かれた小さな門と案内図があります。
天池山のある蓮華峰は江南小黄山とも呼ばれているそうです。
もちろん、有名な方の蓮華峰は黄山にあります。
天池山は北斜面なので日当たりが悪く、雪が積もるとしばらくの間は残ったままになります。
特に南天門は日が当たる時間が短いのでしょう。
蓮華峰の北西側の斜面が天池山、南東側の斜面が花山と呼ばれています。
このあたりの山の多くは花崗岩でできた岩山です。
上から落ちてきたのだと思われる巨大な岩が重なって自然のトンネルができています。
小さなお子さんなら喜びそうな場所だと思うのですが、子供の姿を見かけたことはありません。
大人もちょっと童心に戻れるかもです。
南天門は寂鑑寺側から行く方が少し上りが多いかなというぐらいで、
天池側から行くのも道のりに大した差はありません。
天池から寂鑑寺までなら、写真を撮りながらゆっくり歩いても30分もかからないぐらいです。
途中に大きな岩が地面を覆っているところがあるので、雨や雪の日はちょっとだけ注意が必要です。
天池山には休閑カードという年パスを使って年に数回は行っています。
ずっと入園料のことは気にかけてなかったのですが、今は60元(花山と共通券?)もする。。
10年前の天池山の記事はこちら。
天池山と寂鑑寺は10年前と比べてもほぼ変わっていません。
でも、周辺の環境はずいぶん変わりましたし、道も良くなりました。
以前の記事を見て思い出しましたが、昔の入園料は30元、入園料+お茶と麺のセットでも60元でした。
都市部での給与水準も物価もあの頃と比べると同じように倍になりました。
ありがたいことに、園林カードと休閑カードの値段だけはまだ上がっていません。