小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

狼少年

2014-02-09 09:50:23 | 日記
     狼   少   年   NO.316

 話は2つあったと思います。
一つは、飛行機がアマゾン流域で墜落して、奇跡的にたった一人の赤ちゃんが生き残り、それをメスの狼が見つけて自分のお乳を与えて育てた。
少年はその狼を母親と思って育ち、推定20歳のころに人間に保護されたというお話。  ターザン物語の原点です。
実話のように語られてきましたが、そんなことは科学的に見てあり得ない作り話でした。
もう一つは、羊飼いの少年が「狼が来た!」と叫べば大人たちが騒ぐのが面白いと、何度も騒ぎを起こしましたから、本当に狼が来た時には誰も助けてくれなかったというお話です。
ところで「行政機関には無駄が多すぎる」叫んでいる「青年」がいます。でも、府(歩)を都(と)にすれば「金」になるのは将棋の世界だけ。
どさくさに紛れて市民の財産である地下鉄を民間に売却する、なんて無謀なことを言っている。
さすが市議会もバカじゃない、反対してこの案は潰されましたが、危なくって油断も隙もない。
およそ大金が動くところ政治家の私腹が肥えるのは世の常。
1兆2000億円という。  思考の本筋はそんなことだろう。
行政の無駄に警鐘を鳴らすのは良いとして、壊れた目覚まし時計みたいにいつまでも鳴り止まないのは、ただうるさいだけ。
コメント
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