古 里 NO.318
「古里は遠きにありて思うもの」「古里は寄るも触るもバラの花」(一茶)
そうです。 あまり近くにあると幻滅するものです。
遠くから見ていると美しいものですが、近づくとトゲが刺さる。
功なり名を遂げた人が帰郷すると妬(ねたま)れますし、尾羽打ち枯らしての帰郷は蔑(さげす)まれましょう。
親の代で都会に出てきた私どもには、も早や帰る古里もありませんが、日本全国の国民の心の古里は、いずこも山や川は慣れにし昔に変らねど、荒れたるわが家や・・・の過疎地・限界集落となっています。
小学校唱歌の古里は、
1 ウサギ追いしかの山は ・・・・過去形
2 いかに居ます父母は ・・・・現在形
3 志を果たして、いつの日にか帰らんは ・・・・未来形
とうまくできていますが、過去はもうないのと同じ。
今とこれからの日本人の心の古里は一体どうなって行くのでしょうか?
いや、心の古里だけじゃない、原発被害の福島ってどうなって行くんでしょうか?
「古里は遠きにありて思うもの」「古里は寄るも触るもバラの花」(一茶)
そうです。 あまり近くにあると幻滅するものです。
遠くから見ていると美しいものですが、近づくとトゲが刺さる。
功なり名を遂げた人が帰郷すると妬(ねたま)れますし、尾羽打ち枯らしての帰郷は蔑(さげす)まれましょう。
親の代で都会に出てきた私どもには、も早や帰る古里もありませんが、日本全国の国民の心の古里は、いずこも山や川は慣れにし昔に変らねど、荒れたるわが家や・・・の過疎地・限界集落となっています。
小学校唱歌の古里は、
1 ウサギ追いしかの山は ・・・・過去形
2 いかに居ます父母は ・・・・現在形
3 志を果たして、いつの日にか帰らんは ・・・・未来形
とうまくできていますが、過去はもうないのと同じ。
今とこれからの日本人の心の古里は一体どうなって行くのでしょうか?
いや、心の古里だけじゃない、原発被害の福島ってどうなって行くんでしょうか?