３億円

　　　　　　 ３ 億 円　 　ＮＯ.313
　いつだったか、サッカー籤で680万分の1の確率で3億円当たった人のことが新聞に載っていました。
銀行で3億円受け取る時に「１０００万円以上当たった人に」という書面をもらった。
なんでも「大金を持つと気持ちが浮いてしまって、気が付いた時にはスカラカンになって、その人の人生設計がくるってしまう人が多いから、充分に気を付けてください」と書いてあったとのこと。
でも「俺は違うんだ」「そんな馬鹿なことがあるもんか」・・・と思っていた。
ところが、結婚を前提に付き合っていた女性から悪性の性病（ＨＩＶ？）をうつされ、「金」をもっと増やそうと思って「堅実な」投資をしたのに、ことごとく失敗して手持ち資金は１億円を割ってしまった。
それでも、日々資産は減って行くし、この先の人生どうなるんだろうかと思うと、ストレスが溜って不眠症になり・頭痛と胃痛に悩まされ、「著明な？」
占い師に診てもらったり・精神科の医師に救いを求めて、薬物依存症のようになったりだという。
3億円当たったことが幸せだったのだろうか？・・・と言う記事でした。
でも、ちょっとくらい胃痛になってもいいから、せめて1億円くらい当たらないな・・・宝くじもサッカー籤も買わないけれど、そう思う。