競 売 NO.324
住宅ローンを払えなくなると、融資元の銀行は担保物件として抵当権を設定している不動産を裁判所に申し立てて「競売」(けいばい)に付します。
この競売に何回か参加して落札もしましたが、総じて言えることは落札物件の室内は、ほとんどゴミ屋敷同然です。
不釣り合いな豪華仕立ての宗教本がデンと並べられていますが、1ページも読まれた形跡もない。 中には仏壇まで放置してゆく人がいます。
室内のガラクタは産廃業者に依頼し処分しますが、仏壇はちょっと気味が悪いと言われるので、仏具店に処分を依頼します。
仏具店では「たましいを抜いて」焼却するということですが、魂を抜くって一体どういうことなんでしょうか?
内視鏡や鉗子や注射器も使わないで、どうやって抜くんでしょうか?また、抜いた「たましい」とやらは、どこえ持って行って最終処分するのでしょうか? あたりかまわず「不法投棄」するのでしょうか?
魂を抜いたという完了報告も・今後現れてこないという保証書も・万が一出現した場合の「取扱説明書」も何もない。
へんてこりんなサービス業が経済活動として成り立っている不思議をどう理解すればよいのやら。
住宅ローンを払えなくなると、融資元の銀行は担保物件として抵当権を設定している不動産を裁判所に申し立てて「競売」(けいばい)に付します。
この競売に何回か参加して落札もしましたが、総じて言えることは落札物件の室内は、ほとんどゴミ屋敷同然です。
不釣り合いな豪華仕立ての宗教本がデンと並べられていますが、1ページも読まれた形跡もない。 中には仏壇まで放置してゆく人がいます。
室内のガラクタは産廃業者に依頼し処分しますが、仏壇はちょっと気味が悪いと言われるので、仏具店に処分を依頼します。
仏具店では「たましいを抜いて」焼却するということですが、魂を抜くって一体どういうことなんでしょうか?
内視鏡や鉗子や注射器も使わないで、どうやって抜くんでしょうか?また、抜いた「たましい」とやらは、どこえ持って行って最終処分するのでしょうか? あたりかまわず「不法投棄」するのでしょうか?
魂を抜いたという完了報告も・今後現れてこないという保証書も・万が一出現した場合の「取扱説明書」も何もない。
へんてこりんなサービス業が経済活動として成り立っている不思議をどう理解すればよいのやら。