27.03.08 吹 き 出 物 NO.727
一旦できかかった吹き出物は、少々薬を飲んでもなかなかひっこみません。 出もの腫物といいます。
でも、その勢いが頂点に達すると自然と衰えてくるものです。
時の権力やある種の勢力の勃興なども、この出もの腫物に似たところがあります。 アベノミクスにそう
いうことを感じます。 最近のマスコミは政府を監視するという本来の立場から遊離して、政府と一緒
になって見ているだけ。 世界の「報道自由度」でも、日本は59位だそうです。
これではロシアの「プラウダ」や中国の「人民日報」と同じレベル。*
新聞には書かない三つのタブー*というものがあって、どの新聞も暗黙の掟を守っているが、今や、
その範疇外の記事だって政府に取って都合の悪い記事の報道は「自粛?」しているという。
限りなく怪しい話だって、検察が動いて初めておっとり刀で記事を書く。 マスコミの官僚化?
先走りをすれば「出る杭は打たれる? 「過ぎたるは及ばざるが如し」とは言うけれど、国民に
とってもっと大事なこと、もっと知りたいもっと報道すべきことを報道する勇気がほしい。
* 崖っぷち国家 日本の決断 孫崎 亨他 を参考にしました。
* 三つのタブー 「菊」・・・皇室批判。 「鶴」・・・創価学会批判 「荊」(いばら)・・・批判。