小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

70歳死亡法案可決

2015-03-09 21:52:42 | 日記

       27.03.10    70歳死亡法案可決            NO.730          

 「70歳になった者は安楽死しなればならない!」という法律が可決されました。  この法律が成立

した日現在70歳を超える者は、法律成立の日から起算して2年を経過すると、同じく安楽死をしなれ

ばならない。

この法律適用を免れることが出来る者は、国会議員経験者・皇族・医療費介護費を全額自己負担と

することを宣誓したもの・年金の受給を辞退する者・かつ、ボランテイア活動をして社会に貢献する者

などとなっている。

この法律の制定の目的は、激増する社会保障費(年金・生活保護)・高齢者医療費などの費用負担

のために国家財政が破たんすることを防止すること。

また、役に立たなくなった老人の生計・医療費などを、次代を担うべき若者に過重負担させている現

状を打破し、国力を取り戻すことにある・・・など、荒唐無稽ともいうべき内容ですが、若者のニートの

問題・老人介護の厳しい現実・江戸時代と変わらない男社会の意識の問題・身勝手な利己主義が蔓

延する現代社会の現況・家族ってなんだろうか?と風刺し、また厳しい問題を刃のように突き付ける。

それなのに読んでいて面白いと感じさせる筆さばきの素晴らしさ、そして最後はハッピーエンドで終わ

る、久しぶりに読んでいて楽しく・面白い本でした。    一読をお勧めします。 

*「70歳死亡法案可決」 垣谷 美雨著 幻冬社 刊

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朝日

2015-03-09 21:17:09 | 日記

        27.03.09      朝     日            NO.728          

 朝日新聞を50有余年間愛読、他の新聞はタダでも読まない一徹者。

入社試験の機会を得て挑戦しましたが、競争率500倍という難関で私が受かるわけがありません。

声欄には10回投稿すれば1回程度は掲載されるものの「かたえくぼ」欄には何回挑戦しても、ただ

の一回も掲載されたことがない。   それでも「踏まれても ついて行きます 下駄の雪」みたいに、

朝日一辺倒を墨守。     沈着冷静で良識的で何よりも時の権力に迎合しないことが良かった

そんな朝日でも過ちを冒すものです。  戦前は翼賛記事を書いて国民の戦意を煽ったし、戦後は

その反動と反省で左寄りになり過ぎて、共産党の赤旗新聞と変わらないと言われるほどに傾斜し

、社内の左翼勢力とそうでない勢力が抗争して混乱し、結果、実子のような存在だった雑誌「朝日

ジャーナル」を廃刊するところまでになってしまいました。

朝日ジャーナルの最終刊は「あかい あかい あさひ あさひ」と自らを揶揄した内容で締め括りま

した。  名物記者の影が薄くなって、荒垣秀雄・本田勝一・深作惇郎・手嶋龍一・伊藤千尋などの

優れた人の面影はなく、朝日の記事を批判する池上彰の記事を没にしたり、誤った報道の訂正も

謝罪もしないまま何十年を過渡とする傲慢さを攻撃されて苦境に立つなど、硬直化が激しい。  

朝日よしっかりと立ち直れ!・・・と言いたい。

*「あかい あかい あさひ あさひ」は、戦前の国民学校(小学校)一年生の国語の教科書の最初

に出てくる文言です。

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