27.06. 10 新 自 由 主 義 NO.821
結構じゃありませんか、なんたって今の自由主義ってのは相当に使い古してカビ臭くなっているんで
すから。 自由民主党のいう自由は「民」が「主」(あるじ)であると看板に掲げているのに「民」はちっと
も尊重されていないのですから、この際思い切って刷新する必要がると思う。
それで、その一つである教育の場における「新自由主義」を覗いてみましょう。 中曽根総理の時代
に言い出したものが今実を結びつつある。 でも、それは教育を市場原理に委ねる、教育に経営感覚
を注入して金儲けのネタにする「自由」なんだそうです。
ベネッセとかNTTデーターベースとかが「教育産業」に参入してきて、全国の学生の成績などの個人
情報を独占して、受験産業を起業する「自由」を謳歌しているのだそうです。
いずれは学校の先生という職(人)を独占して、ランク付をして教育機関あて派遣する「企業」になりそ
うだって。 これってちょっとヘンじゃあないですか?
*ブラック化する教育 大内 裕和著 を参考にしました。