27.06.14 新 自 由 主 義 4 NO.825
自然界では生存に適するもののみが生き残れるようになっている。 これを自然淘汰・適者生存の
法則と言っている。(ナチュラルセレクション)
だから、鳥類としてはあまりにも大きく攻撃力(防御力)を持たない「コウノトリ」は、絶滅する運命にある。
なのに、人間が保護しようとするのは自然の法則にてらして、逆行する愚行だとある学者が述べている。
「ブタは死ね・狼は生きよ」ということか!?
米も・車も・医療も・テレビも・関税障壁を取り払って自由競争にしよう。そうすれば、古い体質の企業や製品
は自然に淘汰されるから、必要なものが必要なだけ生き残れることになる。
これがグローバル・スタンダード・ルール(アメリカン・ルール)だという。 でも、そんなことを環境を整えな
いで急激にやったら、 ウサギやペンギンや羊などは絶滅してしまう。
TPPの日本の立場は、そういうシステムに日本が入るのかどうかという岐路に立たされている、ということ
ではないでしょうか?
少なくとも日本は「猛獣」ではあり得ない。 日本はウサギか・ちょっと癖の悪い狐か?