27.06.24 資 産 運 用 セ ミ ナ ー NO.835
株価が上昇して高原状態に入れば、各地でやたら「資産運用セミナー」が行われます。 資産運用と
言ってもほとんどは「今こそ株の買い時」という株式投資への勧誘です。
平均株価が8000円を割っていたものが、今や2万円を超えた。
日本の経済は立ち直り、デフレを脱却して力強く上昇気流に乗ってさらに上昇し、3万円は射程圏などと
著名な?コンサルタント(予想屋)が熱く語るから「素人」は煽られます。
コンサルタントの説明はわかりやすく至極楽天的で銀行に預金している自分はバカだと思うようになります。
バスに乗り遅れまいと、銀行預金を引出し・保険を解約して、ありったけの札束を抱えて・高ぶった気持ちで
証券会社に向かいます。 でも、ちょっと考えてみてください。
セミナーは誰が・誰のために・どれだけの費用使って・そのお金は誰がだしているのでしょうか? 立派な
会場や豪華なホテルの大広間を借り切っての「セミナー」です。 1000万円はかかるでしょう。 でも、受
講料はタダです。 なんの関係もない人や組織が、赤の他人にお金儲けの秘術をタダで教えてくれるなんて
ことはあり得ないことです。
つまり、いつかどこかできちんと「年貢」を納めさせられることになっているインチキなのです。
・・・続く。