27.07.24 風 見 鶏 NO.865
神戸の異人館街のある洋館にある風見鶏が有名ですが、札幌の時計台と同様なんの変哲もないシ
ロモノです。 土佐の高知の「はりまや橋」も金沢兼六園の「ことじ灯籠」も同様、見てがっかりでした。
「風見鳥」は鶏の格好をして屋根の上に置かれ、風向きにしたがって頭部を向かわせる機能を持って
いる。 さて、政界風見鶏と称されたのは中曽根康弘でした。
複雑怪奇な政界で小派閥だった彼は、金の流れ勢力の趨勢などを巧みに読み取り、土壇場で有利な
方に身を置く才にたけ、ついに総理大臣にまでなった。 派閥政治は弊害も多いけれど、なにがしか
の切磋琢磨があり、曲がりなりにも日本の政治の梶を取ってきたが、今時の自民党にはそういう派閥
も批判勢力も何もない。 いわゆる「ヒラメ」議員ばかりで、みんな安倍さんの方を向いている。
世界には三大がっかりというのがあるが、日本ではどこを向いてもほとんどみんながっかりばかりで
つまらない。
*世界の3大がっかり。 ブリュッセルの小便小僧 マレーシアのマーライオンコペンハーゲンの
マーメイド (地名には自信はないけれど)