28.11.15 言語明瞭意味不明 NO.1344
かつて総理大臣を務めた竹下 登を称してこう言いました。 話の一つ一つは解りやすく明瞭
なんだけれど、聞き終わってさて竹下は一何を言ったのかと思い返してみると、何を喋ったの
かはさっぱりわからない・・・というのが彼の特技でした。 言質を取られない一種の才能でし
た。 でも、最近のテレビのバライテイー番組もそういうことが多いんじゃありませんか?
各人がてんでばらばらに発言して、何がおかしいのか知りませんが下らん動作や意味のない
言葉を羅列して、寄って集ってみんなゲラゲラ馬鹿笑いしている。
なんのために何を言わんとしているのかさっぱり解らない。
こういうのを一種の「出来試合」というのでしょうが・・・電波は公共のものなんて言ってますが、
何が公共か馬鹿者!と言いたい。 殊に、政権の干渉が入ってテレビ局は戦々恐々として、政
権の顔色ばかり伺って、なお一層おもしろくなくなっている。
テレビはもう死んでいる。