小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

味方千人・敵千人

2016-11-28 19:38:16 | 日記

      28.11.29       味方千人敵千人      NO.1358

 「味方千人・敵千人」という言葉があります。 でも、今時は味方が減って多分敵の

方が多くなっているでしょう。

さて、兄さんが死去した後「人は住まず相続の手続きもしないで放置していた借地上

の建物があって」その建物を貸してほしいという人がいますが、貸してもいいので

しょうか?・・・という相談がありました。

その兄には子はなく・その妻も2年前に死去したため、弟のT氏が「管理」していたも

のです。

1 借地契約の条件では、土地を返却する場合には建物を撤去して返還する。

2 地主は他人に貸してもいいと「言っている」

3 他の兄弟は、この不動産について権利を放棄すると「言っている」

4 現在T氏がこの不動産の固定資産税を払ったり、数か月に一回程度掃除に行くな

どの「管理」している。  というものです。

私のアドバイス

その不動産をあなたが他の第三者貸すことはダメです。

地主さんは「転貸」してもいいと「言って」いても、書面による承諾書をもらってい

ない場合は、承諾はないのと同じです。

万一、承諾書のないまま転貸した場合、地主から「解約違反」を原因として裁判を起

されて、損害賠償を請求されるリスクがあります。

・・・・続く

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