小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

マゴにも衣裳

2018-04-13 20:07:16 | 日記

      30.04.14    マ ゴ に も 衣 裳  NO.1859

 「襤褸(ぼろ)は着てても心は錦・・・」と水前寺清子は歌っていますが

襤褸は襤褸です。 昔ある喜劇俳優が乞食スタイルの襤褸を着てあるデパ

ートに入ろうとしたところつまみだされました。

その時、実は私は喜劇役者の○○というものです、たわむれにこういうこと

をやっているのです・・・と名乗ったのですが、誰も信用してくれません

でした。

そういえば、15年後ほど前に「有栖川の宮」という皇族の名を騙って、

戴冠衣装に身を包みそれらしき言葉を使って、芸能界の著名人を誘ってパー

テイを開いてご祝儀(金銭)を騙し取ろうとして、何回目かに化けの皮露見

して、詐欺容疑で逮捕された男がいました。

このように、マゴにも衣裳(マゴは「孫」ではなくて「馬子」・・・馬引き

人足)で、立派な衣裳をさせておればそれらしく見えるという意味。

そういう社会的な風潮があるから、だます人・だまされる人がでる。

本当の有徳人はブランド品を欲しがったり、キンキラキンに身を飾ったりは

しません。

人は外見で判断すべきではなく、その言葉と行動によって評価すべきではないでしょうか・・・。

なかなか難しいことですが、外見ばかり見ているとコロッと騙される。

コメント
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