30.04.24 タ コ NO.1869
市民派弁護士として名を馳せた中坊公平という人がいました。 彼の
あだ名は「タコ」。 彼の風貌からも連想されますが、彼の下で働いた
ことがあるイソ弁先生(俗に居候弁護士・・・自分の事務所を持たず他
のボス弁の事務所で勤務する弁護士のこと)によると、中坊事務所はま
るで「タコ部屋」だった。 死ぬほどコキ使われたといいます。
使いの荒さでも有名でした。
その人が、自らの不手際で弁護士を廃業せざるを得なくなったのです。
まさに「策士作におぼれる」の見本のようでした。
一方で市民派を演出しながら、他方でしっかりと辛らつな金儲けをして
いたとも聞きます。 中坊の(顧問契約)の看板を掲げているだけで、
ヤクザも事件屋もちょっかいを出さない、中坊の看板は「お守り札」の
様な働きをしていました。
しかし、世の中そういう「偶像」で難を逃れるなんてことは通用しなく
なって来たようですね。 中坊公平は「公平」ではなかった?。