30.04.15 ハブとマングース NO.1860
今は動物愛護ということでやっていないようですが、沖縄旅行では
「ハブとマングースの決闘」というのが観光コースに入っていました。
体長20cmほどのネズミくらいの大きさのマングースと1.5mもあ
る毒蛇(ハブ)との決闘ショーです。 勝負はおおむね30秒ほどで
決着し、ハブはマングースに頭を食いちぎら
れて敗北し、沖縄名物物ハブ料理の食材になります。
ただ、100回に1回ほどの割合でハブがマングースをかみ殺すこと
があるようですがこれはまぐれ。 マングースはもともと沖縄に生息
していたものではなく、ハブの被害に悩まされた沖縄政庁がハブの天
敵マングースを海外から輸入して、沖縄全土に解放したのです。
ところが、そのマングースが近年増えすぎて、養鶏場を襲い・絶滅を
危惧される天然記念物(動物)を根こそぎ食い荒らして、今やマング
ースはハブの天敵と言うよりも、人間の天敵になっています。
このように安易に便利なものに頼ると、後で非道い目にあうことがあ
るのです。
いくら便利に見えても、政治家やヤクザと付き合うことは危険です。