30.04.16 人間本来無一物 NO.1861
どんなに偉い人だってオギャーと泣いて生まれ出て、痛い痛
い・苦しい・苦しいといいつつ死んでゆく。
この世で幾ら財産を築いても・反対に幾ら借金をこしらえても、
あの世とやらへ持っては行けません。
人間の欲には限りはないけれど、妻子を困らせることなく生活が
できればそれでいいとしなければなりません。
でも、そのほどほどというのが一番いいのかもしれませんし、そ
う言うことがなかなかできにくい世の中になってきました。
大きな夢や欲望を持つのもいいいかも知れませんが、それが達成
できなければ何もならない。
人生を終わるその最後の日に周囲のみなさんに「有難う皆さんのおかげで楽しい人生を過ごすことができました」「一足お先に失礼します」「さよななら」・・・と静かに眠るように入寂出来る人生ありたい。