小言コウベイN

日々感じた風刺等について書いています。

ようへん天目茶碗3

2017-01-29 18:58:00 | 日記

  29.01.30    ようへん天目茶碗3        NO.1420

 

 鑑定に出されたこの磁器が、もし偽物だった場合はどうなるでしょうか? 鑑定士の中島 誠之助の権威は失墜するでしょうか? 中島がもし、この磁器が偽物であると知りつつ、依頼人に便宜を図り依頼人が他の第三者に高額で売りつけるための偽計を企てたものならば、詐欺幇助になるのでしょうか?

依頼人は真贋を知らなかったので、中島の鑑定を信じて高値で売却した場合で、後日になって買主が贋物と知り、売主に対して損害賠償の請求ができるのでしょうか? または詐欺罪で告訴・告発できるのでしょうか?

詐欺罪での告訴・告発は困難であろうと思いますし、損害賠償も困難でしょう。  出来たとしても「錯誤」による契約の解除と代金返還請求くらいではないかと思います。

それだって、売買があった日の翌日から起算して、最長10年以内に請求しなければ「時効」に掛ってしまい、請求権が消滅してしまいます。

でも、私なんか茶器はおろかご飯茶碗だって、100均で買うくらいですから、骨董品の贋物をつかまれるなんてことは金輪際ありませんはから、枕を高くして眠れるのです。

 

 
 

 

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ようへん天目茶碗2

2017-01-27 20:28:27 | 日記
 

29.01.29  ようへん天目茶椀     NO.1419

 

 ある時、天王寺区茶臼山の一角にある古家を壊して新築の家屋を建替えるべく工事に着手したところ、敷地の地中から身長が優に2メートルはあると思われる江戸時代の人骨が出てきました。

当時の日本人では考えられないものだったので推理が始まりました。

史実をたどったところ、織田信長にある武将が外国へ行った際の土産に贈った「黒人の奴隷」だったということがわかりました。

信長はその黒人を「黒助」と名付けて可愛がり、自分の馬の世話をする「馬回り役」に取り立てて、信頼もしていました。

ところが、例の「本能寺の変」に遇って、自分の命はもはやこれまでと悟った信長は、家康から拝領して家宝として重宝していた「ようへん天目茶碗」を後世に残すべく、その黒人に持たせて光秀の目をごまかして密かに逃避させたのです。

茶臼山に知己の豪商「某」がいる、その男をたどってゆくように・・・と黒助を送り出したのです。

その黒助は信長の命令を忠実に守り命からがら茶臼山につき、その「某」に助けられて屋敷に引きられましたが、信長の最期を聞いて「某」に邪心が湧き、黒助をたくみに扼殺して地中に埋めて「ようへん天目茶碗」を自分のものにしてしまったのです。

茶臼山から出た2メートルという人骨は、信長が可愛がった黒助だったのだろうと推定されます。

信長は光秀にも欺かれ、親しくしていた豪商の「某」にも欺かれたのでした。  信じる者は裏切られる。 ようへん天目茶碗には怨念が宿っています。  いい加減な推理ですが・・・

 

 

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ようへん天目茶碗

2017-01-26 19:42:20 | 日記
 

29.01.28  ようへん天目茶碗     NO.1418

世界に3つしかないが、もしかすればもう一つあるかも知れないと言われていた「ようへん天目茶碗」という中国の古磁器が、テレビの人気番組「なんでも鑑定団」に持ち込まれ、鑑定士の中島誠之助氏が「国宝級の逸品・ほんものに間違いありません、2500万円です」と鑑定したところ、ほかの専門家から異議が出た。

番組が本物と鑑定した茶器は真っ赤な偽物で、本物ならば100億円もするし、ちょっと知識があれば偽物とわかるしろものだと言って譲らない。

一方、鑑定に出した当人にはやっかみの半分のイヤガラセの電話がかかって来たり、マスコミがうるさく付きまとうのでノイローゼ気味になり、もう一切だれにも会わないし、茶碗も公開しないと「面会謝絶」を宣言したという。

茶碗が本物かどうかは別として、どうせ面白半分のテレビ番組なんだから、そうそう騒ぐほどのこともないのではないかと思います。

それが本物かどうかなんてどうでもいいことで、人様が騒いで話題になりテレビの聴取率が上がれば万々歳なんだから、民衆はただ踊らされているだけなのではないのでしょうか?

・・・続く

 

 

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始末書3

2017-01-25 20:14:39 | 日記



     29.01.26       始 末 書 3        NO.1416

 日付け・宛先・記名者略  <始末書全文>

昭和年月日 時刻 頃 市内○○町○○番地先 路上に置いて府警察交通課所属巡査○○

により、私が乗用していた原動機付自転車 登録番号○○に関して、盗難車両の嫌疑あ

りとの事由によって職務質問を受けました。

1 私は、本件車両を年月日 時刻頃 市内○○地先路上に放置されていたものを拾得 

 し、またナンバープレートについては、同期日後に市内○○地先路上に放置されてい

 廃車両より取得したものを合体したものであります。

 この行為は、同警察官の説明によると窃盗ないし遺失物横領の罪・その他の法令に

 違反するとの指摘がありました。

2 私は、本件車両およびナンバープレートは放置物または無主物であると判断して  

 拾得したものであって、仮にも所有者が存在して適法に運行の用に供されているも

 のを窃取するような意図は全くありませんでした。

3 平素職場においては限られた予算を可能な限り効果的に使うために、廃物利用や

 資源リサイクルに関して、管理職の指導の下に一丸となって取り組んでいるところ

 から、本件「放置車両」を一見して「もったいない」との思いが高まり、有効活用

 をしたいと思った次第です。

4 しかしながら、法律の規定をよく知らなかったために、軽率な行為に及んでしま

 い、ご指摘を受けて初めて事の重大性を知るに及び痛恨の極みであります。

5 今は衷心より深く反省しおりまして、今後はどのような目的であっても、法に抵

 触するような行為にならないものかどうかについては所属長に意見を伺い、その指

 導に従って慎重に対処してまいりたい所存です。

本件については深甚に反省するとともに、今後はこのようなことを2度と起こさない

よう誓約し本件の顛末といたします。

*この始末書を提出した後、上層部で検討された結果、作業員への処分は比較的軽い

処分で終わりました。

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始末書2

2017-01-24 20:23:28 | 日記

      29.01.25                 NO.1415

  作業員にはこういう質問しました。

1 あなたは、バイクやナンバープレートを「盗む」という認識があったの? (犯 

  罪の意識がなかったというように暗にアドバイス。)

2 なぜ、他人のものを勝手に持ち帰ったの?

 (無主物、または放置(不用品)であると思ったというように暗にアドバイス)

3 なぜそれらを合体して乗ることにしたの?

  面白半分? それとも、仕事に生かせて仕事を能率的に進めようと思ったからな

  の? 平素から廃物利用・資源リサイクルの思い入れがあったからと違うの?  

 「もったいない!」そうは思わなかったの?

4 でも、そんなことやって悪いとは思わなかったの?

  法律のことはよくわからないけど、ちょっとその時は気が付かなかったというこ

  じゃないの? 警察や所属長に叱られて初めて気が付いた、でも、それまで気が

  至らなかったの?  ちょっと軽率だったと思わない?

5 今後もこういうことまたやっちゃうの? もう2度とやらないよね?

6 𠮟責は、ぐじゃぐじゃうるさいと思う?  

 結果として間違いを犯してしまって、真摯に反省してるんじゃないの?

 そういうことを書面に書けばいいんですよ・・・と助言してあげましたが

 本人も所属長もうまく表現できないと嘆くばかり。

 じゃあ仕方がない「下書き」をしてあげましょうと言って、次の書面を書きまし

 た。 続く・・・

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