R 01.12.07 話 上 手 NO.2400
「話上手は聞き上手」と言いますね。 話が旨い人とは自分のこと
を立て板に水を流すように淀みなく話をするのではなくて、相手の話
をよく聞いて相手の言いたいことを充分に引き出し、その上で足りな
い部分を適当にアドバイスしてあげることだという。
著名人の言葉の真似ではなく、引用して適宜に配置した短い話がベス
トだという。 ところがわれわれの周辺の高齢者になると、人の話
を最後まで聞かないばかりか、相手の話の途中を遮って自分の主張を
ねじ込む悪い癖の人が多い。
その上、本題とは関係のいない無駄話がほとんどというところが気に
かかります。 「５分で話せないことは話さない」「聞く耳は２つあ
るが・話す口は一つ」「自分が喋るより２倍も３倍も人の話」を聞く
ようにしたいものです。
時には、なにを言わんとしているのか解らないような退屈な場合もあ
りますが・・
＊川柳 除夜の鐘 税が上がって １１０に ・・んなわけないか・
R 01.12.06 健 康 寿 命 NO.2399
コワイ話ではありませんか、人様の世話を受けないで自分のことは
自分でできるいわゆる健康寿命は、男性の場合７３歳・女性の場合７４
歳、つまり、男性では約９年・女性では約１４年間、人様のお世話
（介護・支援）を受けなければ生きて行けないという。
この健康寿命を可能な限り伸ばすことは重要ですが、どうやっても自分
自身が、何時かは介護を受けなければならない時期が来る。
介護はされる方も大変ですがする方も大変です。使命感を持って誠心誠
意介護することは美談ですが、あまり真剣にやると自分自身がストレス
になったり・鬱になったりたりする。
そうなると、介護される方だって質の高いサービスを受けられなくなる。
家族の介護のために仕事を辞めたりする人が多いのですが、そういうこと
は可能かな限りさけるべきではないでしょうか？
＊田辺鶴瑛氏の「ふまじめ介護」は示唆に富んでいます。
R 01.12.05 捨 て る NO.2398
「酒は涙か 溜息か 心のウサの 捨てどころ・・・」と言う歌詞の
歌がありました。 心の「憂さ」は捨て処がありますが、原発の核廃
棄物は捨てるところがない。
地中数百メートルも掘って埋めるのでしょうが、放射性が半減するまで
に十万年かかるという。 捨てられないのと同じです。
ところで土地（不動産）もです。 これも捨てるところがない。
耕さなくなった田畑・住まなくなった故郷の廃家（歌にもある）などが
、九州の全面積に匹敵するほどあるという。
どこかに持って行って捨てるという方法がない。 でも、不要となった
不動産だって、所有者（相続権者）には管理責任がある。
ホームレスなどが住み着いて失火でも起こして近隣に類焼させれば「俺
は知らん！」とは言えません。 処分を考えましょう。
R 01.12.04 そ ろ ば ん NO.2396
「身の程知らず」というのでしょうか中学生の時、誰でも出場出来る
ということだったので、後学のためにと思って日本珠算選手権大会の
大阪予備選に出場しました。
加・減・乗・除のほかに・見取暗算・読み上げ暗算・胸掛け（むなが
け）・胸割（むなわり）・伝票暗算・・（そろばんを使わないで目視
で掛け算や割り算・見取算をする競技）があって実に壮観でした。
特に印象的だったのは読み上げ暗算で、最後まで残った人たちの暗算
は６ケタ（つまり１０万台の数字で、答えは７ケタ１００万台になる）
でしたから、とても人間ワザできないものと感動しました。
ところで、今年の選手権での暗算は１６ケタで、とても口頭で読上げ
られないので、電光掲示板にチカチカと表示し、それを見て選手が答
を書く。 もはや人間の能力を越えバーコードを読み取るAI「機械」
のようになった感じがします。
でも、人間の能力が向上するのは良いことだけど、数字に強くなるだ
けではなく、他者を思いやる心や倫理観や互譲の精神・公徳心の方も
発達してほしいものです。
R 01.12.03 ウ イ ル ス NO.2396
インフルエンザの流行が懸念されています。 細菌の生命力が強く
なって、人への感染力の強力化の危険性も心配されます。
古代ローマやアステカ・マヤ・アンコールワットなどでは、人類が突
然忽然と消えてしまったほどに、ある種の細菌が流行したのではない
かと考えられています。
核兵器や自然災害も脅威ですが、インフルエンザをはじめとした細菌の
爆発的な拡大（パンデミック症候群？）もまして脅威ですね。
ところが、日本ではそういう未知の恐怖に対する対応は、先進諸外国に
比べると随分に遅れをとっているという。
時の総理大臣が反社会的勢力の人物を招いて、呑気に桜を見ているよう
では心もとない。
＊川柳を一句
安倍夫妻 詐欺師が集う 鑑桜会
