雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 7月18日(日) 暑さで望遠デジカメが壊れました

2010年07月20日 05時41分17秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 7月18日(日) 暑さで望遠デジカメが壊れました

 いつも持ち歩くカメラは、薄いデジカメで、1台はマクロ接写用で等倍まで接写できるもの、もう1台は12倍のズームで望遠がきくものです。
 ずっと使っていて酷使しているはずの接写デジカメから壊れてもおかしくないと思うのですが(たぶん、もう撮影ナンバーで1万枚が限度で、2回転つまり、2万枚を撮影している)のに、1万枚を超えたばかりの望遠デジカメが壊れてしまいました。

 N子さんに「暑さで望遠デジカメが壊れちゃった」と、できるだけ客観的に聞こえるように言ってみました。
 ボクの方をじろっと見て『うそでしょ、智彦くんが床に落として壊したんでしょ』という顔をしたので、「えっと、でも、ないと困るので」と頼み込んで、みました。

 浜松市との交渉より、きびしいです。
 なにより、自分の手の内を知られているのが、きついですね。

 調べてみると、4万円くらいで、一眼レフ・デジカメのかなり高倍率のが買えそうなので、もうそれに買い換えようかなと、N子さんを説得する資料を集めています。

雨宮日記 7月17日(土) 久しぶりに美術展へ

2010年07月20日 05時06分27秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 7月17日(土) 久しぶりに美術展へ

 N子さんと、私たちの共通の親友と3人で、クリエートへ絵を見にいきました。
 浜松在住の画家のN・Hさんから招待券をいただいたのもありますが、宣伝チラシを見て、なんだかよさそうと、行く気になりました。
 N・Hさんご夫妻と、娘さんのYさんが出品しています。
 
 「第70回美術文化展」です。
 クリエート浜松の3階を借り切った大規模な全国展です。
 すみませんが、これを書いている今は、7月20日で、もう終わっています。

 見ていない人には、あんまり意味はないけど、気に入った作品を書いておきます。

 岡田徹さん(故人)の「春夏秋冬図」。鳥人がいたりする異世界を描いているファンタジー的な作品。こういうのは好きです。「春」の中心の山にあるのは明らかにペニスですね。その下の谷間で透明な液体が噴き出しているのは排泄口ですか。
 「秋」で大きな鳥の身体と思われるのを鳥人たちやみんなで食べているのも、いいですね。循環社会です。

 加藤すみ子さん「たゆたう」。こういう青い色調は大好きです。空の青なのか、海の青なのか、上部の不思議な模様は命の営みの網でしょうか。

 寺田伊勢男さんの「漂う」。黒いバックに緑の藻のような繁茂して、白い泡のようなきらめきが。

 見崎泰中さんの木の彫刻「一葉・補陀落(ほだらく)の舟」、いいですね。補陀落とは、観音様の信仰で、観音様が降り立つとされた島または山です。
 このほだらくを求めて舟で渡海するのが「補陀落渡海」という海での死を覚悟した船出です。和歌山県の熊野では中世にこのような「補陀落渡海」が20回もおこなわれたとあります。
 見崎さんがこういうイメージで彫刻されたのかどうかはわかりませんが、大海の中にうかぶ「1枚の葉っぱ」のような感じでしょうか。
 
 N・Hさんの「おもい」を見ました。これまでの、どちらかというと緑と青の色調の風景画と違っていました。
 周辺の緑系統のバックの中心にオレンジ系の「人物」がいて、オレンジと紫の色調がすごく新鮮でした。
 ちょうど会場にN・Hさんがいらっしゃったので、解説してもらいながら、絵を見ました。
 ぼくは勝手な感想で「オレンジは怒りか希望か、紫は悲しみか絶望かでしょうかね」としゃべりました。
 解釈はどうあれ、すこし前にピアニストの仲道郁代さんが言っていた「芸術は伝統と変化です。変化しなければ芸術ではない」という言葉が蘇ってきました。
 N・Hさんは、私たち夫婦より20年以上高齢の方なので、その年令で(いわゆる「後期高齢者」です)、どんどん変化できることにすごく感動しました。
 ぼくらも変化しないと。