新・本と映像の森 342 ワタナベ・コウ『ワタナベ・コウの日本共産党発見!! ①~③』新日本出版社、2018年~2020年
①は171ページ、②は190ページ、③も190ページ、3冊で合計551ページ。各定価本体1500円。
2016年12月から2020年まで4年間、月刊雑誌『月刊学習』で続いた連載。36本分のまとめ。
ワタナベ・コウさんは1963年生まれ、「裁縫家、漫画家、イラストレイター」。この連載は偶然、ワタナベ・コウさんの裁縫教室に赤旗編集局の女性が生徒としてきたことから実現した。
①の帯は「無党派のワタシがゼロから知った日本共産党」、②の帯は「読めば必ず発見あり!共産党のイメージが変わるかも」、③の帯は「新人からベテラン党員まで初心が刺激されること間違いなし?!」
ボクは文章部分よりも「マンガ・イラスト」の部分だけでも必見の価値ありと思います。
以下、ボクの大事だと思ったところ。
田村智子さん ① p11・13
第27回党大会 ① p51~56
緒方靖夫さん ① p118・120
党資料室 ① p127~134
ネット戦略 ① p158~165
京都の共産党 ② p26~31・34~36
いわさきちひろ ② p62~70
赤旗の印刷輸送配達 ② p126~137
福島原発 ② p160~170
松川事件 ② p174~184
横田基地 ③ p8~16
小林多喜二 ③ p53~64
映画監督 ③ p88~103
ハンセン病差別 ③ p125~134
沖縄戦 ③ p141~145
瀬長亀次郎 ③ p147~153
沖縄米軍基地 ③ p157~170
もちろん、ほかの珠玉もあります。山下さんとか大門さんとか本村さんとか……。