雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

新・本と映像の森 269 星野道夫『アラスカ 永遠なる生命』小学館文庫、2003年

2019年06月04日 13時54分53秒 | 本と映像の森


新・本と映像の森 269 星野道夫『アラスカ 永遠なる生命』小学館文庫、2003年

 221ページ、定価本体800円。

 写真集なんだけど、文章も輝いている。ふつう映像が得意の人だと、文章は得意でない人がふつうなんだけど星野さんは右脳・左脳が両方とも働いている。(ボクはどうかな?)。

 アラスカの大きな動物や小さな植物たち。

  カリブー(トナカイ)。
グリズリー(ヒグマ)。
  ムース(ヘラジカ)。
  ジャコウウシ。
  ジリス。
  ザトウクジラ。
  シロフクロウ。
  オオカミ。
  
 好きなシーンはカリブーの旅(p38~39)
 ワンダー湖にやってきたムース(p86~87)
 シロフクロウのヒナ(p123)。
 ジャコウウシの円陣(p186~187)。

 巻末の年譜を見ると、星野さんは1952年9月27日生まれ、ボクより1才上。1996年に43才で、カムチャッカ半島でヒグマに襲われ死亡。

 著書の終末、p205には「人が一生を閉じる瞬間。だれでもあるひとつの強烈な風景を思い出すとしたら、自分はアラスカで見続けたオーロラではないだろうか・・・」

 そのときボクは何を思い出すだろうか。

 星野さんの写真集は、まだもっと見てみたい。

 


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