雨宮日記 11月16日(金) 則子さんと詩についての対話
則子さんが俳句を作り始め、「句会」に参加するようになったので、俳句に限らず詩なども読むと良いと句会で進められたようで、図書館に2人で行ったら、ぼくは科学や小説の本を借りましたが、則子さんは俳句や詩集や詩人の伝記を借りていました。
西条八十さんの伝記の話になって、ぼくの大好きな、30年前から読んでいる詩人の大島博光さんが出てくるという則子さんの話にびっくりして、大島さんの詩集を見たら西条八十さんのことを歌った詩がありました。則子さんに見せたら、「智彦くんって、なんて準備のいい人かしら」と苦笑いしていました。
30年前から「準備」していたんですよ!大島博光さんは、フランスの詩人ルイ・アラゴンさんの訳者として知られていて、ぼくは大島さんがアラゴン夫妻(妻はエルザ・トリオレ)の人生を紹介した『抵抗と愛の賛歌』を30年前に愛読していました。
則子さんと、山頭火さんなどいろいろ話をして、大正~昭和期の、西条八十さんや北原白秋さんや、たくさんの俳人・詩人・小説家の作品を読みたいね、ということになりました。
則子さんとは、社会科学・自然科学の話もいっぱいしますが、こういう文学・芸術の話も楽しいです。
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ここ数日間は、太陽だ、維新だ、みんなだ、減税だと、離合集散が激しいですね。大企業の利益という立場でぶれないのは、野田さんだけですか?みんな、もうちょっと、格好付けたいですからね。
民主党は、アガサ・クリスティさんの名作推理小説みたいに「そして誰もいなくなった」となるのではないでしょうか。