雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 6月11日(水)の2 雨が降り続く‥‥で思い出したこと、子どもの頃の「放射能の雨」

2014年06月11日 20時02分54秒 | 雨宮日誌

雨宮日記 6月11日(水)の2 雨が降り続く‥‥で思い出したこと、子どもの頃の「放射能の雨」

 ぼくが3歳の時、つまり1954年に、第五福竜丸など数百隻の漁船が放射能被災したことが明らかになったビキニ水爆実験「事件」が起きて、もちろんぼくが記憶が無いのですが、ぼくが子どもの頃に、「放射能の雨に打たれると髪の毛が抜ける」という知識はありましたね。

 自分の意識と平和・原水禁運動とを比較対照してみないといけませんが、1950年代末には、英国のクリスマス島原爆実験など、かなり具体的にィ運動がされているようなイメージがありますが、60年代、つまりぼくが10才になるころから、原水禁運動は「すべての国の核実験に反対か賛成か」「部分的核実験停止条約に反対か賛成か」という議論に、全体がまきこまれて、ほんとうに大事なことが見失われたような気がします。

 あの頃、つまり核実験が最もやられた1960年代の初め、日本列島でも放射能レベルは、かなり上がっています。その値の具体的データについての当時の論議は、残念ながら、ボクは見たことがありません。もし、ご存じの方がいたら、ぜひ教えてください。

 50年前、そういう具体的な論議ができなかった、しなかったために、福島原発事故に対応ができなかった。そんな気がします。


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