雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

つけあがってる!

2023-05-07 00:01:07 | 面白い
全身「ぬか漬け」にされちゃったんす。。(*´ω`*)
ええ。ええ。
どこもかしこもすっかり漬かり上がっちゃいまちて。
僕さん、
ぷりんぷりんのお漬物になってるんス。



婦女子に人気の
「酵素風呂(こうそぶろ)」
ってやつです。
最近、プリリンねーさんやトアル神様に

「体に良いぞ」

などと言われたもので。

「男でも入れるところあるのかなぁ。。。!?」

と、ご近所の街で探し当て。
お試しに伺ってみたのですけど......
東京都は目黒区、学芸大学にある
「Nucca(ぬっか)」
というお店さん。



こんな感じの檜(ひのき)で出来た米糠(こめぬか)床に、
頭だけ出して全身をすっぽりと入れられちゃうんす。
砂風呂の米ぬか版といった感じでしょうか。
糠(ぬか)の自然発酵を利用したポカポカタイム。



ヒノキやスギのおがくずバージョンなどもあるそうなのですが、
米糠(こめぬか)が最高との評判でして。
お店に入った時は糠(ぬか)の匂いが少々気になったのですけど、
少し居るうちにその匂いにも慣れてしまい。
すぐに気にならなくなりまして。
それでもって、お風呂のある部屋へと入ってみると、
どこかツン!とした、
とてもメントールでミントな空気と香りが漂っているのでやんす。
糠の発酵成分や菌がお部屋の空気にも溶け込んで、
そんな感じになるらしいのですけど。
なんだかとても良いお酒が出来そう!?
な感じの酒蔵気分。雰囲気。
不思議なのです。
スタッフさん曰く、
お風呂の入り方としては、
上級者ともなると体だけでなく口と鼻だけ残して
顔も全て覆うとのことでして。

「じゃあ、アチキわそれで。
初級者でつけど、志は上級者なので」

とがんばってみることにしたのでつ。
して、イザ!
どっぷりと漬かってみると......



確かに!

すげーっす!(*゚▽゚*)/

あっという間に!

ポカポカが極まる感じッス。

それも内臓の方から。

「芯から」という表現でなく、

「内臓の方から」が合っている感じッス。

体の中から暖かいんす。

サウナでいえば、

水風呂に入った時の感覚がド頭から延々と続く感じでしょうか。

ずっと心臓の鼓動がバックンバックン。



伺ったお店では15分ぐらい漬かっていましたが、
それでも温浴的な効果は強力で。
なんだか、僕のかわゆいポコ◯ンさんも
フニャフニャに漬け上がってしまい。
どこに行ったか分からないくらい♡

「あら!?どこいったの!?」

的な。

「もしかして、プチたくあんになってる!?」

的な。
ええ。ええ。
それぐらいしっぽりと脱力腑抜け状態に仕上がりまする。
漬物の気持ちがとてもよくわかったのでつ。



着替えと風呂上がりの休憩をとる部屋はこんな感じでして。
だくだくの汗が鎮まってくれるまで、
こちらでゆったりと寝て体調を整えまする。
とても清潔で心地よく過ごせました。

お店の人によると、
マラソンを走ったぐらいの汗の量が出て、
基礎代謝もすこぶる向上し、
血流もかなり促進されるとのこと。
肌もモチモチプリンになって、
特に冷え性の方などにはとても良い効果があるとのことでした。
確かに、実際の体感としてもその通りで。
悪いものもカナリ出せまちた!的な、
デトックス感も強くあります。

こりわ、
たまーーーーに、月イチぐらいかなぁ......
定期的に浸かるとよいかも、と。
そんなふうにも思いました。
ええ。ええ。
なかなか面白く、
良きバスタイムでございました。(^^)



お帰りにはお土産ももらいましたの。
お家でも気軽に糠効果を楽しめる入浴剤バージョンとのこと。
試してみよーーーっと。
女子力あげちゃおーーーっと♪( ̄▽ ̄)


にほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホテル好き好き 4

2023-04-25 00:28:06 | 面白い
良いよー、良いよー、とは聞いていたのですが。
なかなかにくつろげちゃいました。
「BEB5土浦(ベブファイブつちうら)」



星野リゾートさんが運営しているホテルらしいのですが、
数年前にオープンしてから、
僕さんの周りでは自転車好きのヤカラを中心に
やたらと評判の良いホテルさんとなっておりまちて。
つい先日、タイミングがあったので、
皆でロケハン・パトロールに行ってみたのです。

「行くなら絶対に特急電車だから。マジで。
車とかじゃなく。
土浦は駅ビルが良いから。保証する」

というヤカラのお言葉にも素直に従って、
東京駅から特急で向かってみたのですが、
乗り込んでから茨城県の土浦駅まではわずか50分程度。
駅の改札を出てみると......

「ええええ!?
改札正面がホテルやんけ!Σ( ̄。 ̄ノ)ノ」







快適この上なし。
しかも、
エントランスロビーは居心地の良いカフェと化していて......









カフェスタンドは24時間営業。
ウォーターサーバーやビールやワイン、
スナックなどもお気軽に配置されていまする。





食べ物も持ち込み自由。
気がきくことに電子レンジなんかもあるのでつ。



僕さんは駅の改札口にあった「ビアードパパ」さんの
「季節限定ストロベリーチーズケーキ エクレアシュー」
なんてものを持ち込んだりして。
ええ。ええ。



本なども置いてありますし、
Wi-Fi完備でパソコン仕事なども難なくこなせまする。
色々な形で時間を過ごせて快適快適......





バイクでミキサーを回して、
自分でジュースを作るなんてシロモノも......



自転車好きのヤカラ友達が言うように、
とにかく土浦市はサイクリングロードが充実しているようでして。
「つくば霞ヶ浦りんりんロード」
なんていう自転車専用道路を整備したり、と、
自転車初心者天国!?なのだそうです。
なので自転車好きの人は自分の愛車を持ち込んで走ったり、
レンタサイクルで走ったりするのが楽しいのだそうで......
駅に降りたってからホテルに至るまでの風景にしても、
どこもかしこも
♪サイクリング、サイクリング、ヤッホー、ヤッホー♪祭り。





ホテルの入っている駅ビルも、
それ自体がサイクルステーションとなっていて
「PLAY atre(プレイアトレ)」
というのだそうです。
1階には大きなレンタルサイクル屋さんもありまして。
行ってみたらマニア系オジサン店長さんが
ちょっとキビシメでコワカッたんすけど......



自転車専用ロッカーなんていうものも......



エレベーターにも自転車を乗せれて。
ご飯やらなんやら、
全てのお店や場所に自転車で行けて。置けて。



サイクリング前の諸々の準備も簡単にできるように
ビルの中にはコンビニやドラッグストアがあって。
あちこちにフリーのサイクルマップや
ガイド冊子などが沢山置いてあります。
コーヒーを飲みながら、
広々としたカフェテーブルでサイクリングコースのチェックや
打ち合わせなどをワイワイと楽しくできちゃいます。





しかし、駅ビルのカフェにまで電子レンジとか......
エスカレーターの横なんて......
お弁当屋さんもあるし......
ステキすぐる気遣い。



ホテルと同様に、
駅ビルカフェにもWi-Fiがあるのでお仕事も安心。



ワークステーションボックスまでありまする。
会議もできますのな。



にゃんと!
地下の駐輪場の横にわ!
コインシャワールームやロッカールームまで!
あるのでやんす!





手ぶらで来ても、
ホテルなんぞに泊まらなくても、
安心して簡単にサイクリングを楽しめる!
ってなスンポーなのですな。

快適快適......

それでもって、
そんな駅ビルと一体化しているホテルさんのお話に戻るのですが。
ホテルの朝食は、
この駅ビルに入っている飲食店さんを自由に選んで食べれる......
なんていうことにもなっておりまちて。
決して豪勢ではないのですが、合理的で面白いシステム。
僕さんが頼んだのはラーメン屋さんで出してくれる朝食セット。
卵とご飯と海苔がおかわり自由!なんす!



さらにわ!
ホテルのロビーでも自転車が借りれるのでございまつ!



しかも!
お部屋の中にまで自転車で入れる!
という......
ホテルのHP写真などもお借りしますが......



お部屋も自転車ギミックが効いていて。
特に自転車好きとかではない僕さんでも、
なんだか妙に落ち着いたり......



足をしっかり伸ばせて入れるお風呂さんとか。
さいこーすぐる。
こりわ快適じゃのぉぉ......



でわわわ.....
早速、
自転車をお借りして......



しゅっぱーーーーつ!
自転車こいでやせるのだぁーーーー!(*゚▽゚)ノ







そんな「BEB5」というホテルさん。
公式HPを見ると、
こんなコンセプトが記されていました。

==========================
いつもの顔ぶれで、飲み会よりも素敵に。
旅よりも気軽に。
遊びゴコロあふれる客室とラウンジに、
24時間営業のカフェ。
飲食物の持ち込み推奨で、
朝食とチェックアウトは遅れてもOK。
その日の気分で楽しむ「お出かけ」に寄り添います。
==========================

ふーーーーーんんんん。。。
軽井沢沖縄にも、あるってか。。
ふむふむ......kyoumi-shin-shin.......


☆シリーズ過去記事☆
ホテル好き好き
ホテル好き好き 2
ホテル好き好き 3


にほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三界の城 2

2023-04-17 00:01:29 | 面白い
「ヌシは地蔵の意味をわかっておるかの?」



さいわい辺りに人はいない。
これなら少しであれば大丈夫かもしれない......
僕はその非現実的な世界に身を置く意思を固めることにした。
自分の意識をお地蔵さんのものと思しき声に
合わせてみることにしたのだ—————

————————続く。




「地蔵とは大地の功徳(くどく)のことじゃ」

「は?はぁ、い、、」

「ヌシは知らぬであろう。
ここで少し学ぶが良い」

「......」

「太陽が東に昇るときの功徳を薬師といい、
南天で照らすときの功徳を大日といい、
西に落ちるときの功徳を阿弥陀というのだ」

「......」

「そして、
大地の功徳を地蔵といい、
空中の功徳を虚空蔵という。
世に響きわたる音の功徳は観世音というのだ。
観世音の観とは心眼で見るということじゃの。
それ故に目で見るという字ではなかろう。
音は心で聞くものじゃ」

「......」

「ほっほっほっ。
知らぬであろう?
ワシらのことをよくわかっていた
二宮尊徳(にのみやそんとく)という御仁の書にも
そのまま記されていたと思うがの。
今のヌシには良い書かもしれぬ。
ヌシの漠たる悩みが目についての、
ついつい話しかけてしもうたが、
今一度、ヌシも少しばかり学ぶのが良いかと思うての。
そんな話じゃ。
まぁ、また、ゆるりと話そうかの。
湯あみをしてくるがよいぞ。
ここは昔から良き湯が沸き出でておる。
ヌシはの、
大昔にもここに来たことがあるのじゃ。
よう来たの」



端から見れば、
エレベーターの前に少しボーーーッとした男が
ジッと突っ立っているような状況であり、
僕はそんな奇妙な風景の一部として数分間そこに存在していた。
そうして、少しすると、
フロントの方から浴衣を着た2人の女性が
楽しそうに話をしながら歩いてくるのが見えた。
その二人の声でフト我に返った僕は、
突然電気が通ったおもちゃの人形のように
カクカクとしたぎこちない動きで再び廊下を歩き出した。
歩き出すと、
ついさっきまで聞こえていたお地蔵さんの声と気配は、
スッと、霧のように消えていった。

夕暮れ時のお風呂場に着くと自分の他に人は見当たらず。
たった一人、
貸し切り状態の心地よい露天温泉に入ることができた。
するとまた、
さっきの不思議なお地蔵さんの声が聞こえて来た。
この宿にそんなお地蔵さんが棲んでいることを
既に知っていた僕は、さっきとは違い、
特にボーッとするでもなく。
慌てるでもなく。
いたって平静に、
とてもゆったりとした心でお地蔵さんの話を聞いていた。
勿論それは、
心地よい温泉の効力のおかげでもあると思うのだが......



「迷うでない。
ヌシは神の道と人の道を混同しているところがある。
それ故に迷うのだ」

「確かに......
そういう部分はあるかも......」

「庭や畑の草は取るであろう。
蚊が飛んでくればヌシは迷わずピシャリとやる。
ゴキブリなる虫も害虫として駆除もするじゃろ。
しかし、太陽はどうじゃ。
アマテラスさんや大日の如来さんはどうじゃ。
ただひたすらに、草にも蚊にも、
ヌシらの言う害虫にも分け隔てなくそのチカラを注ぎ、
慈しみ、育てておる。
そこに人の道における善悪や正誤などはない。
全ての存在を照らし、支え、育んでおる」

「......」

「人の道と神の道は違うでの。
ヒトである限り、神になれるはずもない。
神もまた、神である限り人になれるものでもない。
道はそれぞれにある。
神の道の前に、まず人の道を磨くことが先であろう。
人として生きているのであるから当然じゃの。
そのために生まれたのかもしれぬしの。
人としての正しき道を見つけ、歩まねばならぬ。
仏や神を目指してなんとなる。
迷うでない。
三界は三界じゃ。
迷うものでも、
永劫に住む城とするようなものでもなかろう」



そんな三国峠にある温泉宿から東京の自宅に帰った僕は、
帰るなり、早速、近所の大きい本屋に駆け込んだ。
勿論、お地蔵さんが話していた本を見つけるためだ。
お店に無ければ、即、Amazon。
そんな感じで、
先ずは本屋の棚を探してみることにしたのだ——————



—————次回は、陳腐でおバカな物語!?の中で、
お地蔵さんが話していた本に関して、
少しばかり記し残しておこうかと思います。
ええ。ええ。(^^)



☆アホで陳腐な小説風の!?過去記事さん達☆
マグリット
マグリット 2
マグリット 3
大丈夫


にほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三界の城

2023-04-13 00:00:31 | 面白い
その温泉宿は群馬県と新潟県にまたがる
三国峠という所にあった。
二千メートル級の山々の間を縫うようにして抜けていく峠道の端で、
世間一般では、イワユル
苗場(なえば)
として認識されているであろう場所だ。

季節は春の入りの頃で、
周囲の山の峰々には未だ白い雪がたくさん残っていた。
僕はそんな場所で野暮用をこなしていたのだが、
思いの外、その用事が長引いてしまい。
やむなく当日の午後遅く、
滑り込むようにして古風で鄙びた(ひなびた)
温泉宿を押さえることにしたのだ。

その適当に押さえた温泉宿の向かいには、
長年に渡り峠の客を奪い合ってきたであろう、
ライバルと思われる日本有数規模の巨大リゾートホテルもあったのだが、
僕が押さえたその温泉宿には、
そんな合理化された巨大ホテルとの競争にも耐え勝ってきた
風格みたいなものが漂っていた。
しかし、何よりも、
かなり疲れていた僕は小綺麗でモダンな建物や部屋よりも
良質な温泉を求めていたのだ。



宿の名前は
「本陣(ほんじん)」
温泉は三国峠温泉といい、幾つかある風呂の内、
メインとなる露天風呂は24時間いつでも入れるらしい。



部屋を押さえるときに見たホームページによれば、
「本陣(ほんじん)」というのは、
江戸の昔より天皇の使者である勅使や公家、大名、
公用で旅をする幕府の役人などが泊るための宿を
指していう言葉のようだった。
そんな「本陣」として創業されたという歴史を持つ宿の外観には、
その成り立ちに対する誇りや気概みたいなものが漂っていて、
老舗的な重みもたたえていた。
長きに渡り頑張って来たであろう
運営の努力も苦労も疲れみたいなものも良く見てとれた。
きっと、時代という恐ろしく早く流れる化け物に、
なんとか食らいついていこうと、
必死の増改築や変化を繰り返してきたのだろう。
当然、それは、中で働いている人々にしても同じはずで。
しかし、そんな数々の変化や判断は正常進化といえるものでもあり、
それらが決して誤ったものではなかったということも、また、
建物がまとうオーラは物語っていた。



「嫌いじゃないな。ここ」



その宿屋に入る時、
僕はそんなことをつぶやいた。



フロントでチェックインをして、
僕が案内されたのは二階にある部屋だった。
フロントの横には鈍い銀色に光るエレベーターがあって、
僕はそれに乗り込むことになった。
エレベーターは古い建物の雰囲気とは少しばかり混じりが悪いもので、
そこだけがまったく違う時空にあるようにも思えた。

部屋に入ると一息ついて、
少しばかりゆっくりとした時を過ごし、
そして、目的でもあった由緒ある温泉に入ってみようかと、
僕は浴衣に着替えてまた部屋を出ることにした。

温泉は一階にあるらしく、
受付をしたカウンターの前を通り過ぎた更に奥にあるようだった。
部屋を出た僕は再び時空の違う銀色のエレベーターに乗り、
一階へと降りていった。

一階でエレベーターを降りると、ふと、
エレベーターホールの脇にある古い木製の飾り棚が目についた。
それは、ついさっき、
チェックインをした後に乗った時には
気にも留めなかったものだったのだが、
今度は手荷物などの注意を奪われるものがなかったせいか、
その棚の上に飾り置かれていたモノに妙に目が行って、
しばらく目が離せなくなってしまった。



「お地蔵さん、だ、、」



それは、高さ20センチ程の小さめの鋳物の像で。
なんとも言えないかわいらしさと、
どこか癒される笑みを湛えたお地蔵さんだった。



なんともなしに、
僕はそのお地蔵さんと向き合うこととなってしまった。
それは偶然であるのに必然で。
はるか以前から決められていたことだったかのように、
何故か確信に満ちて、引き寄せられもした時間だった。



「これ、これ」



ふと、耳の奥の方で声が聞こえた。
いや、バカな。
そんなはずはない。
ココには今、自分以外には誰もいないじゃないか。



「これ、これ、、」



また、聞こえた。



「ようきたの」



その声は、どうしても、
小さなお地蔵さんの像から聞こえてきていた。
僕は幾度か首を振り、
周りと上下を見回し、
なんとか自分を取り戻すように思考を整え。
一つ息を飲み込んで。
そうして、もう一度お地蔵さんを見てみた......のだが.......
それでも、どうしても、否定をしても、
その不思議な声はお地蔵さんから響いてくるようだった。



「ヌシは地蔵の意味をわかっておるかの?」



さいわい辺りに人はいない。
これなら少しであれば大丈夫かもしれない......
僕はその非現実的な世界に身を置く意思を固めることにした。
自分の意識をお地蔵さんのものと思しき声に
合わせてみることにしたのだ—————

————————続く。



少し前に泊まった三国峠にある温泉宿のお風呂は
ナカナカに良い湯でした♪(^^)



敬愛する村上春樹さんによれば、

「作家とは、言わばプロの嘘の紡ぎ手」

とのことで。

「物語を通じて人々の魂がかけがえのないものであることを
示し続けることが作家の義務であることを信じて疑いません」

「これこそが、我々が日々、
大真面目にフィクションをでっち上げている理由なのです」

などとも言っていました。
確かに小説とは時にメタファーであって。
真実を虚構のように、
虚構を真実のように、
そんな風にして描かれているのだろうと思います。
なんだかチョット面白くも思えます。(^^)


☆アホで陳腐な小説風の!?過去記事さん達☆
マグリット
マグリット 2
マグリット 3
大丈夫


にほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人類の「前史」が終わる

2023-01-31 00:05:50 | 面白い
お正月に本をいくつか読んでいたのですが、
その中で、
この本が抜群に面白かったのです。



田坂宏志(たさかひろし)さん著。
「死は存在しない ―最先端量子科学が示す新たな仮説―」
内容を簡潔に記せば

「最新版!科学者のスピリチャル理解」

という感じでしょうか。
学者らしい広く深い見識と考察力。
物事に向き合う姿勢の誠実さ。
極力、平易で分かりやすい文章にしようとする努力。
何より、この世界の真実を見つけようという
「熱い探求心」を感じることが出来て、
僕にはとても印象的な一冊となりました。
備忘録(忘備録)的に、
ここにもほんの一部分を書き置いておこうかと思います。
ええ。ええ。(^^)



============================
——————科学というものが、
現代における「最大の宗教」となっているという、
奇妙な状況がある。



——————それゆえ、現代の科学は、
我々の誰もが日常的に体験する、
次のような「意識の不思議な現象」を説明できないのである。

「視線感応」
「以心伝心」
「予感」
「予知」
「占い的中」
既視感(デジャブ)
シンクロニシティ(共時性、同時性)



——————そして、人類の歴史始まって以来、
無数の人々が抱いて来た問い、
「なぜ、不思議な出来事が起こるのか」
「なぜ、神秘的な現象が起こるのか」
「死後の世界は存在するのか」
といった問いに、二十一世紀の科学は、
あくまでも「科学的な立場」から、
「答え」を示していくべきであろう。



——————そもそも、現代の科学は、
「物質」から「意識」というものが、
どのように生まれてくるかを説明できていないのである。
現代の脳科学は、そのことを、
「脳神経の作用で、意識が生まれてくる」
と説明するが、この説明そのものに、
多くの学者や哲学者が疑問を抱いている。
むしろ、現在、最も注目されているのは、
「そもそも物質そのものが、
極めて原初的な次元で意識を持っているのではないか」
という仮説である。



——————「ゼロ・ポイント・フィールド仮説」とは、
一言で述べるならば、
この宇宙に普遍的に存在する「量子真空」の中に
「ゼロ・ポイント・フィールド」と呼ばれる場があり、
この場に、
この宇宙全ての情報が「記録」されているという仮説である。



——————もし、「ゼロ・ポイント・フィールド」が、
「ホログラム原理」で、
この宇宙の出来事の情報を記録しているのであれば、
無限に近い膨大な情報を記録することが可能なのである。



——————この「ホログラム原理」を用いると、
記録した情報が、
記録する媒体の「すべての場所」に保存されているため、
媒体の「一部」からも「全体情報」が取り出せるのである。



——————従って、
もし「ゼロポイントフィールド」が、ホログラム原理で、
この宇宙の出来事の情報を記録しているのであれば、
フィールドの一部に繋がるだけで、
フィールドに記録されてた「全体情報」に
触れることができるのである。



——————先ほども述べたように、
量子真空が、138億年前に、
この壮大な神羅万象の宇宙を生み出した場であり、その中に、
無限のエネルギーを宿している場であることを考えるのならば、
不思議な説得力を持った仮説である。



——————実は、現代物理学の世界では、
「過去」「現在」「未来」は、
「同時に」存在しているものとされている。



——————このように、現代科学の最先端の
量子物理学においては、何もない「真空」の中にも、
莫大なエネルギーが潜んでいることが
明らかにされているのであるが、このことは、
「真空」を「無」と考える一般常識からすると、
なかなか理解できないことであろう。



——————また、最新の「量子真空」の研究によれば、
このエネルギーは「無限」であるとの理論も提示されている。



——————なぜなら、量子物理学的に見るならば、
この世界のすべては「波動」だからである。
こう述べると驚かれるかもしれないが、
これは「科学的事実」である。



——————いや、それは、
「目に見える物質」だけではない。
我々が、「目に見えない意識」と思っているものも、
その本質は、やはり、すべてエネルギーであり、
波動に他ならない。
もし、我々の意識や心や精神というものが、
量子的な現象であるとしても、
脳内の神経細胞の電気信号であるとしても、
いずれも、
「波動エネルギー」に他ならないからである。



——————彼(グレゴリー・ベイトソン)は、
ある著作において、
「複雑なものには、生命が宿る」
「心とは、生きていることの証である」
と語っている。

(中略)

すなわち、
「複雑なものには、命が宿る」
ということを複雑系科学の専門用語で言えば、

システム内部の相互関連性が高まっていくと
(システムがふくざつになっていくと)
自己組織化や創発という性質が生まれてくる
(生命的な性質が現れてくる)

ということである。
すなわち、地球のような巨大システムにおいても、
その内部で、水や空気や土壌、海洋や大気や大地、
微生物や植物や動物、
生命や生命手や生態系が複雑に絡み合い、
複雑化していくと、そのシステム全体に
「生命」としての性質が現れてくるのであり、
そのようにして「生命」が芽生えたシステムには、
自然に「意識」というものが芽生えるということを、
ベイトソンは述べているのである。



—————我々の意識の世界には、
次の五つの階層がある。
第一の階層は、「表面意識」の世界である。

(中略)

第二の階層は、「静寂意識」の世界である。

(中略)

第三の階層は、「無意識」の世界である。

(中略)

第四の階層は、「超個的無意識」の世界である。

(中略)

第五の階層は、「超時空的無意識」の世界である。

(中略)

このうち、「静寂意識」「無意識」「超個的無意識」
「超時空的無意識」の四つの階層が、
ゼロ・ポイント・フィールドに繋がることができる
「意識の状態」である。



—————「この宇宙は自己組織化を遂げ続けている」
ということである。



—————もし、あなたが、
「私とは、この肉体である」と信じる限り、
「死」は明確に存在し、
そして、それは、必ずやってくる。

もし、あなたが、
「私とは、この自意識である」と信じる限り、
あなたの意識がゼロポイントフィールドに移った後、
いずれ、その「自我意識」は、消えていく。
そして、「超自我意識」へと変容していく。
それゆえ、その意味において、
「自我意識」にとって「死」は存在し、
それも、必ずやってくる。

しかし、もし、あなたが、
「私とは、この壮大で深遠な宇宙の背後にある、
この “宇宙意識” そのもに他ならない」
ことに気づいたならば、
「死」は存在しない。
「死」というものは、存在しない。



——————では、もし、
これからの数十年をかけて、二十一世紀における
科学と宗教の融合
が成し遂げられたならば、何が起こるのか。
思いを込め、
願いを込め、
最後に、筆者の考えを述べておこう。

人類の「前史」の時代が終わる。

筆者は、深く、そう信じている。
============================


にほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

砂の庭

2022-12-30 16:14:44 | 面白い
右回り」という過去記事のコメント欄の中で、
ナナさんから頂いたコメントへの返答を長々と!
記してしまっていたのですが、
その中に「砂(すな)」というキーワードを
使っていた部分がありまして......



「—————砂などを土地と区切った箱や場所に置いてみて、
ソコに撒くなんて形でも良いですし、
その人の状況や環境によって最善な形を模索するのが
良いかと思います—————————」



的な。
で、今回は、この時の返答の流れで、
その「砂」に関してのエトセトラを少しだけ
記しておこうかと思いたちました。
今年最後の記事になるかと思いますが、何卒なのです。
ええ。ええ。(^^)





日本の神道(しんとう)系の用語に

「産土(うぶすな)」

という言葉があります。
自分の生まれた地を指す言葉であり、他にも、
その地を守護し、
その神域で生まれる全ての人に関わり、
縁深くもある神様を

「産土神(うぶすながみ、うぶすなのかみ)」

と言ったりもします。
この神様は、
言わば自分の親のような神様ともなりますし、
住んでいる土地の守護神様でもありますので、
初詣(はつもうで)などでは
最初にこの神様の神社に伺ったりもします。
よく氏神(うじがみ)と混同されることがありますが、
違いを簡潔に言えば
氏神とは血縁の神様であり、
産土神とは地縁の神様ということになります。

そして、この産土(うぶすな)という字は、
よくよくみると「土」を「スナ」と読ませているわけで。
おそらくは、元々は
「産砂(うぶすな)」
と書かれていたのではないかと思われます。
上記したような土地の責任者的な神様である故に、
時代と共に「土」という字に
変え充てられてきたのではないかと。

興味深いのは、何故?
人の生誕に関わる言葉に「砂」という字を使っていたのか?
という部分であったりもするわけです。

すると、
ここで浮かび上がって来るのは日本古来の
「産小屋(うぶごや)」
というものであり。
昔々のこの国では、海辺や、村と村との境目や、
神社の境内などに建てられていたお産のための小屋がありました。
時に女性の月経小屋になったり、
様々な忌(いみ)部屋として使われていたりもしたようです。
福井県の若狭地方などでは昭和の中程まで
この小屋が海辺などに沢山残っていたとの記録もあります。
山間部や平野にある産小屋(うぶごや)の多くには、
海辺の産小屋と同様に砂が撒き敷いてあることが
多かったとの記録もあります。
この辺の事実から想像できるのは、産小屋は、
おそらくは海の民達の風習が先にあったであろうということと、
今でもペットのトイレなどに砂が使われたりしているように、
砂は様々な汚物や、
人から流れ出る血の吸収素材としても
その有益性を見出されていたのだとも思います。



砂は場を清浄に保つための道具。



人々は砂をそんなふうに捉えていたのかもしれません。



人の生誕に関わる場所にはいつも砂があったということから
「産砂(うぶすな)」
という言葉が生まれていったことも
容易に想像ができるのです。



そして、
清浄さを必要とする神々との交信場所には、
そんな砂の清浄化作用の力を利用してきたりもしたわけです。
それこそが原初の「砂場」というものであり、
中でも、神事に特化した砂場は
「砂の庭......砂庭......さにわ」
と呼ばれるようになっていったのだとも思われます。



「さにわ」とは神事に使われる「砂の庭」。



そこから、
神事にまつわる諸々を取り仕切る者や、
降ろされる神々の言葉や存在の真偽を察る(はかる)人のことを
「審神者(さにわ)」
と呼ぶ様になっていたのではないかとも思います。



審神者とは砂庭であるわけです。



面白いもので、
そんな砂の場においては余計な雑草などはほぼ育ちません。
草木がないので虫も寄りませんし、
そのことは砂漠などをイメージしてみると
とてもよくわかると思います。

公園や学校にある砂場などでも、
あたり一面が雑草に覆われる中で、
砂場だけ草が生えていないような光景を
目にしたことがあるような方も多いかと思います。
土地のアル部分に草木などを生い茂らせないようにしたり、
集まる虫などを無くすためには砂を分厚く撒けばいいわけです。
砂は粒子が細かく隙間がありすぎるため、
水を保持できないわけです。
故に、余計な生命も保持できないわけです。



そこに砂の清廉さがあるわけです。



そこに砂の個性と活用の術もあるわけです。



よく神社などで砂を配っているのは、
そういう意味もあるわけです。



さらには、
参道に敷き詰められる白い玉砂利などのルーツにも、
この砂があるわけです。
参道に雑草を生えさせない。
参道を常に清廉に保ちたい。
玉砂利にも意味も元もあって、
その元は砂であったりもするわけです。

風水大好き♡
なんていう方々が「お水取り☆」と共に
「お砂取り☆」
なんてことをやってしまっているのことにも、
そんな意味も含まれていると思われます。
ま、そんな方々を見ていると、
こんな根源的な部分を知らないままやっているような人が
とても多い様にも思えまちゅが......

他にも......

と、色々と書き足したいことなどもありますが、
今回はこの辺で。一旦。
ええ。ええ。
なにかと年末ですし。
長いブログなど迷惑千万。
皆さん年末の大掃除などで忙しいでしょうし。
砂を使っての掃除なども!?
できたりなんかもするでしょうし。
良き年を過ごすための策を色々とを練ってみる
なんていうのも面白いのではないかと。
ええ。ええ。
何卒、
良き年末年始をお過ごしくださいませ♪(^^)



こちらは福岡県、糟屋郡、久山町にある
「審神者神社(さにわじんじゃ)」さん。
台風14号」という記事に記した通り、今年、
台風直撃で行こうとして行けなかった神社さんの一つ。
来年どこかで伺おうかと思っております。
写真は一緒に行く予定だった「SKさん」から頂いたもの。
許諾をいただき使わせていただきました。
ありがとうございます。(^^)

WIKIなどによると「さにわ」は、
元は「清庭」(さやにわ)の意味で、
神を祭り神託を受けるために忌み清めた庭(場所)のことを
指したとする説が有力と書かれていますが.......
僕さん的には今回記したように理解しておりまする。
いちおーですが。
ええ。ええ。


にほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

右回り 2

2022-12-18 00:15:54 | 面白い
と、まぁ、
つい最近、そんな一件があったのですが。
ここでちょっと触れておきたくなったのは、
何故?
何かと?
右回り?
なのか?
ということ。
このお話は次回へと続かせていただきます。(^^)




「右回り」とは「時計回り」のことで。
その「時計回り」とは、
現人類において最古の時計でもある「日時計」の
影や太陽の回り方を引き継いだものとなります。
こんな感じでしょうか。



対面した時の太陽も、
時節を指す柱の影の動きも、
どちらも右回り。
現代の時計も基本はこの動きを元に作られています。
要は、
「右回り」とは、

「太陽と時節の廻りを表すもの」

と言えますでしょうか。
古来より太陽は人々にとって最も大切なものであり、
特に農業などにおいては、
重要事項である季節や時間を知るための手立てとなる
日時計の回りはとても大切なこととして
考えられて来ました。
「右回り」とは

「大地が太陽エネルギーを得るための周り」

でもあり、

先人達の知恵

とも言えます。
神社の「三つ巴(みつどもえ)」神紋などに関しても、
左回りのものもありますが、
右回りイメージのものの方が圧倒的に多いように思います。



ただし、
これは北半球においての話であって。
南半球ではこの反対となります。
そして、こんな日時計の動きは、同時に、

「地球の自転の向きを表している」

ということも含まれています。
北極を上の軸点とした場合には

「大地は西から東に向かって回っている」

ということになり、

「地球の自転は左回り」

ということであって、

「自転は反時計回り」

とも言えます。
こんな感じでしょうか......



同じく、
北極を上の軸点とした場合、
地球の公転も「左回り」となります。



この「左回り」の自転と公転に対して、
北半球の地上での「右回り」は、どーも、
力学的相性が良いようなのです。
ソレは以前記した「鏡の世界」的な感覚?
なのでしょうか。
はたまた、
右脳が左半身を、
左脳が右半身を司る人体の仕組みと同じようなこと?
なのでしょうか。
興味深くはあります。

そして、
「左回り」に関しては、
有名なものでは北半球における「台風」があります。
台風は左回り。
ハリケーンやサイクロンも同じ。

なぜ左回りか?

地球の自転による
「コリオリの力(転向力)」が働くからです。
「コリオリの力」というのは超大雑把にいうと、
自転している物体における遠心力のようなもので、
この力と気圧の上下バランスとでもって
台風は北半球では左回りとなります。

更には、
沢山の災い(わざわい)をもたらすものともなります。

他にもそんな「左回り」的なものといえば、
ナチスドイツの
「ハーケンクロイツ(鉤十字)」
なども浮かんできます。
人類史的には禍(わざわい)のニュアンスが
あるもののように思われますが......
日本における寺院のマークとは真逆!
なんていうところにも、
なんだか引っかかるところがあったりもして......



勿論、
北半球において、ということと、
場所や場合によりけり、ということではありますが、
「左回り」というのは、どーも、
基本的に少し具合が悪そうではあるのです。
一応、ですが、
この記事を記すにあたって、
プリリンねーさんから神様に確認もとってもらいましたが、
神様的にもそんな感じなのだそうで。
ええ。ええ。
念のためですけど。ね。多分。
ええ。ええ。



Nちゃんから届いたラインから
こんなお話に展開してしまいましたが、
付け加えておきたいのは、
様々な土地の個性やチカラというものも当然ありますので、
全てがこの話の限りでない状況も多々あるとも思います。
その辺も、何卒、なのです。
あくまで基本的なお話ということで。
変に神経質な感じにならずにいただけたらと。
ええ。ええ。
とてもお疲れ様なのです。



鳥居中央の先に見える日時計の柱。
伊勢、伊雑宮(いざわのみや)
御神田(おみた、ごしんでん)のど真ん中!
に立っています。



もう幾度も伺っている場所ですが、
いつ見ても至高の美しさを感じてしまいます。



エジプトのオベリスクも記念碑であると同時に、
日時計の役割も果たしていたようです。
上のものはルクソール神殿に行った時のものでしょうか。
懐かしの!?紙焼き写真ですけど......
下は「クレオパトラの針」と呼ばれる
ニューヨークのセントラルパークにあるもの。







この時の日輪はヤバかったのです。
よく覚えております。
ええ。(^^)


にほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

右回り

2022-12-14 00:01:11 | 面白い
石川県は金沢市内に住む、
悠々自適アーティストのNちゃん(♀)から
久々のラインが届きまして......



「uzmetさん、夜分遅くにお久しぶりです!
福岡から連れてきたお札が3回目落ちたので…
何かあるのかと…ご相談したく」



と。その御札の写真も添えられていました。
御札は宗像大社さんのスゴイ力のあるもので、
三女神さんの力もしっかりと感じられます。
なんとなく大変そーな気配も......



「どこに置いてた?」

「自宅オフィスの襖の上の柱上です」

「取り急ぎ、写真からわかるのは、
家自体の気がとても落ちてる。
その警告かな」



Nちゃんは、
このブログにも時折登場する
プリリンねーさんとも面識のある人だったので、
僕はこんな返事も加えました......



「念のため、
ねーさんにわかりやすい数字を出してもらうから後で送るよ。
下手するとマイナスの気だね。
こんな家に住んでると体も気になる部分があるから、
そこも確認する。
札がそのマイナスの気に触れるのを嫌がってるんだよね。。
なんとかしないとだな」

「願いをこめた札なので、
何か関係があるのかなと思いまして!
ありがとうございます!」



そして、後日......



「ねーさんに数字を出してもらったけど、
やはり家の気がマイナスみたいね。
数字的にはかなり悪くて、マイナス10だって。
普通はゼロだから、かなり悪い数字かな。
体は大丈夫みたい。
家の気だけのようだね。
改善させるとよいよ」

「あらま、ショック!
塩を撒いたらよいのですか?
色々と調べてみます」

「神棚はある家?」

「神棚はないです!」

「札を持つのであれば、どんな形で、
小さいものであっても、必ず立てておくようにして、
その前に水ととお米の3点を
最低限置けるような棚を作ってあげるとよいかと。
札は宗像さんのものを立てて祭るところから
始めてよいと思う。

それが①

①が出来たら、
次に塩を買ってきて、
一軒家だろうから、
それを家の周りに撒く。

それが②

塩は海の天然塩が良いです。
鳴門とか沖縄ものとか、そんな感じ。
塩の質は良いほど良いです。
山のものとか精製ものはダメ。

撒き方は、
一袋を四等分するイメージで
家の土地の四角に撒いていきます。
最初は玄関に一番近い隅。
次に、その玄関に入る形で向かい、
左の方角の角を2番目として、順番に、
家の周りを右回りに一周する形で撒く。
この順番はすごく大切なのでしっかりやってください。
塩は一袋をきっちり使い、残さないように。

今はかなり悪い感じだから、
先ずは10日に一度ぐらいで撒いてみて、
1ヶ月ほどしたら月に一度に変えてください。

月に一度は毎月1日だと最高です。
無理なら1日が過ぎたら必ず一度は撒く感じで。
先ずは応急手当ということで上記のことを試してみたらと。

あとは、
気に入ったパワーストーンとかあったら、
玄関近くの土地に
コンクリートとかで綺麗に埋め込むと良いよ。

それと、
玄関入った内側のどこか適当なところに
炭を置いておくと良いです。
調理用のものでも何でも。
カゴに入れておくとか、オブジェ的におくとか。
良きように。

あ、神棚は、
もし祀ったら、毎日しっかり手を合わせて、
水とお酒だけは毎日変えれるように見てあげてくださいね。
それだけで家の空気が変わるのがわかるとは思います。
無理にではないですので、
処方としてのスタートはそんなところです。
自分の思うように判断してみてください。

パワーストーンは盗まれたりしないなら、
さり気に置くだけで良いのですが、
近所の子供とか?
に盗まれるような状況だったらコンクリートとか使えば、、
的な話です。ごめん」

「近所にはおじいさん、
おばあさんばかりですので大丈夫です!(笑)
塩は能登のものにしようかと思います!
家の角ではなくて、庭もいれた土地の角ですね!」

「そう。土地の四角のこと。
札棚はできれば榊(さかき)があると最善。
塩と植物の葉が家の気を教えてくれるので。
ま、榊は手に入れにくいかもしれないので、
余裕あれば、で」



そんな会話のあった翌日......



「まず家にあったものを磨いて飾りました」

「うす。
ただ、お守りというものは、
できれば財布やバッグの中とかで、
普段持ち歩くようにするのがベストではありまする。

あと、、

いったん、

その黒い社(やしろ)はいらないかな。
札を立てるだけで良いよ」

「そうですか…
お気に入りの社…笑
社の中には大黒さんと恵比寿さんを祀っていますが、
どこがよろしいでしょうか」

「社の場合は白木がベストです。
それだと黒いものが入っちゃうので、
お勧めできません。
あと、その黒社、何か憑いてるので、
一度家の外で塩振って、
晴明水で拭いてあげてください。
浄化必要あり。
大黒さんと恵比寿さんは神様ではないから、
神棚より低いところで、
場所はお家の中のココ!と思うところで良いですよ。
キッチンでも、寝室でも、リビングでも、良きところに。
日が差し込むところがあれば最高。

大黒さんと、恵比寿さんは、
場所落ち着けたら和菓子欲しいみたいよ。
大福とか?あんこ系。
社を綺麗にしてあげて、場所落ち着けて、
コンビニものでも良いのでさし上げたら良いかと。
お茶もあると嬉しいみたい」

「分かりました!」

「Nちゃんはカンがあるから、色々やりながら、
体の軽さの変化を感じながらやると、正しいか?
どうか?
わかると思うから、その辺意識しながらやってみてね。
ご苦労様。
家の空気も変わると必ずわかるから。
頑張って」

「ありがとうございます〜!
がんばります!」



さらに、その後......



「まずは家の周りの草むしり、
玄関掃除に、窓掃除!
気になっていたところを朝から磨いていますー!
神棚は北向きに我々が向かう向きでよいでしょうか。
今はもとからある棚に置いており、
壁の上部に近いうちにとりつけます」

「理想の話、だけど、
北を背にするのが最高。
北極星を背負う感じ。
ただ、
家の形や土地や様々な状況によって地の気は違うから、
Nちゃんがしっくりきたところで良いよ。
間違っているときはまた札が教えてくれる。
宗像の三女神さんは優しいからね。
大切なことは高いところに置くこと。
札の置き方と毎日の拝礼とケア」



......と、まぁ、つい最近、
そんな一件があったのですが。
ここでちょっと触れておきたくなったのは、
何故?
何かと?
右回り?
なのか?
ということ。
このお話は次回へと続かせていただきます。(^^)





我が家の片隅にある簡素で地味な神棚の下には
ヒノキ(檜、桧)の板を引いていたりします。
今置いているものは紀伊、熊野のから取り寄せたもの。
いつも自分でカットしたりしているのですが、
個人的には耳付きの自然な風合いのものがお好みでして......



熊野のヒノキはとても良い香りなのです。(^ν^)


☆追記☆
コメント欄の「まーさん」への返答にある様に、
塩の置き方に関しては「置く順番」なので、
特段、きっちり右回りに回って置かないとダメ......
なんていうことはありません、
そこはその様に理解して頂けたらと思います。
何卒なのです。


にほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

た――――

2022-11-28 00:49:45 | 面白い
いやぁぁ......
激しく落ち込みちうでして。
ええ。
つい先ほど、
サッカー日本代表がコスタリカに敗戦。
ここまで来て、何故?
予選で組み上げて来たメンバーで
先発を組まなかったのか......



ド━━ (´-ω-`) ━━ン......



勿論!サッカーワールドカップのお話ですけど。
ええ。ええ。
カタール大会。
一喜一憂で疲れまするの。
生粋のサッカーファンでして。あちき。
ただ、先日の初戦で超強豪国のドイツに勝利した時には

「た――――」

なんて言葉がツイッター(Twitter)トレンドの
上位に入ったらしいのです。

「勝った――――!」
「やった――――!」
「きた――――!」
「良かった――――!」

とかの

「た――――」

とのことで。



その後は
「祝日のはず」
なんて言葉がトレンドの1位に。



ま、そんな感じで、
最近のこの国ではネコもシャクシもサッカーファン。
おバカなサッカー好きとしたら居心地はいいのです。

今だけわ!

マニアトークしても許されそーな街角。

許されるかもしれない!?このブログ記事。

サッカー好きでいて良かったなーとか。
サッカーやっていて良かったなーとか。
今からでもカタールに行きたいなーとか。
冨安と酒井の怪我が心配すぐる!とか。
ネイマールの怪我がとても心配にゃ!とか。
リシャリルソンのバイシクルはトラップを少しミスって、
一瞬で判断を変えたシュートじゃね!?とか。
ロナウドとメッシは少しスピードとキレが落ちてね!?
とか。



サッカーに興味がない人にわごめんなちゃーーーい!



的な記事なのでございます。
ええ。ええ。
お詫びしますのです。
それでもって、なんといっても、
今回のワールドカップの特別さは
デバイスがあれば全試合いつでも、どこででも!
見れてしまう!
というところでしょうか。
ネットのアーカイブ配信にしても同様で。
ワールドカップ開催期間中はいつ、
どの試合を見てもフリー。
いやーーー、素晴らしいです。
サッカーファンとしてはとても贅沢な1ヶ月。
嬉しすぐる。(^^)



好きなカメラアングルも選べる!
なんていうところも最近っぽく。
メッシ・カメラなんてものも。





ただ、今大会は各国リーグのシーズンを中断しての
無理やり開催的な面もあり。
どのチームもケガ人続出......なんていう部分もこれまでになく。
やはり、マネやベンゼマやザネやポグバなどの
名選手の欠けたチームを見るのは寂しいのです。
この舞台にイタリアがいないのも寂しすぐるし、
ハーランドもこの舞台で見たかったですし。
まぁ、人権問題やスタジアム工事で大勢が亡くなってしまう......
なんていう開催国カタールの事実などもあるにはあって。
FIFAさんには今後、
何かと深く自己点検をして欲しいものです。
今後、出場国枠をやたらと増やすなんていう話も、
中国やインドの人口を取り込もうとか、
中国企業のお金を取り込もうとかしてるのでわ!?なんて。
どこぞのオリンピックのように
薄汚れた金儲けイベントになっていかないよう祈る次第でして。
人々の夢で利を貪るものこそ「魔」というものです。



そんなこんなの今大会。
次の日本の対戦相手はスペイン代表。
やべーっす。



今のところ今大会のベストチームではないでしょうか。
先日の「コスタリカ」戦などを見ていたら、

「こんなチームとどう戦ったらいいのだべ......」

なんて、
頼まれもしないのに考え込んでしまうくらい
とんでもなくレベルの高いサッカー。
最強かどうかは別として、最新で斬新。
メッシやイニエスタやシャビが躍動していた頃の
「FCバルセロナ」や、
ワールドカップ王者となった時のスペイン代表の
美しきポゼッションサッカーをさらに数段磨き上げて来た感じ。
このスタイルの産みの親とも言われる
「ジョゼップ・グラウディオラ(Josep Guardiola)」
さんの嫌う表現をあえてするとすれば、
「ティキ・タカ(tiqui taca)」
をさらに進化させた感じ。



実質、ゼロ・トップ。



フォワードなんてポジションわもういらないのよーん♡
的な。
決まったポジションなんてものもないんだよ―――ん♪
的な。
そんなフォーメーション。



フリーアドレスなフットボール。



今っぽい。
ありえん。
すげー。
バックスにしても、
4バックをベースに2バック、3バック......
状況により自在に可変する最終ラインの人数。
両サイドバックはバックスなんだかボランチなんだか、
インサイドハーフなんだかウイングなんだか......
中盤含めアメーバのように全体が有機的に変化するシステム。
日本代表ファンの人には、
1人で長友と守田と三苫をやっている奴が
何人もいるイメージといえばわかりやすいでしょうか。
しかも、全員が10番!?のようなスキルフルなプレーヤー。

わけわかめ。

マークとかできへんちゃうか!?

しかも、混雑したバイタルエリアで
いとも簡単にボールを縦に入れちゃうし。
通っちゃうし。受けちゃうし。
森保監督はどんな対応を考えているのだろーか。
過去にこんなフォーメーションを粉砕したチームといえば......
2014年のオランダ代表が浮かびますけど......
それを模するとなると、まずはドイツ戦後半の
3バックフォーメーションでしょうか......
5バックにも可変できますし。ええ。

いや――――、、、

また眠れないっす。

むむむ......

しょうがない、

カップ焼きそば買ってこよ――――っと。

にっぽ――――ん!!

た――――――――(`∀´)ノ!!!



サッカー日本代表の公式動画。
印象的だったのは、
キャプテンの吉田麻也さんが初戦のドイツ戦直前の円陣で
皆に話していた言葉。

「ドイツは俺らに負けるなんて1ミリも思っていないぞ。
絶対にチャンスがあるから。
そこに絶対に隙があるから。
みんなで行こう。
歴史を変えてきたヤツは、
絶対に勇気をもって前進したヤツだけだから。
今日、俺たちが歴史を変えよう

今大会も最後まで、
世界最高峰の選手達のプレイを楽しみつつ、
サッカーというスポーツそのものを応援しようと
思っていまする。(^^)



毎回、ついつい買ってしまう
「ワールドカップ観戦ガイド」的ムック本。
見ているだけでなんだか楽しいんす。
バカなんす。僕さん。(*´ω`*)


にほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ
コメント (15)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

FOMO

2022-11-16 00:00:49 | 面白い
イーロン・マスクさんが買収したツイッター(twitter)社が
従業員を半分解雇したそうです。
最近メタ(Meta)と名前を変えた
フェイスブック(Facebook)も
全従業員の1割に当たる11000人を解雇したとのこと。
アマゾン(Amazon)は雇用を数か月凍結すると発表。
近く1万人規模のレイオフの予定もあるとか。
栄華を極めていたアメリカのビッグテック企業は、
今、一つの節目を迎えているのでしょうか。
少し思い出したのは、数年前に
「ニューヨークタイムズ(The New York Times)」
に出ていた記事。
日本では東洋経済新報社が翻訳ニュース配信をしていました。
記事のタイトルは



「フェイスブックを止めた私にリアルに起きた事。
アカウント削除5カ月間で何が変わったか」



普通にソーシャルを使っていた記者さんが、ある日、
フェイスブックアカウントを永久に削除したら
どのように生活が変化したか?
ということがレポート的な記事となっていました。
以下はその記事の抜粋。
ソーシャル疲れ的なコトも乗り越えた後、
ソーシャル慣れになっていた人がどんなことを思ったか。
今見てもなかなか興味深い部分があるように思います。



==========================
(前略)

私はそんな暮らしがどんなものか、詳しく知っている。
5カ月前に、
フェイスブックのアカウントを永久に削除したからだ。
では、その後の私に何が起きたか。

(中略)

昨年10月にフェイスブックをやめた私は、
人とのつながりが希薄になることはなく、
自分のニュースフィードで
誰かの近況や写真の投稿を見なくても
ソーシャルライフに悪影響はないと感じている。

友人たちとは
メールやメッセージアプリを介して計画を立てているし、
家族ともそう。
これまでどおりだ。

しかし、いくつか変化もあった。
そのひとつがオンライン広告をめぐる奇妙な体験だ。
フェイスブックはユーザーの情報を元に
ターゲティング広告を配信しているが、
私がフェイスブックを退会して数カ月後、
フェイスブック傘下のインスタグラムなどのアプリに
無作為の広告が表示されるようになった。
なかには女性向けのシェービング用品やバッグ、
入浴グッズの広告もあった。

インスタグラムは男性である私を
女性と認識し始めたようだが、
財布にはいいことが起きた。
フェイスブックの広告で
散財をあおる広告を見なくなったことで、
オンラインで服や調理道具を購入するという、
うしろめたい喜びに費やす金額が大幅に減ったのだ。
この5カ月でオンラインショッピングでの購入額は
43%も減少した。

では、「FOMO」についてはどうか。
FOMOとは
「fear of missing out(見逃してしまうことの恐れ)」
の略で、一般的にソーシャルメディアに起因する。
人々がフェイスブックをやめることをためらう
最大の理由のひとつだ。
遠方の友人と会う約束についての投稿や、
ソーシャルメディアで共有されている
パーティーの招待を見逃してしまったら、
と不安になるのだ。

私の場合、フェイスブックがなくても
見逃したものはほとんどなかった。
ターゲティング広告以外では。
では、フェイスブックのない生活について
私が発見したことをお教えしたい。

友達が500人いても頻繁に会うのは20人ほど。

フェイスブックを使い始めてから14年間で、
私の「友達」は約500人に達した。
大半は連絡が途絶えていた同級生だ。

現実の世界では、
定期的に会う友人は20人ほどなので、
フェイスブックのアカウントを削除しても影響は少なかった。

それらの友人とはiMessageや
メッセージアプリの「シグナル」、
メールなどでやり取りし、
以前と同じように一緒にディナーや映画に行っている。
コミュニケーションツールはもっぱらフェイスブックの
メッセンジャーという友人が1人いるが、
今はメールでやり取りしており、
話す機会は減っても直接会えば親しい仲は変わらない。

フェイスブック上で招待されたイベントに
最後に出席したのはいつだったのか覚えてもおらず、
FOMOの問題もない。

フェイスブックに関して、
恋しく思わないものがほかにもある。
友人たちが頻繁に投稿するクイズや政治ニュース、
もしくは時事問題についての意見などだ。
時にはおもしろく興味深い投稿もあるが、
ほとんどは時間の無駄だった。

最近では読書の時間も増えた。
それもフェイスブックの投稿を読むのに
エネルギーを消費しなくなったからだろうか?

(中略)

広告主がクッキーなどを利用できないように設定。
私はフェイスブックのアカウントを削除したとき、
ターゲティング広告をすべてなくしたかったので、
さらにトラッカーブロッカーをコンピューターの
ブラウザとモバイル機器にインストールし、
広告主がクッキーやフェイスブックピクセルなどを
利用できないようにした。
それが功を奏し、
オンラインのおびただしいターゲティング広告は
配信されなくなった。

(中略)

1年ほど前に私は、
男性ファッションを扱う
「テイラー・スティッチ」のサイトを閲覧していた。
あるコートに目が止まったが、
買わないと決めてブラウザのウィンドウを閉じた。
それから1週間、
そのコートの広告がフェイスブックやインスタグラム、
その他のウェブサイト上に現れ、
なんと私はそのコートを買ってしまった。
フェイスブックのアカウントを削除してからは、

「本当にこのシャツやフライパン、
カクテルシェーカーが必要だろうか?」

と自問し、購入を見送ることが増えた。
その質問の答えはいつも「ノー」だったからだ。

家計簿管理アプリの「ミント」を使い、
どれだけ節約できたか具体的に調べてみると、
昨年10月から3月中旬まで、
洋服の購入に341ドル、
アマゾンでの買い物に1100ドル支出していた。
これはフェイスブックのアカウントを削除する前と比べ
劇的な減少だ。
2017年10月から2018年3月中旬には洋服に1008ドル、
アマゾンに1542ドル支出していたのだ。

私のインスタグラムのアカウントには、
何年にもわたって男性用のブーツやブリーフケース、
ビデオゲームなどの広告が配信されていた。
それが今は女性用のカミソリやブラジャーなどの広告だ。
私が思うに、
フェイスブックのアカウントがないと
インスタグラムは私が何者でどんな嗜好を持つのかという
付随情報の重要な部分が欠けており、
的確な広告を配信することができないのだろう。
さらに、婚約者と私は、
それぞれ自分たちの犬名義の
インスタグラムのアカウントを持っていて、
個人アカウントや各々のデバイスから
犬のアカウントにアクセスしている。
そのため、何らかの情報が交錯して
インスタグラムは私が女性だと思っているようだ
(インスタグラムはアカウント作成時に
性別の設定を求めていない)。

やや奇妙ではあるが、不快にはならない。
それどころか、自分に無関係な広告は面白い。
少なくともそれらの広告は、
人にプレゼントを買うときのヒントをくれている。

text by:Brian X. Chen。翻訳:中丸碧。
==========================







この記事は
「コーヒーは自分で淹れなはれ!」
なんていうスノーピーク(Snow Peak)さんのカフェで
書いていたのですが。

知るべきことと、
知らなくても良いこと。
知らなくても良いことをそのままにできる意志力。
お気楽さ。

ソーシャルの時代。
上手く生きていけたらなぁ、と。
ええ。(^^)


にほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

酒と焼き鳥と首相と男女

2022-10-27 00:02:51 | 面白い
イギリスのリズ・トラス首相が辞任しました。
就任から45日ほどしかたっていないようで、
在任期間はイギリス史上最短だそうです。
彼女は
「トリクルダウン(trickle down)」
仮説を軸にして首相の座に就いたのですが、

「その説は間違っている、、」

という認識がイギリスではなされた......
とも言えるでしょうか。
「トリクルダウン仮説」とは、
大企業や高所得者がより富むような経済政策を実施すれば、
投資や消費が活発になり、
多くの人々にとっても広く恩恵が及ぶ......
とする考え方で、
となると、今回のイギリス首相の交代劇は

「トリクルダウン説なんて、
富裕層が更に裕福になるだけで、
経済格差を拡大させちゃうだけじゃん!

なんていう民衆の声に聞こえたりもします。



「ふむふむ。
そーいうことね。
女性首相っていいなぁ、、なんて思ってたのだけど、、」

と、その男性は言いました。
東京の夜、10時ぐらい。
美味しい焼き鳥屋さんのカウンター。
店は多くの人でにぎわっていて、
男性の座っているカウンターは勿論、
5つほどあるテーブル席もいっぱい。
その男性の横には親しげな同性の友人が並んで座り、
2人とも美味しそうにビールを飲んでいました......



「わかるよ。その部分は。
女性ってさ、
DNA的に優秀な人をそのまま認めることが出来る確率も高いしね。
自分の為に優秀な人を並べることも自然に出来る。
その辺はオレも期待して見ていたけどね」

「そーか。
なるほど。。」

「男ってさ、サル山のボス猿的本能が強いからさ。
自分より優秀なヤツとか、
力や体力のあるヤツとか、
似たような力やライバル的な要素を感じる人を、基本、
蹴落としたり排除しようとするのよ。DNA的に。
山のボスになろうとするわけ。
自分の山を作ろうとするわけ。
だから本能的に優秀な奴を外したりするようなことも多いのよ。
それで、側には自分を盛り立ててくれて、
何でもハイハイ、、そーですねー、、
的な人を置いたりしちゃう」

「ふーむ。。」

「リーダーが男が多くなっていることにも
そんなわけがあるのよ。
それが高じると独裁者とかになっちゃったりもするし。
歴史的に女性の独裁者なんてほぼいないだろ?
それもそんな理由だと思うよ」

「なるほど」

「だから男ってさ、
女性の様に自分に負けず劣らず優秀な人をちゃんと認めて、
側に置くことが出来るとスゲー良い形にも出来るわけ。
逆に女性トップの場合は、
そんなことはスムーズにできるけど、
その優秀な側近に頼りすぎちゃったりなんかしがちでさ。
いつの間にか周りにペースやイニシアチブを握られて、
内実を回され出しちゃったりなんかして......
となると、とてもヤベーわけ。
止めることが苦手だったりもするし。
内実を仕切るその人が優秀な人格者だったり、
真に素晴らしい志を持っている人なら問題もないけど、
でも、優秀さと人格とは必ずしも一致しないし。
最初は素晴らしい人だったとしても、
途中で変わっちゃうこともあったりするし。
ただ、その辺もさ、
男っぽい性格を合わせ持っていると制御することも出来る。
女性のリーダーはどこか男性的な部分があった方が良い的な
ことの理由でもあるわけよ。
とね。
まぁ、男でも女でも、
それぞれに良い点、悪い点があるわけでさ。
なかなか難しいやねぇ......」

両性を併せ持ってるとイイ感じだな

「そだね」

「そんな人はナカナカいなそうだしなぁ......」

「男のマウント取りたい癖ってさ、例えば、
根っからの車好きとかではなさそーだなー、、、
なんて思える奴とかがさ、
あるレベルを超えた値段の車を買ってしまったりする
こととかにも表れるよね。
ユーの場合、
ソレ以上のものは車好きの趣味性とかでなく、
自己顕示欲の満たしやマウント目的の領域じゃね!?
みたいな。
他人の上に立つための助力アイテム的なものになってね!?
みたいな。
だからさ、
女性の高級ブランド好きや高級品主義的な人にしても、
そんなマウント男性的な部分を
強く持ち合わせてるタイプだとも思うしね」

「でも、まぁ、それを礼賛したり、
目標にしたりする人も結構いるしなぁ......」

「そだね。
そういう人が沢山いる限り、
そんなお金の使い方も無くならないだろうし。
良い悪いの話でもないだろーし。
難しいやね」

「お金持ちや成功者になれた人は
クールなお金の使い方をしてくれたらよいなぁ......
なんて、なんか、そんなこと思っちゃったよ

「そーだねぇ......
俺たちのこんな話はビンボー人の遠吠え!
だろーしな。。( ̄ー ̄) ニヤリ」

「しかし、
あいかわらずココの焼き鳥は美味いよなぁ、、」

「うまいねぇ、、特に皮が好きだなぁ、、」



夜も更けて来て。
店の客もまばらになって。
カウンターでとりとめもない、
クダラナイ会話をしていた2人はお店を出ることにしました。
お店の外では空に三日月が輝いていて。
この美しさがある限り、
この美しさを感じれとれる限り、
2人はまだ未来を信じられるような気がして。
そんなふうにして、
東京の片隅に漂う夜は更けていきました。



河島英五さん。
懐かしの昭和の名曲。
もはやブルース。

「酒と泪と男と女」

♪飲んで、飲んで、飲まれて、飲んで......
またひとつ、女の方が偉く思えてきた
またひとつ、男のずるさが見えてきたぁぁーー(*´Д`)θ~♪


にほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Salt & Earthenware 2

2022-10-15 00:28:59 | 面白い
そんな塩の浄化力は塩自体の質と、器の質、それと、
神棚で御札や榊(さかき)などがある場合は
それらの強さとも関係します。

今回のYUさんの塩皿ぐらいの感じはレベル1。

もう少しひどい状態がレベル2。

水ビダシとなってしまうのはレベル3。
塩の限界。



——————ちょっと長くなったので、
もう一回続かせていただきます。
おやすみなさいませー。。(^^)




レベル4は生き生きとしていた榊の葉が突然、
違和感のある落ち方をしたり、枯れたりします。

レベル5は御札が原因がなく倒れたり、
突然床に落ちたり、変色したり......なんていう時。
そんな時は札も新しくします。



......と、
そんな感じで覚えとくと良いかもしれません。



レベル1は、YUさんの2年間の様に
自分がしっかりとしていれば滅多に起こりません。
自身で自然と浄化をしてしまうので。
普通はこの状態。
自己成長、鍛練とはそういう力を養うものともいえそうです。

神棚などがない場合は、
上記したレベル1から5のようになるマイナスモノを、
そんなモノや状態とは気づかずに、
ひたすら住居に持ち込んで、浄化もされず、
チリが積もるように積もって積もって、重なって......
ご先祖様や守護霊さんだけではどーにもならなくて。
そうなると彼らは、
とにかくわかる人にSOSを出していきます......が、
それもうまくいかなかった時は、
住んでる人が病気になっちゃったり、
理不尽な事故などに巻き込まれたりなんかして。
神棚とは、まぁ、敬うものであると同時に、
そんなことにならないようにする力と機能もあるようです。
やはり、あれば、あったで、
ありがたいもののように思えます。
勿論、自分の精神と感性を磨くことも必須とはなりますが。

ちなみに僕さん。
自分で自分のお家を建てるまでは......正確には、
自分自身による地鎮祭(じちんさい)なるものを
体験する前までは

「神棚なんていらなくね?
古くさ!
センスなし!アホや!」

などとのたまわっておりまちたが......
今回の記事は......

「どの口が言ってんだ!」

というお話なわけです。
ええ。
ワカゾーな過去は水に流してもらえればと。
ええ。ええ。



「マルドン・シー・ソルト(Maldon Sea Salt)」
伝統製法で丁寧に作られるイギリスのお塩さん。
以前も「いただきもの」や「リコピン野郎
という記事で記していましたが、
僕さんのお気に入りのお塩。
前回記事で記した様に、
塩は塩化ナトリウム(NaCl)にどんなものが化合しているか?
によって様々な個性があるのですが、
ソレによって「形=結晶」も「色」も「味」も様々。
マルドンは結晶がピラミッドの形をしているという貴重な塩。
塩化ナトリウムの結晶は基本、
安定的な立方体をしているため、
その辺からも様々な化合がしやすいようなのですが、
なので人工的にもイロイロな形の結晶を作ることができます。
しかし、
自然にこの形に結晶化している塩というのはあまりないのです。
とても貴重な宝のような塩。
人工モノとは比べものになりません。
なにより味が最高♪(^^)
甘味すら感じるまろやかさ。
イギリス王室も御用達のお塩さん。



「月の雫の塩(つきのしずくのしお)」
僕さんのエースさん。(^^)
こちらも以前「嫌いではにゃい」や
イル・ケッチャーノ 2」という記事で記していましたが、
そのあたりの記事を見てもらえれば、
どんな塩か?はよくわかってもらえるのではないかと。
メッシオタニサーーーン☆(大谷翔平)的な全方位さ。
何かに迷った時や、試合に勝ちたい時に使います。



こちらは、最近、
少々入手困難になって来ているオーストラリアの
「シャークベイソルト(Shark Bay Salt)」
自然な天日塩製法で2年以上!もの月日をかけて作られる塩です。
「シャーク湾」というのは
オーストラリアの西端に位置する世界遺産(自然遺産)の湾で、
独特の気候風土を持つ場所のため人が住み着けないような場所。
ここには少なくとも32億年以上前から存在している
「ストロマトライト」という
「藻でできた岩石=藻岩」が生息しています。

「岩が生きてる!?なんやそれ!?」

なんていう人は珊瑚などをイメージしてみると
少し理解できるかもしれません。
そんな「生きている岩」とも言える不思議で貴重な藻岩は、
世界でもホンの数カ所でしか生存が確認されていなく。
地球最古の生命体であり、
海から地上に初めて上がった生命体でもあります。
地上に多量の酸素をもたらした
最初の生命であるとも考えられています。
この塩には、
そんなストロマトライトが今だに生息できている海が持つ、
太古の地球から連綿と繋がっているチカラを感じられます。
地球の生命力が入っている感じとでもいいましょうか。
隅々まで澄み切った、
特別に綺麗な塩の一つだと思います。



神ゴト系や料理系は
海の塩を基本でマストとしているのですが、
お風呂にはこやつ。
「ヒマラヤブラックソルト(Himaraya Black Salt)」
こちらも「ヒマラヤブラック」という過去記事に
記していますので興味の湧く方はそちらの方で。
硫黄(いおう)の入った塩なので、
自宅のお風呂が温泉になっちゃいます。
硫黄成分が高い岩塩系がベストなのですが、
顆粒モノや食用で安くなっているものでも十分。
最近は品数が増えて品質の良し悪しも激しいので、
手に入れる際は慎重にセレクトしてもらえればと。

そうそう。

「塩(salt)」って、
サラリーマンなどの「サラリー(salary)」の語源なんすのね。
貴重なものということなのでしょうか。ね。ええ。


にほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Salt & Earthenware

2022-10-11 00:01:18 | 面白い
「初めて作った神棚を見てもらえないか......」

以前、そんな相談を受けて、
親愛なる「YUさん♀」の家の神棚を見させてもらった
ことがあるのですが。
その時に、塩の置いてあったお皿を、
この「素焼き」のお皿に変えることをお勧めして、
僕さんからプレゼントをさせてもらった......
なんていうことがありました。



僕さん愛用の三重県は伊勢市
「宮忠(みやちゅう)」さんの素焼きの小皿。
素焼きとは、いわゆる「かわらけ」のことで、
釉薬や塗料などを一切使わない純然たる焼き物のこと。
漢字では「土器」と書かれるものです。
英語では「earthenware(地球のモノ)」
「素の土」とも言ってもよいものなので、
いつも呼吸をしていて、
生きているような感じもするお皿さん。
置いてある場の空気にも純粋な反応をしてくれます。
値段は数百円ですが、
僕さんにとってはとても大切な一品であり逸品。



そして、
少し前のある日。



そんなお皿をプレゼントしていたYUさんから
こんな写真と言葉がラインで届きました。



「なんかさ。
お皿に塩の結晶?がびっしり付いてて。
なんじゃろか?
そんなに気にする事じゃないと思うんだけど、
こんな状態になったの初めてなのよ」



棚をしつらえてから2年ほどたった中で
初めて見た現象とのことで。
YUさんは以前記していた
omamori
という記事も読んでいてくれたらしく、
それで、少し不安になってラインをくれたようでした。
僕さんのお返事はこんな感じ。



「ナニカヨクナイモノが入り込んだのを
浄化してくれた時の状態です。
塩は全て捨てて、
器も綺麗に洗って、
また新たに盛って置けば大丈夫ですよ。
見た感じ、ソレほど悪いものでなく、
○○程度のものなので、ソコも御安心を。
ひどく悪いものだと、
辺り一面水ビダシになるので、そんな感じです」



YUさんは思い当たるようなこともあったらしく、



「うん。わかった。
綺麗に盛り直しておく。
浄化してくれたんだ。
ありがたいなぁ。。。
教えてくれて
ありがとう^ ^ 」



かわらけ(土器)というのは、
こんな塩の微細な働きに対してもとてもよく反応してくれて、
視覚的にもわかりやすく見せてもくれるものでして。
YUさんも初めての経験で、
カワラケの良さも実感してくれたようでした。



僕らが普段口にする「塩」とは
「塩化ナトリウム」を基本とした化合物で、
化合しているミネラルなどの成分によって個性も違いもあるものです。
「塩化ナトリウム」ソレ自体は「NaCl」という化学式で表されます。

「Na」がナトリウム。
「Natrium」というドイツ語。英語では「Sodium」
「Cl」は塩素。こちらは英語の「Chlorine」

このうちナトリウムの方は、
人も含め、地球上の多くの生命にとって必須のミネラルであり、
生命維持にはなくてはならない重要な物質。
そして、この地球上の物質の中で最も
他の物質と結合しやすいという性質を持ちます。
塩素の性質もしかり。
故に塩は化合する物質も多種多様にあり、
そんな化合をすると、多くの場合は「水」となります。
正確には「水+その他イロイロ」に変化するわけです。

今回のYUさんの塩皿のモノは、
このナトリウム特有の化合が、
なんらかの物質やモノに触れて、起きて。
水となった部分が乾いて、お皿にマダラについてる......
という状態だと思われます。
この化合した「なんらかの物質」が、
あまり良く無いモノではないか......
ということです。
やや化学的に!?説明するとそんな感じですが、
昔から塩を魔除けに用いたりする理由とは、
こんなナトリウムや塩素の性質からではないかと僕は考えてます。

そんな塩の浄化力は塩自体の質と、器の質、それと、
神棚で御札や榊(さかき)などがある場合は
それらの強さとも関係します。

今回のYUさんの塩皿ぐらいの感じはレベル1。

もう少しひどい状態がレベル2。

水ビダシとなってしまうのはレベル3。
塩の限界。



——————ちょっと長くなったので、
もう一回続かせていただきます。
おやすみなさいませー。。(^^)



にほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

空に天気のある理由

2022-10-03 01:17:10 | 面白い
ウネリと螺旋」という過去記事で、



============================
エネルギーは常に「螺旋=らせん」を描きます。
宇宙、自然界のエネルギーは常に「うねり」ます。
川も蛇行し、波も海もうねります。
雷も台風も竜巻もオーロラもうねります。
そんな姿を人々が「自然神」として形象化したのが「龍」......
とも言えます。
============================



なんてことを記していましたが、
龍神さんというのは、
自然界のエナジーの現れでもあり、
時に凄い神様の別形象であったりすることもあります。

......その逆は、
龍神さんが神様の形をとる、ということは、
僕というちっぽけな個人の知る限りでは無いのですが。

そんな龍神さんは自然界のエネルギーでもある故に
自然現象には神様より、より深く関わっているようで。
その主な目的や意味としては、
人というより、
人も含めたこの地球という星の全ての生命にとって
最善となる自然環境を維持し、
整えることとなっているように思います。



「人というより全ての生命に対して」
ということがとても大切なところでしょうか。



「人にとって最高」
という物差しではありません。



人にとっての最高と、
地球にとっての最高がイコールとなっていない
苦しみがある様に思います。



......その苦しみは、
あらゆる面での人類の成長にかかっていると思われますが......



そして、そんな龍神さんにも大小や、
力や色や個性の違いも沢山ある様でして。
修行中の存在もいれば、
統括的な役割を果たす神様に近い存在もいるようです。
さらには、
使えている神様も様々で、
神様には使えない、
独立独歩の龍神さんもいるようです。

前回記した英彦山(ひこさん)の龍神さんというのは、
おそらく、
日本でもトップクラスの強大な力を持つ龍神さんで、
大きさも別格。
そして、そんな龍神さんが守る英彦山という山も、
多くの人や生命にとってとても大切で
大きな影響力のある山なのだとも思います。
Mさんなどは英彦山の龍神さんのことは、いつも

「エゲツない龍神さん」

なんて言葉で表現していたりもします。
まぁ、
この山にはエゲツない大天狗さんもいらっしゃいますし。
そんな山を守る龍神さんというのは
本当に強大な存在なのだと思います。
そんな龍神さんが

「天帰するらしい」
「僕らも英彦山に登りましょう」

とMさんが言ってきた時は、
これも記したように7月の末だったのですが、
実は、その時、
僕もMさんも知らなかったことというのがありまして。
それが、英彦山の頂上にある御本社(上宮)が
150年ぶりに建て替えられることとなって、
登山道も通行止めになっているらしい?ということ。
最初にこのことを知ったのは、
旅行日程を詰めている時にもらったプリリンねーさんからのラインで。
僕らが英彦山に行こうと決めてから数週間が経った日のことでした。



「ええええ!?
じゃ、登れないじゃん!
行っても意味なくね!?
Mちゃんソレ知らないで9月19日なんて言ってるのかな!?
聞いてみないとだな。
神職だからなんとか登れる様に神社さんに話をしてくれている?
のかもしれないし、すぐに確かめてみる」



そして、
すぐにMさんにこのことを確かめてみると、



「ええ?そうなんですか?
僕も調べてみます」



なんていう感じで。
全く知らなかったことのようでした。
その後、皆で色々な情報を探ってみると、
英彦山では今年の8月1日から2年間!
山頂直下のポイントから頂上までは
上宮建て替え作業が終わるまで入山禁止!
となっていました。
僕さんやMさんとしては.....



「2年も!?行けないの?頂上?
150年ぶり!?建替え?
まじか?
確かに、写真を見ても頂上の上宮ってボロボロやん。
それで......
Mちゃん。だからだよ。
龍神さんが天帰するの。
何百年も山や神社を護ってきて、
この工事のタイミングで少しお休みするんじゃないのかな。
きっとそーだ。
戻りは2年後?なのかな。
それまでは天狗さんとか他の龍神さんが護るのかな......」

「頂上でなくても、今回は山頂直下の行けるところに
産霊神社(むすびじんじゃ=行者堂)があるので、
そこでいいみたいです。
そこに水場があるので龍神さんとも繋がります。
そこまでいきましょう」

「なるほど。了解。
しかし、Mちゃん......
相変わらず凄いポンチキ力やな。
この上宮建替のタイミングで龍神天帰の話をしてくるとわ。
マジで。
やべーーなぁーー。。
よけいに行かないとだなぁ......感も強くなったんすけど......」



今回の「英彦山と台風14号を巡る諸々」は、
そんなこともあって、
個人的には直接山に登れなかったことに悔しい思いが
あったりもするのですが。
神々や龍神さんや天狗さんや座敷童子さん達の世界に
ちっぽけな人間様が関われることなんて、
やっぱり無いんだなぁ、と。
心底思う出来事でもありましたのです。

なにごとも、
常に、
自惚れてはいけませんのです。

足元を見て、
自分が出来ることを自分なりにやる。
それが一番大事。
それしかできない。
自分の人生を全うすることが何よりも大切。使命。
そう思って......

でも!

また!

英彦山には登りに行こうかなぁ、なんて。
ええ。( ̄∇ ̄)ニヤリ。
神様ゴトなど無しに。普通に。
ただその山容を見に。感じに。
精錬な空気を吸いに。
大天狗さんにお会いしに。
会ってなんてくれないだろーけど。
上宮改修の寄付もしっかりしてこようかと。
それで呼ばれたんじゃね?ホントーわ?的な。ええ。
そんなお出かけをしようかと思っておりまする。

「天気の存在する理由」
「モダーン今夜」さんの秀曲♪(^^)



—————光も影も
あなたも私も
ここ
ここにいる

花の影が私の額
通り越してゆく

風が吹いて
雲がちぎれて
空の底に花が咲く—————————


にほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

果て祭り

2022-09-17 00:13:12 | 面白い
面白いっす。
「地球の果ての歩き方」



ずーーーっと見ちゃってます。
読むというよりも。
ええ。
そんな本。
もはや旅行ガイド本の体は為してませんけど、
個人的にはすこぶる楽しく。
持ち歩いてニヤニヤしながら見ちゃってます。

既に多くの人が知っているお話とは思いますが、
旅行業会がコロナ禍で苦しみ抜いている昨今、
旅行ガイド本の方も全く売れなくなってしまったらしく。
悩み、考えていた「地球の歩き方」さんが
起死回生的に送り出した本というのが、
この「地球の歩き方 ムー」



発売するや否や、即、大ヒット。
驚きのベストセラー。
その勢いに乗り、
その後も旅行ガイド本のノウハウを生かした
斬新コンセプトの本が続々と刊行されて.....的な。
「地球の果ての歩き方」
はそんなシリーズの中の一つでして。
ポンチキなアチキにわとても魅力的な本なのでつ。
ええ。(^^)



......しかし、



南極点に行けるツアーなんてものもあるのですな......
すげー......
チリから出発とな。
アメリカの「アムンゼン・スコット基地」に行けるのですな......
ここから先はネットから拝借した写真となりますけど......





むむ......
は、はっぴゃくまん!?(;゜0゜)
料金が!?
11日間のツアーで?
南極点は日帰りなのに!?
ええ!?
すげー......
誰がいくんやろ......
ちょび髭をはやしているような人かな......
宇宙よりわ安いけど......
すげーな。
南極基地にはカフェもあるのか......mumumu......
ここでコーヒーしたひ......



にゃんと!
アイスランドの「エトリザエイ島」は
島に一つだけ家があるのでちゅか。
そーですか。。
果て感も満点ですな。。
ふーーーむむむ。
上陸してみたいですな。





エジプト西部の「白砂漠」わ
なんだか行ってみたいですな。。
妙にひかれまする。。





中国、桂林、
「盧笛岩の洞窟(ろてきがんのどうくつ)」
もやべーっすな。



チベットの「カイラス山」は
決して登っちゃいけないんですって。
神様の山だから。
6656メートルですって。



ロシアの「オイミャコン」という世界一寒い村では
「ヤクート馬」を飼ってるんですって。
でっぷり馬さんですな! (*゜▽゜)



おおお!ここわ!
スターウォーズでルークが隠居していた島じゃないですか!
アイルランドの「シュケリッグ・ヴィヒル」!
っていうのでちゅね!



アイスランドの「ブルーアイスケイブ」は
「いつまでも眺めてられる」
って書いてありますのね。
ええ。



やはり「ギアナ高地」は憧れですのな。
ロマイラ山とか行ってみたいっす。
フランス領ギアナの世界遺産。



イヌイットの聖地であり故郷は、
この「トール山」なんですって。
カナダの。



「アスガルド山」という山も、
イヌイットのもう一つの聖地みたいで。
すごい感じっす。



アフリカ大陸の最南端って、南アフリカの
「喜望峰(きぼうほう、きぼうみさき)」
って思っていたのですけど、
正確には「アガラス岬」というところなのですね。
ふーーん。。
インド洋と大西洋の境界の石碑があるようで。



というか、「喜望峰」って「希望岬」じゃ無いのね!?
なんでこんな字になったのだ!?
......などと思いつつ、
南米大陸の方の最南端は車がふっ飛ぶくらいの風が、
毎日、ズーーット吹いてるような場所らしく。
マジかぁ。。
そんな風ばっかりのところわちとキツイなぁぁ.......
ウシュアイア(アルゼンチン)と、



プエルト・ウィリアムス(チリ)という街のようです。



UAEとオマーンとサウジアラビア、イエメンにまたがる
「ルブアルハリ砂漠」のホテルは何も無いことが売りとのこと。
そーなのか。。



ユーラシア大陸の西の果てはポルトガルの「ロカ岬」。
ヨーロッパの果てでもありますのね。
「大航海時代の始まりの地」
と言っても良いかもしれませぬ。





「たいていの情報が瞬時に手に入る現在でも、
ここに立って水平線を眺めていると、
海の向こうに何があるか知りたくなる」



ですって。
ふーーーーーーーーーーむむむ。。。
面白いなぁ。。



もし、どこかに
宇宙の果ての歩き方
なんて本があったら、
地球という星はどんなふうに書かれたり
載っていたりしているのだろーーか......



「この星には植物とも動物とも話せない
霊長類型生命がいまーふ」

「この星で威張っている霊長類型生命は、
いつもケンカと戦争ばかりして、
同種同士で命を奪い合うという驚くべきことをしてまーす」

「この星の霊長類型生命は、
他者の上に立つことに価値と生き甲斐があるという
不思議な価値観となっておりまーす」

「大宇宙博物館にも保存展示されている
貨幣という太古世界のモノとシステムが
今も実稼働しているという非常に貴重な星でーす」

「宗教という太古の集団催眠的仮想精神医療形態も、
霊長類型生命によって未だ無くならずに社会運用されていて、
貴重な生体社会が見られまーす」



なんつって。ね。
ええ。ええ。(^^)


にほんブログ村 その他日記ブログ 日々のできごとへ
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リンクバナー