雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

黄泉比良坂

2021-04-23 00:23:01 | 凄い...パワスポ寺社
「バスツアーの予定が人数集まらず、
6人のプライベートツアーに。なので、
マニアック向けのおすすめスポットを教えてください♫」



なんていうラインが、
少し前に高校の同級生のkumiちゃん(♀)から届きまして。
聞けば、皆で奈良や琵琶湖辺りにお出かけをする♪
なんていうことになったらしく。
その後、彼女とは、
その旅の道中に都度都度エトセトラなやり取りをしていました。



「行きたいところに行くのがよいかと。
それが一番。
おすすめは皆違うし。
何か疑問が沸いたらその時はいつでも連絡くだされポンポン」



僕さんのようなつまらない人間の答えとしては、
いつもそんな感じなのですが。
一方で、旅の最中での質問には、
何かと精いっぱい答えるのが礼節だとも思っておりまして。



「丹生川上神社下社(にうかわかみじんじゃしもしゃ)。
丹生家。興味が尽きないです」



なんて言葉を彼女から投げかけられたりした時には、
以下のブログ記事リンクやコメントなどを送ってみたり......



「朱」の女神
「朱」の女神 2
「朱」の女神 3



「真偽を見定めないと危ないからねー」



そのまま彼女達は琵琶湖方面へと周遊をしていたようで。
その後には以下のようなラインも......



「白髭さん(琵琶湖畔にある白髭神社)の岩で
〇×△◇※♪$¥......たら振動数が、上がって、
亀、龍が口から文字を吐いてるのが見えた」



僕さんは......



「古代文字だよ。
その辺古いからね。
白髭さんは裏の山がすごいよねー(^^)」

「裏の山!
みんなでここ凄いねー言って
しばらくエネルギー楽しんできたよ」

「そゆこと。
後ろの山々の名前知ってる?」

「(*^ ^*)全然知らない。教えて~(*^o^*)」

「比良山地(ひらさんち)。比良山(ひらやま)。
君らいたパワーあるところ、坂道だったでしょ。
急峻な。山の斜面で。
違う?」

「山の斜面だった」



そのまま、僕さんは続けます......



「記紀神話にはこう書かれているんだよ、、、
黄泉の比良坂(よみのひらさか、よもつひらさか)。
比良坂、、とは、
比良の山の坂。
黄泉の入り口だね。
だから文字を刻んで封印をしてある。
封印の文字。
その主語として白髭さんがいてくれて、
管理者でいてくれている感じかな。

黄泉の封印に龍さんの力と亀、、、とは、山のこと、、
の力を入れてあるんだね。
琵琶湖は守らなければいけない要害地だからね。
四方を強い神社や寺が囲んでる。
この国の起源にも関わる大事な湖だから。
いつか、日本海側と、
四国辺りに行くとまた色々謎が解けていくと思うよ(^^)

黄泉比良坂

よもつひらさか、、

ヨモは四方。

ツは津。
船着場とか入江とか。
そういう場所のこと。

黄泉=よもつ、とは、
四方に開けた津のこと。
日本最大の津でもある湖。
琵琶湖のこと。

よもつにあるひらのさか。

四方に開けた津の近くにある比良山の坂。

藤原氏はひどいね~(^^)」



最後にまた違うリンク記事を送付。



—藤—



そんな、
kumiちゃん達御一行とのある日のやり取り。



旅というのは楽しいものです。
全身で様々なリアルを感じて。
そのリアルと知見、知識、
感覚とを組み合わせて真実を発見する。
それは、きっと、
自分を発見することであって。
それが何よりも大切なこと。
kumiちゃん達の旅も、
そんな旅路となったのでしょうか。(^^)



かなり前の写真になりますが、
琵琶湖の畔(ほとり)に佇む白髭神社さんの名物鳥居。
仕事や遊びで近くに訪れた際に、時々伺っていました。





境内は常に厳か(おごそか)な感じ。







白髭大神(白髭明神)さんと白龍さんが一番いらっしゃる!?
白い大木さん。



拝殿裏にあるヤバーーーーーイ!?御神石。
神話における「桃」!?的なモノ。。
触るべからず。



湖に立つ鳥居は絶景!故に、最近、
SNSに上げようと撮影に躍起になってしまう人達がいて、
すぐ近くを走る国道の通行を乱し、
危ない状況も多々見受けられると聞いています。
とにかく、旅はやわらかで、ゆったりと......と、
願っていたりもします。はい。(^^)



黄泉(よみ)というのはアノ世のことでもあり、
古代においては、止むに止まれず、
病や体の不自由な老人を置いて来たり。
育てられない乳飲み子を置いて来たり。
そんな場所であったのだとも思います。
また、そんな地の多くは人里離れた山奥であったりもするのですが、
それを「アノ世」「黄泉」などとして人を寄せつけないようにしたり。
そんな場所の入口には供養や人除けの為に祠や神社などを置いてみたり。
神話からそんな黄泉の象徴であったイザナミさんを引っ張り出して、
その祠や神社に祀ってみたり......と。
捨て置かれた人々は時に鬼とか鬼婆などと呼ばれたり、
どんな生活を?思いを?して過ごしていたのでしょうか。

黄泉とされる場所の多くがどこか暗く、重々しい場所となっているのも、
そんな事々が影響しているようにも思います。
出雲など、力のあった一大勢力を制圧した為政者から、
そんな「黄泉の国」として充てられてしまったり、
言われてしまったりしていた部分もあるようにも思います。
そんなコトゴトがまた史実を混乱させてしまったり。
記紀神話においてのソレは、
上記もした幾つかの意味や事実を重ねているとも推察されますが、
しかし、基本的には、この琵琶湖の比良山地であると思われるのです。
そして、カンのある方々にとっては!?四国の某地も......
黄泉を意味するのでしょうか。ね。


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コメント (6)
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