雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

実は!?「御神体 2」

2013-10-07 00:17:02 | 面白い...パワスポ寺社
インターネット以外のメディアでは殆ど取り上げられていませんでしたが、
昨夜、伊勢神宮「外宮=げくう」で
「遷御の儀=せんぎょのぎ」が執り行われていました。


20年に一度、
神宮内の全ての社(やしろ)や建物を刷新するという
「式年遷宮=しきねんせんぐう」
におけるハイライトとも言える儀式。
神宮の御神体......それは日本国の御神体とも言えるもの......を、
新しい社に移すという儀式。
その儀式のトリ、最後の儀......が、
2日夜の「内宮=ないくう」に続き、5日の夜、
漆黒の闇の中に外宮で粛々と行われていました。

内宮の御神体は
八咫鏡=やたのかがみ
と一般報道でも伝えられていましたが......
はて?
あまり報道されていなかった外宮の御神体とは......??
いったい何なのでしょうか?

伊勢参拝をガイドさんなどと一緒にすると、
正式な参拝順序は古来より
「外宮からです、、」
と言われると思います。
最近では伊勢に入る高速道路などにもこのことが大きく表示されていたりもします。
伊勢の地に入り一番最初に挨拶に向かわなければいけなくて、
数百ある「伊勢神宮全ての儀式」の中でも最重要とされる
式年遷宮」の儀においても、
その大トリとも言える儀式迄も行われる宮。
それが外宮。



これは、何を意味しているのでしょうか......



しかも、



その御神体は内宮とは違いまったく公にされていません。



報道では、



一般にも全てが公明に伝えられているかの様な印象になってはいますが......



はて......?



規模の大小に関わらず、
格式ある本物感?本気感?を感じる神社仏閣......
「こ、ここわ本当に神様がいそうでスゥゥゥゥ!?、、(>人<;)!」
なんて感じてしまうようなトコロでは、
その御本尊や御神体というのは大抵「奥の院」や
「奥の宮」と呼ばれるような場所に分け、離され、
祀られていたりします。
それはまるで、うちのコニャ(奥ちゃま)が、
何やら大切なモノを僕に分からない様に
タンスの奥に工夫に工夫を重ねて隠し置いているかのように......_φ( ̄ー ̄ )



外宮というのは、
この国における最も大切な何か?
が仕舞われているような場所だとでも言うのでしょうか。




外宮の御神体とはいったい何なのでしょうか......



一部マニアや識者の間では内宮の御神体である
「八咫の鏡=やたのかがみ」と同じような鏡とか、
八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)とかとも言われたりしていますが、
神宮や神社庁、皇室や宮内庁からの正式回答は一切ありません。
全てが秘されています。
神宮最高位の宮司さんや遷宮の祭主......
今回で言えば黒田清子さん......ですら、
それを見ることは許されていないといいます。
天皇家ですら許されていないとされています。
ただ、ソレは......
ソレゾレで「知っている」とは思いますが......



如何でしょうか......!?
この辺りで少々迂闊で偏執的とも思われそうな!?
今回の記事タイトルに込めた「意」がうっすらと滲んで来てるでしょうか。



関東のとある地域では
「伊勢参りをした後で必ず行かなければいけない、、、」
と言われている場所があり、
それが「出羽三山=でわさんざん」という聖地。
東北、山形県にあるとても豊かで美しい地なのですが、
この三山の信仰の中心は「月山=がっさん」と呼ばれる霊峰のため、
それで

「太陽信仰の聖地である伊勢に行ったら、
次は月の神様の住まう地にも行くべし......」

という教えや信仰になったとも伝わります。
この出羽三山。
三山それぞれに由緒深い素晴らしい神社が存在しているのですが、
その奥宮とされるのは「湯殿山神社=ゆどのさんじんじゃ」になります。
こぉーんなスバラスィ所......





ココには、訪れる人が
「ビックリ!(◎_◎;)」
してしまうような御神体があります。
その「御神体」に関しては、
古来から今に至る迄、このように伝えられて来ています......



「語るなかれ、聞くなかれ」



......むぅぅ......(T . T)



コレデワ 語れまへんがな......



怖ひよぉー。。



自らが歩む道の未来というのは、
人生の行く先や、僕達が目指す未来世界というものは、
見えない、分からない、知らない......から面白いのだ。
だからこそ人は真摯に歩むことが出来るのではないのか?
ん!?ちゃうのか!?と。
湯殿山神社の御神体の話は、そんな意味にとれるような気もします。
だから
「聞くなかかれ......」
と。
御神体とは分からないからこそ神になるのだ、と。
時に希望となるのだと。



伊勢神宮を代表する内宮、外宮、ソレゾレの御神体とその意味。



前回の記事では、やや「特別な角度」で
遷宮の神事から「天の岩戸神話」について触れましたが。
今回は、改めて、ソレを真っ直ぐな解釈で捉えれば、
強固に閉ざされた岩戸の中に隠れた太陽......
天照太御神(アマテラスオオミカミ)......というのは、
それぞれの人の中にある「良心」や「本当の心」のことだとも言えます。

岩戸とは、自らの内で、自らが築いた固い心の扉。

誰もが閉ざしがちなその扉を開いた時に、初めて、
本当の心や生き方が得られるのではないか?
光が射すのではないか?
という神話。

太陽はいつも皆の心にちゃんとあって。

それが出ているか、隠されているか......の話。

この国の最高神とは、一人一人の「良心=良神」のことだ......

とでも言っているかのような話。

神話に隠されたそんな様々な意味。

世界や人生が秘密と謎に満ちていて、
それらを解き明かし、探求しながら歩むのもまた、
苦しいけれどもとても楽しいことなのかなぁ......とも思います。





外宮、そして伊勢の御神体を解き明かす鍵は......
個人的にはココ......
「多賀宮=たがのみや」
建っている場所。
そこに至る迄の参道。
エリア一帯の空気感......
全てにタダ者ではない感じが......
ココには!何か!!!
ありますな......キラーン( ̄+ー ̄)

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