雲は完璧な姿だと思う。。

いつの日か、愛する誰かが「アイツはこんな事考えて生きていたのか、、」と見つけてもらえたら。そんな思いで書き記してます。

御神体

2013-10-04 01:06:33 | 凄い...パワスポ寺社
色々なメディアでも取り上げられていましたが、
昨夜、伊勢神宮で「遷御の儀=せんぎょのぎ」が執り行われていました。

20年に一度、神宮内の全ての社(やしろ)や建物を刷新するという
「式年遷宮=しきねんせんぐう」におけるハイライトとも言える儀式。

神宮の御神体......
それは日本国の御神体ともいえる
「八咫鏡=やたのかがみ」を新しい社に移すという儀式。
その儀が昨夜、漆黒の闇の中で粛々と行われていました。

遷宮に関しては、
以前「遷宮のこころ」という記事を記したこともありますが、
今回は、出雲大社の遷宮とも同じ年に重なるという特別で奇跡的なもの。
家でテレビのニュース映像をポチリと目にするだけでも
なんだか胸に迫る神聖さを僕は感じてしまいました。



「おごそか」とはこういうことなんだろうな、と。



人々も神々も、
また新しい時代と価値観の中に踏み出していくんだろうな、と。



そんな感慨みたいなモノも改めて感じていたりもしました。



白い「幕」に覆われた御神体が、
旧「内宮=ないくう」を出発する際の合図というのは、
宮司さんが闇夜に向かって大きな声で叫ぶ
「カケコー!カケコー!カケコー!」
というニワトリさんの鳴き声を模した「三回」の掛け声。
「鶏鳴三声=けいめいさんせい」と呼ばれるこの所作は
「記紀神話=ききしんわ=古事記&日本書紀」にある有名な
「天の岩戸=あまのいわと」伝説に基づくもの。
それは「天照太御神=アマテラスオオミカミ」が、
弟神「素戔嗚=スサノオ」のあまりの傍若ぶりにあきれ果て、
大きな「岩戸」の中に隠れてしまい。
そこからもう一度出てきて地上に光をもたらそうかという、その時に、
岩戸の前で大声で鳴き、闇を払い、
アマテラスさんを再び外の世界に導いた......
と記されている鶏さん達にならっている、という所作。



ニワトリすげー!(=゜ω゜)ノ



......なんてことも思いつつ、実は、
「アマテラスさんが岩戸を出るキッカケとなった......」
と記されているコトというのは、
大勢の神々が岩戸の前で開いた宴会だったりして。
「飲めや歌えや!の大騒ぎ!」
......ってな騒々しい宴会をアマテラスさんの隠れた岩戸の前で開けば、
岩戸の中のアマテラスさんも気になって
外を覗くことぐらいはするだろう......と。
そんな計略の元に開かれた神々の宴。
果たして、その通りに、
賑やかな外の様子をチョイと見てみようと
アマテラスさんは岩戸を少し開けてしまい、
そこで皆で引っ張り出すことが出来ました、と。
世界に太陽が戻りまちた、と。
そんな話がこの国の創世にまつわる伝説。
一般には殆ど無名の方なのですが、
僕が敬愛する「ある人」はこの神話に関して



「この国のよくないところは、
神様を騙して引っ張り出したというところにある。。」



なーーーんていう様なことをトアル本の中で言っていました。



「Σ(゜ロ゜;)!! ......スゲー角度で物事を考える人やな。。」



と、正直、この人の解釈や考え方に僕はかなり驚きましたが、
それは、この国の統治、政治、
経済などにまつわる「影」のような部分を見事に突いた、
もしくは、この国や世界が今も抱えている負の起源と要因とを
見事に指し示した様な、



驚くべき解釈!



と言えるもののようにも思います。
そしてもし、東の果てのちっぽけな国の創世記の中に
真実を改ざんした物語が含まれているとして、
そんな改ざん物語を創作した編纂首謀者達が

「真実を物語の様に上手ぁ~く隠せましたなぁ、、( ̄+ー ̄)」

......などと満足していた改ざん物語そのものの中に、

「真実を隠しているという事実」が、

偶然!

創作者本人達が思いもよらない形で入り込んでしまっている......

それこそが神の仕組みや意図である......

なんていうことまで暗に言い当ててしまっている驚愕の解釈!

と言えるようにも僕には思えてしまいます。
そして、そんな真実改ざん書物の中でも最も中心的な話とも言える
天の岩戸神話」だからこそ!
中心的な話だからこそ!
神々が偶然を装い仕込んだものが入り込んでいるのではないか?と。
そんな事まで指摘している考え方のようにも思えるのです。



アマテラスさんを岩戸から出すのに、
某国だったら、
もしかしたら岩戸を爆弾で破壊したかもしれません。
またある国だったら、
穴を掘って地下から岩戸の中に入り込んだかもしれません。
またある国ならば、
飲めや歌えの宴会ではなく、壮絶な格闘大会や流血ドンパチ会!?
などを開いてアマテラスさんの気を引いたかもしれません。
アノ国なら、
大勢の人を集めて、
アマテラスさんが嫌気さすくらいのデモ行進をずーーーーーっと、
していたかもしれません。
そう考えると、
神話に記されている「宴会」というのは、
鶏さんがコケコッコーと鳴いてくれたコトというのは、
穏やかで抜群に配慮の利いたとても
「日本的な方法」
の様にも思えます。
そしてそれは日本人の心奥に刻まれた性質の起源?
をも指し示した?
逸話と言えるのかもしれません。



とにかくも、
この国独特の貴重な無形文化財ともいえるような儀式が
滞り無く出来たということは、
とても素晴らしいことだと思います。
神様が新しいお家に無事に引っ越せたというのは、
とても嬉しいことのように思います。
台風さんも何だか少し遠慮して避けてくれたような感じですし、
そして、

「神=自然?=宇宙の理(ことわり)?」

に対する畏敬の念を持った様々な儀式や、
長期にわたる「遷宮の儀」という儀式そのものが、

「この国の一番の御神体なのかもしれない......」

とも思ったりもします。
様々な儀式の裏にある日本人の崇麗なる精神や、
モノ作りの技術の在りようこそが、
この国の「御神体」なのではないのか......と。
そんなふうにも僕には思えたりします。



「なんか最近 “神社検定” つーものがあるらしいぜよ。
だんな。。( ̄ー ̄)」

という噂を聞いて、

「マジ!?何ソレ!?」

......てなことで、
ほんのパトロール気分で受けてしまった神社検定。

迂闊にも!

一発合格!!( ̄ー+ ̄)ニヤリッ

ま、三級ですが。
ええ。ええ。

今や二級や一級も設立されたらしいですし。

しかし!!

コレ!

何の役にもたっとらんな......(TωT)ウルウル



カード形式のモノも頂きましたが、
この絵馬風の認定証の木は伊勢神宮
遷宮に使われる木と同じ場所から切り出されているらしいです.......
ふーーん。。。(゜ω゜)


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