この文章は、最初、『21歳800万円乙女(真岡殺人事件)には、遼太君に匹敵する可哀想さがある』と言うタイトルにしておりましたが、今、二番目のものと取り換えました。また、実際に文章を書いた日は、25日ですが、公開の日付だけを、23日に変更させてくださいませ。後で、見つけやすい様にする為です。
副題1、『茅野高校出身だった、800万円事件被害者・・・・・美しい北八ヶ岳・坪庭を見てきたばかりの、私には、感無量である』
今、私には、書かないといけない懸案がたくさんあるのですが、ちょっと、脇にそれて、犯罪について語りたいと思います。気にかかるものがあります。まだ、週刊誌等が、書き立てていないので、詳細が分からないのですが、非常に気にかかるものが出てきました。その被害者、平沢愛美さんが、フェイスブックをやっていたそうで、私が最近、二度目のアカウントを作って、フェイスブックに入っていることが役に立ちました。そこに、茅野高校出身だと、彼女自身が明かしていて、なんとも感無量です。
ニュースによると諏訪市出身とのこと。諏訪と、茅野は町村合併でもしたのでしょうか? ともかく、あそこら辺りを旅行をして帰って来た(後注1)ばかりの身には、どこか、身につまされるところがあります。ごみひとつなくて、しかも、自販機の類もあまりなくて、自然だけがある、抜群の美しさを感じた旅でした。後注1の文章で、長野県人気質をほめております。後注1の文章の中では、似通った例として、新潟県を上げたいと思っておりました。新潟県については、車で糸魚川へ出たというだけの、関与しかないのですが、大工さんが新潟県出身が多いとは聞いたことがあります。ただし、戦後、30年から40年までの事です。つまり、1990年までの話です。そのあとは、いわゆる、ホッチキス大工と、友達が言う、ガンタッカー(大型のホッチキス)で、カチ、カチ、止める様な工法の、プレハブ全盛時代になって、本格的な大工さんが居なくなってしまいましたから。が、新潟県は、寒いので、我慢強い性格が自然にできるので、大工さんが、多数輩出したと聞いています。 一方、長野県ですが、大工さんが多数輩出したとは聞いていません。が、その同じころ、学習が盛んで、大学進学率が高いとか、なんとか、聞いた気がします。しかも、今は、精密機器の全盛地ですよね。セーコーエプソン、ファナック等々。まじめで硬いというイメージです。
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副題2、『母が、昔、ある県の県民性を、嫌っていた』
私の母は、子供が言うとおかしいでしょうが、結構、頭が良くて、今思い出しても、その言葉の類から教えられることが多いのですが、戦後移り住んだ場所の、付き合いの中で、その県民性を嫌っておりました。そこは隣のトトロに出てくる家みたいなご近所のないところでしたが、物を買うという意味で、農家の人と付き合いがあり、それで、県民性が解ったらしくて、嫌がっていました。「こずるいから嫌だ」と言っていました。
それは、歴史的な意味があるのだと、私は思います。江戸時代は、文明的には、結構良い時代だったのですが、関東の農民にとっては過酷なところと、時代だったのです。江戸徳川家の直轄地だったのですが、官僚制度の中、代官の中には、過酷な税を取り立てる向きもあって、したがって、人々の意識の中に、ある種の過剰防衛が生まれて、単純な善人ではなくなったと言えるでしょう。
今回、被害者の遺体が、埋められていた現場の家は、結構小さいのですが、東京圏によくある、一般的な分譲住宅地ではない場所の家なので、殺人犯の実家は、農家だと思います。しかも、父親が、跡取りではなくて、次男か、三男と言う立場だったでしょう。だから家が小さいです。直系の長男だと、北側に防風林の有る様な、大きな敷地を持つ家に住んでいるはずです。そのあたりは土地を売ったら、一坪30万以上で売れると言う横浜の郊外というわけでもなさそうなので、父親自身が貧しそうです。
だから、相続もあまりないし、それで、元から貧乏だったと思われるのですが、それにプラスして、江戸時代から過酷すぎる税を取られていて、苦しみぬいて、ずるい気質を養ってしまった農家の、5代めあたりの、40代の男性が、犯人でした。そういう男性に、寒冷地で、生まれ育った、まじめな女性、平沢さんは殺されたのです。彼女は働いて働いて、800万円を貯めました。しかし、そのお金をずるいところのある、関東の農家の人にむしりとられたのです。ただ、お金だけではなくて取り返しのつかない命さえ。何か、平沢さんが、ひどくかわいそうです。その可哀想さは、川崎の中一少年、13歳で殺されてしまった遼太君の可哀想さに匹敵します。
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副題3、『買モノ、依存症は、愛情不足だとなると言われる』
ところで、TVニュースが言うのには、その家には、犯人の父親と弟しか住んでいなかったそうです。気の毒と言うかなんというか、弟がテレビカメラの前で、何かを語る様に仕向けられていました。その弟は悪人ではないみたいだし、何も聞かされていない様子です。ただ、母親が居ないということですが、それが、若死にで、存在していないのならいいのですが、そうではなくて、夫と子供二人を置いて出て行ったという様なケースだと、この石崎と言う犯人が、愛情とか、養育とかを、十分になされていない男性だったとも思われます。
車を買い替えるというのは、一種の買い物依存症です。買い物依存症って女性がなるものだと言われています。欧米に多いのですが、それで有名な人が何人もいますね。子孫がおられるので、あえてその名前を伏せましょう。ただ、フィリピンの大統領夫人・イメルダ夫人も、靴を買うのが、買い物依存症に近い状態だったと、推察されます。だけど、男性でもなるのですよね。それが、石崎容疑者であって、その激しい車買い替えゆえの借金があって、この殺人事件に手を染めたとも考えられます。
ここで、ふと思うのですが、BS日テレで土曜日の夜に『おぎやはぎの愛車遍歴』と言うのがあります。それは一種のインタビュー番組ですが、車と言うキーワードが決まっているので、ゲストは、安心していろいろしゃべるので、私はゲストの素顔を知ることができるので、ファンになっていて、時々見ますよ。最高に面白かったのは、ジョッキーの柴田善臣さんの時と、今ではコメディアンとして有名な、ロック歌手ダイヤモンドユカイさんの時でした。全部見ているわけではないので、もっと、面白い週もあったかもしれませんが。ともかく、私は心理学の実験場としての、それを見ているので、車そのものについては、興味はありません。運転もできないし、今の、石段を130段も上がる家では持っていないので、『別に、』と言うぐらいのものです。
それに、私は、金遣いは荒い方で、親族に禁治産者並に扱われていますが、それでも、借金などしたことはないのです。たまたま早朝コンビニに、全財産(実印と通帳類・カードの全部が入った、ポシェット。たまたま、五時前にコピーを取りたくて、出かける際に、家族を起こしたくなくて、一番音の出ない形で持って出られるポシェットを持って出た)を忘れて帰ったことがあって、本の送付代が足りなくて、お友達に借金を申し出でたことがあります。が、ポシェットが見つかったら、すぐ返しました。コンビニさん側も、まさか、そんなものをコンビニに忘れる人はいないと思って、明けてもみなかったそうです。ただ、ずしりと重いのに、一週間も取りに来ないので、不思議に思って開けてみてびっくりしたと、言っておられました。私は徹夜続きだったので、頭がもうろうとしていたらしくて、コンビニにそれを、忘れたことを、忘れたのでした。
しかし、『愛車遍歴』の方ではファンを募っています。でね、石崎容疑者が、あれのファンだったら、『あら、あら』と言うしかないのですが、殺人事件を起こすほど、お金に困窮していたとすれば、それは、一種の買い物依存症としての、車だったとなります。
その買い物依存症ですが、もし、母親が離婚をしていたから、始まっているモノだったら、母の罪は大きいです。
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後注1、