こんにちは
買い物などをして帰ってきたところです。今は英語を流しながらBlog書き。使用可能電気量を上げたので複数の電化製品が使えるようになりました(今までは結構ブレーカーが落ちて大変でした)。
さて、真面目な記事の前にこちらの記事を紹介します
酔ってハリポタ撮影 D・ラドクリフが衝撃告白
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/120205/ent12020510490007-n1.htm
約10年にわたって映画ハリーポッターシリーズ(全8作)の主役を務めた英俳優、ダニエル・ラドクリフ氏(22)が、英誌ヒート最新号のインタビューで、「酒に酔った状態で撮影に臨んだことが何回もあった」と告白した。
「自分は中毒になりやすい性格。一時期、毎晩飲みまくり、酔いが覚めないまま仕事場に行った。隠したがる人が多いが、僕は正直に言う」とラドクリフ氏。ハリポタを“卒業”し、「何かを変えなきゃいけない」と思い立ち、今は酒を断っているという
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別に酔いがさめないまま職場にいったからどうだというわけではないのですが、翌朝まで酔いがさめないようになるほど飲むのを毎晩やるのはよくないとは思います。
しかし、一つだけ。
僕たち医者もお酒を口にしてから呼ばれることもあります。
夜中呼ばれることが多かったので、「今日は呼ばれないだろう」という日を狙って飲みに行きましたが、それでも呼び出しの電話があることはありました。泥酔状態にはなりませんけどね、その状態なら代わりの人間をどうにかしてたてます。
僕は大学病院に3年(研修医除く)いましたが、最初の1年目は病院に行かなかったのは2日、次の年は12日(長期休暇含む)、最後の年は結構休ませてもらいましたが・・・それでも休みという日にも病院に行くこともありました。
1年目なんかわかると思いますが、呼ばれることを念頭に入れていたらお酒なんて飲めないし・・・。絶対に休暇です。出てこなくてよいです・・・。当直がやっておきます…なんてことはないです。
血液内科は結構特殊なところがありますので、他の診療科から敬遠されるところがあります。
そしてもう一つ「Nature」で書かれていたものですが、24時間徹夜状態は「アルコール0.1%」と同じとされています
エタノールの血中濃度とアルコールの影響
0.05% ほろ酔い期: 陽気,気分の発揚
0.08% 運動の協調性の低下,反射の遅れ
0.10% 酩酊期: 運動の協調性の明らかな障害(まっすぐに歩けない等)
0.20% 泥酔期: 錯乱、記憶力の低下、重い運動機能障害(立つことができない等)
0.30% 昏睡期: 意識の喪失
0.40% 昏睡、死
今の日本の医者はまだまだそういう体制で働いています。当直後にそのまま勤務も多いと思います。医者は「人に(正当に)傷をつける(手術でも薬でも)」職業故に、酩酊状態では困ると多くの人が思うでしょう。しかし、医師だけでなくいろいろな職業の人がそのような状態で働いているのではないかと思っています。特に低収入でも一生懸命働いている(掛け持ちしているような)ひとは休む暇もないのではないかと思っています。
この記事を大きく問題にするのであれば、そういったところをどうやって改善していくのか・・・ということを問題にしたほうが良いだろうと思ったりしています。
いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。
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それでは、また。