さて、複数の記事です
ある一つのテーマで紹介します。
生活保護受給者が最多更新、政府が医療費抑制へ
生活保護受給者が、9か月連続で過去最多を更新した。
厚生労働省の13日の発表によると、今年3月末時点の受給者数は前月より1万695人増えて210万8096人。今年度の給付総額は3兆7000億円を超える見通しで、この5年で1兆円も増えた。政府は、給付の半分を占める医療費の抑制を図るため、不適格な医療機関の排除を進める方針を明らかにした。
「(受給者の治療を行う)指定医療機関の取り消し要件は具体的ではない。見直しを検討したい」。小宮山厚生労働相は13日の参院予算委員会でこう答弁し、取り消し要件の明確化の方針を示した。
医療機関が、生活保護制度に基づいて受給者の診療報酬を請求するには、生活保護法に基づく指定を都道府県などから受けることが必要。同法には、医療機関が「懇切丁寧に医療を担当しなかった場合」や「都道府県知事の指導に従わなかった場合」、指定を取り消せると規定しているが、どういう場合が当てはまるのか曖昧で、適用例は少ない。同省によると、2010年度までの4年間で取り消しは6件にとどまっている。
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医療給付に関して、本当に必要な人もいるし、治療を続けられないから生活保護になる人もいる。本当に問題は多いのですが、生活保護であるから…という理由で無駄な受診をしている方もいると思います。タクシーで毎回受診している人もいましたね。確かに足が悪いのでタクシーの方が良いとは思いますが、同じ状況の人がタクシーで来ているわけではないとも思います。
いろいろ無駄が多いところがあるので、必要なところはしっかりと保証し、無駄を省く。非常に難しい話だとは思いますが、やるしかないと思います。
「市職員の常識は市民の非常識?」姫路市、残業だけで最高404万円…
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120613-00000505-san-soci
産経新聞 6月13日(水)8時42分配信
兵庫県姫路市が課長補佐以下の職員に支給する時間外・休日勤務手当について、平成23年度に年額300万円を超えた職員が10人にのぼり、最高額は404万円に達していたことが12日、分かった。市職員給与条例に基づく支給で違法性はないものの、民間企業の労働者の年収が減少傾向にあるなか、支給額に上限がない“青天井”に市民から不満の声があがりそうだ。
同日開会の市議会本会議で、職員の過度な時間外勤務に関する議員の指摘で明らかになった。平岡護総務局長は「長時間労働で心身ともに病気になりやすく健康管理が重要。状況や要因を確認して事務配分などを検討したい」との考えを示した。
市人事課によると、時間外・休日勤務手当は通常の勤務時間以外の時間帯で働いた課長補佐以下の正職員3213人を対象に支給。本給に応じて割増率を加算し算出する。
同手当の23年度の決算見込額は総額18億8911万円。支給対象となった時間外数は市長公室の職員の1436時間が最高で、千時間を超えた職員は12人いた。一人あたりの支給額では教育委員会の職員が404万円でトップで、10位以内の所属局は市長公室、教育委員会や健康福祉局、農政経済局だった。
300万円以上が10人、200万円台が54人。本給などと合わせると、年収が幹部職員より多い逆転現象も起きているという。
職員300人以上を削減する行財政改革の一方で、住民サービスの向上や国の制度改正、県からの権限移譲などに伴い職員一人あたりの仕事量が増えたことが、残業時間が長くなった要因とみられる。
市人事課は「長時間の残業を強いている状況は問題で、職員の健康面や手当の支給抑制からも、できるだけ残業しないように呼びかけたい」としている。
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時間外、休日勤務手当のあまりにも多いことにびっくりします。確かに仕事で残業せざるを得ない人は大勢いると思います。しかし、生産性が低いのか国が何も考えずに地方に仕事を押し付けているのか…と思います。
年間時間外勤務が1000時間か・・・。医師のほとんどは当てはまりそうですが(笑
これも無駄が多いのではないかと邪推してしまいます。1人に仕事を押し付けすぎているならば、やはり無駄です。管理職でもないのに(管理職は時間外手当はつかないでしょうから)それほどの仕事を一人がするなど想像できませんので・・・・。そうでなければわざと残業しているでしょう。それなら金の無駄です。
無駄…としか言いようがないですね。
日本一幸せな会社(下)未来工業創業者・山田昭男 真っ先に手を挙げた社員を「社長」に
山田 やりたい、っていうのだからね(苦笑)。それまで一番下っ端だった彼の月給は、30万円だったけど、社長になって「自分で100万円にする」と宣言した。誰も文句は言わない。
ただ、彼はその後社長を“クビ”になったのよ。「同じ失敗を2度繰り返した」からね。失敗は、チャレンジの結果だから、違う失敗をたとえ100回しても、それは評価するけど、同じ失敗を繰り返すのは学習効果がないでしょ。今は元の電算課の社員に戻って給料も前の30万円…。
――「報告は禁止」なのになぜ彼の失敗を?
山田 まあ、“風の便り”ですな。それに“クビ”にしたのは私じゃなくて、彼の元の所属長です。本当に「報告禁止」は徹底していますよ。数年前、ある有名なネットの掲示板に「私が死亡した」って“ガセネタ”が出たことがあったんだけど、そのときも、報告にくるのは取引先の人ばかり。ウチの社員は誰一人、報告に来ませんでしたから(苦笑)。
――倹約も徹底してやる
山田 営業に携帯電話は持たさないし、コピー機は広いフロアに1台だけ。不要な電気はすぐ消す…そこで浮いた分は社員に『餅』として回す。ウチは、会社見学も有料(1人2千円、お土産付き)だよ。それでも年に約1万人も来るんだからね。
――ところで日本の政治はどうです。一言ありませんか
山田 まずは税金の集め方を変えるべきだね。国が集めて地方に下ろす方法ではなく、地方が税金を集めて権限も地方に渡す。そうすれば「官官接待」なんてバカげたこともなくなる。国の仕事はそもそも最低限でいい。極端に言えば「戦争(安全保障)の心配」だけしておればいいんだ。外交なんてどうせダメなんだし…。
それに、日本の政治を見ていると、「共産主義か?」って思いたくなるね。電力会社だって、地域独占でしょ。復帰前の沖縄には、いくつも電力会社があって競争してたのに、今はその何倍もの人口がある各地方にそれぞれ電力会社がひとつだけ。やっぱりこれじゃ資本主義じゃなくて共産主義だよ。(喜多由浩)
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後半の色を変えたところは全くの同感。特に政治家は税金をいかにうまく配分するかが仕事であって、それが上手くできていないのが日本だと思っています。共産主義だしw
そして国が最も行うべきことは「治安の維持」「国防」であって、他は地方でもよいと僕も思っています。
そのほうが無駄はなさそうですよね。
共通項は「無駄」です。
いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。