車に抗議しヌードでサイクリング=スペインの団体が5都市で敢行
http://news.goo.ne.jp/news/jiji/kokusai/20050612/050611225511.v96cg87g.html
【マドリード11日】スペインで11日、自動車と横暴ドライバーに反対し人間にやさしい都市づくりを求めるグループがマドリード、サラゴサ、パンプローナ、バルセロナおよびウエスカの5都市でヌード・サイクリングを敢行した。グループが身に着けたのは法律で義務付けられているヘルメットだけ。
西洋人は陽気だ。かなり大雑把な評価ではある。実際には、殆どの外国人の倫理観も我々と同じであろうし、活動を行っている本人たちも、実は非常に深刻な思いをしているのかもしれない。
「牛追い祭り」「毛皮製品」「遺伝子組換え穀物」「経営の合理化に伴う企業年金の半減」そして「政府が奪った土地の返還」など、様々な抗議行動の際に、この手段が利用されている。
だが、日本ではまだ、聞いたことがない。
「医療ミスにも及びかねない過酷な勤務状況の改善」や「航空機の安全運行に関する問題喚起のため」に、「看護士」や「客室乗務員」の方々にも、是非!立ち上がって欲しい。
「本当に2人でやるんですか?」
「あぁ。じゃぁこれ、法律に引っかからないように、ヘルメット着けてな。」
「日本では自転車に乗るのに、ヘルメットは義務付けられてないのでは?」
「バカだな、股間を隠すんだよ。しっかりと法律に触れるからな。」
「あの、このサイズじゃあ、隠し切れないと思いますが。」
「見栄張り過ぎもいーとこじゃないか。サドルごと被せられるだろ。」
「いや、ですから、尻が丸見えじゃないですかっ。」
「その程度の根性で、活動は続けられんぞ。」
「いや、その、自分がずっと、後ろを付いて走るんですよね?」
「だから?」
「いや、その、立ち漕ぎとかしないで下さいね。」
「細かいことを、気にするな。」
・・・
「どうした、行くぞっ。」
「やはり、自分にはできません。」
「今更になって、怖気付いたか!?」
「いえ、どう考えても『環境を悪化させる行為』としか思えないものですから。」
・・・
「それはオレだって同感だよ。もっと世間の注目を集めるために、看護士さんや客室乗務員さんにも、声かけたさっ。だがな、誰一人として、理解を得ることができなかったんだよ。」
・・・
「分りました。やりましょう。男一人じゃ、ただの変質者扱いされて、お終いにされかねませんもんね。」
「そうか、やってくれるかっ!!」
「はい。ただし、自分が前を走ります。」
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