笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

子どもの弱点を見極める

2009-01-05 22:20:01 | Weblog
 きのうの札幌からの帰りの列車の中で、「レシーブの基」というDVDを見てきた。今までDVDは一通り見てきたつもりだが、まだまだ細かいところまでおさえていなかったこなかったことに気づいた。また、このDVDはいろいろな練習を紹介していることにとどまらず、塾頭がいろいろなことを教えてくれている。
 例えば、ジャンピングスパイクサーブを打たずにジャンプバックトスを行うというドリルで、「どんなに背が低くても全ての選手がジャンピングスパイクサーブをごく当たり前に打てるようになる。力が弱いか、強いかの差は出てくるけれども。こういう動きというのは体の使い方をしっかり教えてやれば小学生であろうと中学生であろうとほとんど問題ありません。」と言っている。
 私のチームの中に4年生で身長が143㎝の子が最近ジャンピングスパイクサーブを打って入るようになってきている。他にも打てる子がどんどん増えてきている。体の使い方がだんだん上手になってくると子ども達はいろいろな可能性をどんどん広げていっていることを感じる。
 それから、いろいろなドリルを通して、その子の弱点が見えてくると塾頭は言っている。そして、ある子の弱点を体の使い方でこうした方がいいよと言うだけですぐによくなった。
「どうして打てないんだ」「なんでレシーブできないんだ」などと言う前に、子どものうまくできない弱点がどこにあるのか、それをどういう体の使い方をすればよくなるのかを見極め、解決してあげることが大切だと思う。
 遅ればせながら明日から練習が始まる。今年は、子どもの弱点を的確に把握し、適切にアドバイスできるよう身体の動きのメカニズムをたくさん勉強していきたいと思う。日々努力。
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