笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

準決勝進出ならず・・・

2009-11-29 22:47:17 | Weblog
 準決勝の壁は厚かった。
 きょうも朝から、アクシデントがあった。きのうレシーブで活躍していた3年生の子が微熱で具合が悪いということだった。急遽控えの3年生の子に出てもらうことになった。こういうことも私自身初めてだった。今までしつこく体調管理のことは言ってきた。ただ、3年生くらいだとどう管理すればいいのかは難しいのだと思う。
 また、試合中に3年生の子がアタックを顔面に受けて唇を切るというアクシデントがあり、もう一人の控えの3年生の子に出てもらった。これで、きのうときょうでアクシデントはあったが、メンバー全員を試合に出すことができた。そういった意味では、アクシデントがなかったら、全員出すことはできなかったかもしれない。
 試合は、サーブとサーブレシーブがポイントになった。出だしは、自分たちのペースで始まったが、すぐにウエストのサーブで崩され、連続失点を繰り返した。センターエースの子もアタックミスが多かった。このアタックに関しては、私のアドバイスが消極的なプレーにさせてしまったと反省している。というのも、相手の弱そうなコースを狙うように指示をしたことで、昨日は思い切り打っていたアタックがコースを狙うアタックになってしまい、勢いもなくミスも連発した。途中で、違うコースを打つように指示をしても、変更がきかないようだった。
 まだ自由自在に打てるような練習をしていないのに、小手先の技術を使うように指示をした私の見通しの甘さだったと痛感している。まだ、戦略とか作戦などといったことではなく、子供たちに思い切りバレーをする段階なんだと感じた。
 また、1日目のバレーを2日目も同じように力を出すことの難しさを子供たちは感じたのではないかと思う。しっかりやろうなどという気持ちがどこかにあったのかもしれない。
 
 負けはしたものの、この大会でBチームの子たちの成長を随所に見ることができたことは大きな収穫だった。サーブ、レシーブなど、やってみなければわからないくらい不安な面があったが、サーブもよく入るようになり、エースをとる子も中にいるほどだった。レシーブも果敢に拾いに行っていた。サーブレシーブも思ったよりも上げることができるようになってきている。一人ひとりは、大会を通じて自信をもったと同時に次に何をしなければならないのかを感じることができたのではないかと思う。

 さて、これからはAもBも関係なく一つのチームとして、もう一段階レベルアップを図っていきたいと思う。そのためにますますおもしろくて、楽しい練習をめざしてがんばりたい。日々努力。
コメント
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