アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

E.T. みたいなユーフォルビア

2021-03-22 06:00:00 | みんなの花図鑑
品種名は ゴールデンレインボー

「E.T. みたいなユーフォルビア」というのは この花のことです。



ユーフォルビアという植物はトウダイグサ科の植物で、普通の花とはちょっと異なる独特の風貌をしています。



フードみたいなのが 総苞といい、葉の変化したもので、これが中の花たちを包んでいます。



フードの中に 4つの赤紫の唇みたいなのがありますが、これは「蜜腺体」と呼ばれる器官です。



その中から出ているのが めしべ(雌花)の柱頭です。



2つ目の ユーフォルビアは 品種名「ブラックバード」

やはり パラボラアンテナみたいな杯状をしてるのが 総苞です。



先ほどの ゴールデンレインボーのほうで 赤紫の唇みたいな蜜腺体は、こんどは 黄色い三日月みたいな形をしています。




蜜腺体の中から めしべ(雌花)が伸びているのは同じだとして・・・



この種子みたいなものは 何でしょうね? (検索してもそこまで書いてなくて・・・)



(2017-04-24撮影)
トウダイグサ科の杯状花序は ダイヤモンドフロストでも、ポインセチアでも、さらには ショウジョウソウやシラユキソウ、ニシキソウの仲間も同様の構造をしています。






サクランボ、ゆすらんぼ、ニワウメ

2021-03-21 17:00:00 | みんなの花図鑑
バラ科サクラ属の花を3つほど。いずれも赤い実が生ります。


サクランボ ‘高砂’

サクランボの花は サクラの花以上に 白く、清楚な感じがします。



ただし、花蕊は こちらのほうが(サクラと比べてより一層)にぎやかなので、まぁ、どっちもどっち、か ∧||∧



スーパーなどで売られているサクランボは主に セイヨウミザクラ(西洋実桜)という海外発祥の桜の木です。
セイヨウミザクラは、寒冷地(日本では山形・福島・長野・山梨・新潟・北海道など)を好む果樹です。
関東よりも暖かい地域では実が落下してしまうため、育てるのはとても困難です。



しかし暖地サクランボ(暖地桜桃)といわれる種類はその名の通り、暖地でも育てられます。

「高砂」という品種はアメリカのオハイオ州で育成されたサクランボで、「日本には1872年(明治5年)に導入され、1911年(明治44年)に高砂と名付けられました。」(果物情報サイト > 果物図鑑 > さくらんぼ > 高砂)




ちなみに高砂は食味がよいだけでなく、「佐藤錦」や「ナポレオン」の受粉用としても適した品種です。また「香夏錦(こうかにしき)」の親でもあります。(同上)




ゆすらんぼ (ユスラウメ)

サクランボは当地では昔はあまり見ませんでした。
代わりに、ゆすらんぼ(ユスラウメ)は赤い実が生ると食べておいしい実の一つでした。
ウメと名がついていますが、果実はサクランボのようで、スモモの仲間です。
季節になると竹のざるに採ってきて 塩を入れて洗い、食べたものです。




和名は、朝鮮名の移徙楽(イサラ)が転訛し、ウメに似た花を咲かせることに由来します。
また、「枝をゆさぶって果実を落とした」ことから「ユスラ」となったという説もあります。

明治時代に、セイヨウミザクラ(Prunus avium)、いわゆるサクランボが渡来し、混同を防ぐため「ユスラウメ」と呼ばれるようになったといわれます。(以上、©2003-2017 Kazuya Koga「ユスラウメ」より引用)




そのユスラウメの花ですが、後で出てくるハナウメ(花梅)に比べて白く、サクランボの花同様、清楚な感じです。



もっとも最近は 実よりも花を観賞するために庭に植えられることも多く、ピンクの花のユスラウメもあります。




ニワウメ(庭梅)

ニワウメ Prunus japonica は、ユスラウメ Prunus tomentosa とともに、ニワウメ亜属 Subgenus Lithocerasus に属すバラ科サクラ属の木です。



ゆすらんぼそっくりの赤い実がなります。
ただし、「味はスミミザクラと似て酸味が強い。」(wiki 「ニワウメ」)



ということで、ニワウメは 花を観賞するもののようです。



シベは ユスラウメより長めだとか。




サカキ と ヒサカキ と シキミ ‐ クイズ

2021-03-21 10:45:36 | みんなの花図鑑
JA産直に野菜を買いに行って生花コーナーに以下3つの生花がバケツに並んで置いてあったので、これは面白いと ケータイでスナップしてきました。
ということで クイズです。以下の生花は(ところによっては)神棚にお供えするものですが、何という樹でしょうか? (^^♪


答え: これは サカキ(榊)ではありません。ヒサカキです。少なくとも私の住んでいる地域(東海地方)では。

でも・・・
関東以北では このヒサカキを「サカキ」と称して神棚にお供えしているというのです!
理由は ほんとうのサカキが育って「無い」から!



では、ほんとうのサカキは? というとすぐ横のバケツにおいてあります、これ ↓ です。

(生産者の名前は消してあります; 「幸田町」は筆柿の産地で有名ですね^^)
1枚目のスナップのように 「ヒサカキ」は葉の縁がギザギザになってます(鋸歯の葉)。
ほんとの「サカキ」は このように 葉の縁はすべすべです、ハイ。

それに「ヒサカキ」のほうは 花が咲いてますけど、「サカキ」の花は 今は咲いてません。
私たちの感覚からすると 神棚にお供えする葉に花が咲いているというのは似合わない気がします (^_-)-☆


榊立てに立てたサカキ(Wikipedia Commons; サカキ より)


ところが先述のように、関東以北ではサカキを使おうにも生育していないのです。それで 同じ科(*)のヒサカキを「榊(さかき)」と称して使うようになりました。それどころか、地方によって「サカキ」は、ツバキであったり クスノキであったり、さらには杉である地域もあるようです。
このような事情があるため、本来のサカキを指すためにサカキの上に「本」とか「真」を付けて区別することになったようです。

一方、ヒサカキが「ヒサカキ」と呼ばれる由来は、榊にあらず(非榊)からとも、ほんとうの榊よりも葉っぱが小さいので、姫榊(ひさかき)といわれるなど、諸説あります。


(*) ヒサカキ、サカキは エングラー体系、クロンキスト体系ではツバキ科でしたが、新しいAPG分類体系では、Pentaphylacaceae(ペンタフィラクス)科の和名をモッコク科とする場合と、サカキ科とする場合があります。
私がヒサカキの雌花を教えてもらった「このきなんのき掲示板」所長さんの図鑑ではサカキ科を採用しています。
「 理由は単純で、モッコク属は日本に1種しか分布しないのに対し、サカキの名が付くサカキ属、ヒサカキ属、ナガエサカキ属は計10種前後が分布し、種数が多いためです」とのこと。





では、最後の 一枚。サカキによく似ていますが、これは何でしょう?

答え: これは シキミ です。値札には「シキビ」と書いてありましたが・・・
サカキ(榊 または 本榊)はサカキ科の常緑樹で 神棚にお供えしたり神社でしめ縄や玉串などにつけられもっぱら神事に用いられます。
シキミ(または シキビ、樒)はモクレン科の常緑広葉樹で もっぱら仏事に用いられます。
(「もっぱら仏事」といいましたが、和歌山(に限らないかも)ではヒサカキをビシャコと呼んで、仏花によく使うそうです。)


シキミは、現在、シキミ科に分類されていますが、昔はモクレン科に含まれていました。



ホトケノザ - シソ科

2021-03-20 17:41:50 | みんなの花図鑑

ホトケノザは シソ科オドリコソウ属の一年草。




見張りをしているミーアキャット?みたいな花。




田んぼ一面をこのホトケノザが覆っています。昔は これが レンゲソウ でしたが・・・(いや、時期が違うだけか・・・)




春の七草の「仏の座」は コオニタビラコのこと。
ホトケノザの別名は サンガイグサ。
サンガイグサは「三階草」で、丸い鈍い鋸歯の葉(仏の座)が茎に段々に付くようすからつけられました。




シソ科の花は花弁を合着させて筒にして、特定の大きさの虫しか入れないようにしています。




選ばれた昆虫は アリの類か? チョウの類か?


サクラ、サクラ、サクラ~~ ‐ 柳川瀬公園ほか

2021-03-20 10:29:20 | みんなの花図鑑
四季桜 (柳川瀬公園・豊田市)

ハナノキの花を見に 柳川瀬公園へ行ってみました(ここには 花の木の雄株と雌株があります)。



そしたら、公園のシキザクラが 秋にも増してきれいに咲いていました (^_-)-☆
















河津桜と四季桜(家下川堤防)

柳川瀬公園の横を流れる家下川の堤防にも 地元の有志が 河津桜と四季桜を10本づつ植えたのがあります。
河津桜のほうは 葉桜でしたが・・・



四季桜は 清楚な花がやはりいつもより多めに咲いていました。



豊田市小原地区の四季桜がこのあたりでは一番有名ですが、秋のほうが 春より花付きが良いと言います。



柳川瀬公園も ここ家下川堤防のシキザクラも今年は 春のほうが咲きやすい気候だったようです。





しだれ桜 (行福寺・豊田市)

ならば、近くの行福寺の枝垂桜も ひょっとしたら? といってみたら、ほら、このとおり (^^♪



行福寺のシダレザクラは 豊田市の名木に指定されています。



推定樹齢300年 といわれ、過去に何度も 治療を受けてきました。



モクレン、シデコブシ - デンパーク

2021-03-19 17:45:36 | みんなの花図鑑
安城デンパークよりマグノリア3題。


モクレン ‘サヨナラ’

デンパークの掲示板より
《今が見ごろの植物》 モクレン 'サヨナラ'
学名 : Magnolia 'Sayonara'
モクレン科 落葉中高木 園芸品種
非常に大きく丸みをおびた、淡い桜色の美しい花が特徴のサヨナラは花つきが良く、開花時は壮観です。
この時期「サヨナラ」という言葉は少し複雑な気持ちになりますが、門出を祝福するような花なので、とても素敵な名前だと思います。




モクレン ‘アレキサンドリーナ’

学名:Magnolia x soulangeana ‘Alexandrina’
園芸品種



樹名板には 「モクレン 'アレキサンデリーナ'」 と大きく書いてありましたが、 その検索ワードでググると 「アレキサンドリーナ」に修正して検索されました (´v_v`)



樹名板の学名も
'Arexandrina'
となっているので、 「アレキサンデリーナ」より 「アレキサンドリーナ」のほうが 学名により近いのでしょう




シモクレンではやや色が濃すぎるし、ハクモクレンだとやや物足りない……
そんな場合は、両者の交配種であるサラサモクレン(更紗木蓮)がおすすめです。
そのサラサモクレンの代表的な品種がこの「アレキサンドリナ」だそうです。
(40代から始める花のある暮らし「モクレン(木蓮)10種類!」より一部編集して引用)




シデコブシ

シデコブシは 学名 Magnolia stellata



コブシよりも花弁が細く、しめ縄に使われる紙垂(シデ)に似るので「シデ」コブシ。




これはコブシ (Magnolia kobus) かも?
コブシの花弁の数は 6枚
シデコブシは 6~30枚程度の花弁









花の中心には多数の雄しべ、さらにその中心に多数の雌しべがあり、どちらも螺旋状に配列しています




吉野という名のツツジ - デンパーク

2021-03-19 09:22:28 | みんなの花図鑑

安城デンパークの子ども広場のほうに行くと こんなツツジが満開です。




池の周回道路沿いにも植えてあり そこの解説板によると

ロードデンドロン ’吉野’
学名 : Rhododendron 'Yoshino'

とあります。
つまり、ツツジ属(Rhododendron)の属名を 名前にしているのです。




さらに解説はつづきます:

ツツジ科 落葉低木 園芸品種

日本の低地に自生するカラムラサキツツジ
を交配親とした ’吉野’ は、目の覚めるような
桃色の美しい花を咲かせます。非常に丈夫で
ツツジと同じように毎年よく開花する優秀
な品種です。



ならば 「ロードデンドロン ’吉野’」じゃなく 「ツツジ ‘吉野’ 園芸品種」とかにすればいいのに・・・
そう思い 他の記事を検索してみますと、こんな記事がありました↓

吉野ツツジ は、ジャクナゲとツツジの交配種で、驚くほどの花付きの良い品種です。通称ツツジと呼んでいますが、小輪系のシャクナゲに属します。(四季の草花「ヨシノツツジ(吉野躑躅)」)

実際 「シャクナゲ吉野」としてカタログ販売している通販サイトもあるくらいです。
(シャクナゲと言われても、全然違和感ありません)



「ツツジ属(Rhododendron)は大きくヒカゲツツジ亜属(有鱗片シャクナゲ亜属)とツツジ亜属、無鱗片シャクナゲ亜属、セイシカ亜属、エゾツツジ亜属に分類されるが、便宜上常緑性のものの一部がシャクナゲと呼ばれている。すなわち、日本で「シャクナゲ」と呼ばれるものはホンシャクナゲの仲間(無鱗片シャクナゲ節)に限られ、常緑であってもそれ以外の殆どは「シャクナゲ」とは呼ばない。」(wiki 「ツツジ属」)
「日本ではツツジ属の中に含まれるツツジやサツキ、シャクナゲを分けて呼ぶ慣習があるが、学術的な分類とは異なる。」(wiki 「ツツジ」)



いずれにしても 「吉野」という園芸品種の名前は 「ソメイヨシノの咲くころに満開することをイメージして」名づけられたそうで、これには納得です !(^^)!





ベニバスモモ、ニホンナシ - デンパーク

2021-03-18 18:10:25 | みんなの花図鑑
ベニバスモモ

早いですねぇ
サクラが10日も早く咲きだしたと言ってたら、ベニバスモモも同時です!




サクラの花によく似ていて 開花時期も似ているので、まんぜんと園内を散策している人たちは「桜が咲いてるよ」と歓声を上げてます (´v_v`)




学名:Prunus cerasifera var. atropurpurea
別名:アカバザクラ(赤葉桜)、ベニスモモ(紅李)




ベニバスモモはデンパーク園内にたくさんあります。花の時期になると 「ほ~ ここにも!」とあちこちで花を観賞できるのがうれしいです。




葉っぱが紅色なのですが、おしべの葯も紅色だったりして (^^)/




雄しべ多数、めしべ1本。
おいしそうな果実(プラム)がなりますよ





ニホンナシ ’八達’

デンパークのナシ園(ナシばかり植えてある通りがあります)で、一番早く咲いていました(他の品種はまだつぼみ)
スモモに比べると、おしべの葯の大きいこと。



花びらは、5枚~7枚が普通です。



ナシの花は 葉とともに展開します。



花蕊は 赤いのが 雄しべの葯、白い花粉を出すようです。出し終わると黒くなるようです。



頭に何もついてないのがめしべ。
この花びらは 変わっています。縁がギザギザになってるのがあります。



横から見た 花。 こうしてみると めしべ(中心の黄色い3本)のほうが 雄しべよりも背が高いですね

産地直送・八達梨(ハッタツなし)
特筆すべきはその“香り”。
「完熟した時に放つ香り」が、なんとも印象的な美味梨です。(通販サイトのコピーより)




アンズ系ウメ、アンズ系?スモモ - 赤い萼

2021-03-18 09:39:23 | みんなの花図鑑
アンズ系ウメ

3月11日、愛知県緑化センター近くの畑で咲いていたウメ?です。なぜこのウメ?を撮ったのかというと、アンズではないか?と思ったからです。



道路わきに車を幅寄せして、いそいそとその樹のほうに向かいます。
花の付き方は まさしくアンズの花の付き方です。




これは アンズなのか? それとも ウメなのでしょうか?
以前同様の話題を「アンズか?ウメか?」と題して投稿したところ、そのあたりの事情に詳しい gooブログ の「雑草」様から、ウメとアンズについて 目から鱗のコメントをいただきました。
> 梅はほとんどすべてがアンズやスモモなどとの交雑したものです。



「杏の特徴は、花が咲いた時に、萼(がく)が反り返ること。
梅桃桜は、萼は控えめで、花に寄り添っているのに対し、
杏の萼は、まるで反抗期のこどものように反り返ります。」
(トラジャのとにかくやってみよう「梅、桃、桜。ついでに杏。見分け方ってあるの?」)




ウメは極めて近縁なスモモやアンズとともにスモモ亜属というグループに属しています。互いに交雑し、その結果、ウメの中にはスモモやアンズの形質を備えているウメが多数存在しているといいます。そればかりか、ウメはスモモやアンズを片親とする種間の雑種であるという説もあるといいます。(森林インストラクターのブログ「ウメ 美の系譜2 スモモとアンズ」より(強調は引用者))




「豊後」という「アンズ系のウメ」の代表種があります。
「花が咲くと、萼がアンズのように反り返ります。」(同上)





アンズ系?スモモ「いくみ」

昨日も「スモモ」の代表品種「貴陽」を安城デンパークよりアップしました。
その時検索して スモモの花はすべて「白い」ことを見つけました。
舌の乾かぬうちに 白梅そっくりの「萼が赤い」スモモをみつけました。




枝ぶりを見ても、アンズのように上えまっすぐ枝が伸びています。
これは アンズの間違いじゃないでしょうか??




ところが、ちゃんと樹名板があって そこには 「スモモ ’いくみ’」と書いてあります。

「スモモ ’いくみ’」でググると、出てくるのは 「スモモ・いくみ」の果実ばかり!!
そういえば スモモの果実は「プラム」と称して6月ごろ 店先に並びますね



結局、ネットで「いくみの花」にはお目にかかれずじまいでした(ToT)

スモモ
「花や果実はアンズに似ているが、果皮に毛がない。
日本では古くから親しまれていたが、酸味が強く食用にされなかったが、明治時代にアメリカで改良され、里帰りした品種が多い。
生食するほか、果実酒などに利用される。
国によっては生果をプラム、乾果をプルーンと呼んでいる。」(食品衛生検査所・くだもの図鑑「スモモ(李、酸桃)」)


スモモ、ハナモモ - 白い花

2021-03-17 20:07:15 | みんなの花図鑑
スモモ  ’貴陽’

スモモはバラ科サクラ属の落葉高木で、その花は真っ白です。



食べる果実のスモモは 「プラム」と呼ばれていますが、英語では何と呼ばれているでしょうか?

スモモ(李)(Japanese plum)
アンズ(杏)(Apricot)
梅(Japanese apricot)
プルーン(Plum,Prune)




日本ではスモモの実は プラムでしたが、英語では Japanese plum で、単に Plum というと「プルーン」のことになってしまうようです。




このスモモ(Japanese plum)は 安城デンパークに植えてある「貴陽」という品種のスモモです。




「貴陽」の実は 「世界一重いスモモ」としてギネスに認定されたそうです。




萼は 緑色(抹茶色?)をしています。




ハナモモ

安城市のさるお宅にありました。
家の奥様がちょうど草むしりをしていらしたので 断って写真を撮らせてもらいました。



スモモの花は みな真っ白ですが、モモのほうは ピンクが主ですが、こういう白いのもあるようです。
ハナモモには 源平咲きといって 一本の株に 紅白の花を咲き分ける花桃も最近ではだいぶ出回ってきています。



「桃ですか?」とたずねたら、「そう」とのお答え。



「実がなりますか?」と尋ねたら、「実はなりません。花桃です」といわれたので、
「白いハナモモ」としておきます。



ハナモモ(花桃)は バラ科モモ属の落葉低木。
学名:Prunus persica
英語で Hana peach というらしい。