・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

廃棄

2012年01月22日 | つぶやきの壺焼

人は物を捨てるときれいになったと思う。
さっぱりした感じを喜ぶ。
捨てられた場所が、捨てられた物が、その先どうなっていくかは、考えないことにして捨てられる。

大量になった場合には、廃棄物、あるいは瓦礫などと取り扱い上の命名をして、場所の選定、公表はしても、捨てる行為を思い通りに進めるために、知られたくない明らかにしないことがらがある。
捨てる前に何をしなければならないか、捨てるときに必ず起きる拡散をどう抑えるか、捨てられた物がどう変わりどう移動していくかという肝心なことは、捨てる工程の効率と対立するから、ごく浅くしか考えを及ぼさない。
挙句の果てに、場所と捨てる行為の正当性だけが力説され強行される。
反対されるのはあたりまえ。

物を捨てられて喜ばせる方法、それが考えられたら環境大賞に値するだろう。



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