・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

まぶしさを避ける

2012年04月30日 | つぶやきの壺焼

TVの画面がむやみにまぶしいことがある。


派手であることで若さ元気のよさをあらわそうと、作る側の目がくらむとそうなる。

グロウダウンという和製珍語をはやらせて、グロウダウナーという資格検定でもはじめると、まぶしさだけでない明るさを見せてくれるようになると思うのだが、どうだろうか。

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色と歴史

2012年04月29日 | つぶやきの壺焼

「日本史色彩辞典」という大著がある。
大著と言いながらまだ見たことはない。
本屋に足を運べばお目にかかれるが、まだ開店時刻までには間がある。
ちょうどよいそのときが来ても、多分忘れているだろう。
今日の第一日課にするほどのことでもないから。

はじめ、書名を見たとき、日本史に色を着けてみたのかと思ったが、そうではないらしい。
五百余の色の名や、織物、絵画、工芸の用語を収録してあると、出版案内に書いてある。
色のことから始めて歴史に結び付けているのかどうか、近ごろの本には販売戦略上の命名もされるからそれなのか、そのあたりのことは想像し難い。

5月5日には、街に出る予定があるから、ついでを仕立てて本屋に寄ってみよう。

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同類の害は見誤りやすい

2012年04月28日 | つぶやきの壺焼

キンポウゲ科の植物には有毒なものが多い。
ウィキペディアによると、トリカブト属をはじめとして27もの属がある。

無毒で山菜にされるニリンソウは、イチリンソウ属だというから複雑である。
これがトリカブトに似ているので間違えやすい。

トリカブトが芽を吹くころは、セリ、ニリンソウ、ゲンノショウコ、ヨモギに似ている。
花はまったく違うから、花を確かめてからなら安全だが、さて、花が咲いてしまってからでは、味はどうなのだろうか。
(Webから使わせていただいた画像の花が咲いている方がニリンソウ)

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エネルギーはどこかで消費する:2

2012年04月27日 | つぶやきの壺焼

ここからは一気に下りだ。
だいぶ充電ができる。


そうだ、毎日ここまできて充電して帰れば、電気代がただ同然になるぞ、しめしめ。

おじさん、ここまで登ってくるエネルギーはどこから取るの。

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エネルギーはどこかで消費する

2012年04月26日 | つぶやきの壺焼

発電力に余裕のある夜中にバッテリーに充電しておいて、昼間はそこから電気を使えば電力不足を補うことができる。
見事なお考えである。

少しゆっくり考えてみよう。
バッテリーや充電装置、家庭用電力を取り出す装置、電源を切り替える装置はだれの負担で設けるのか。
そうして電力供給に協力すると電気料金は安くなるのか。
安くした分の料金収入差額はだれが負担するのか。

もっとわからないことがある。
充電したり取り出したりすれば、必ずそのときに電力損失が発生する。総量が増えることはありえない。この損失分は、装置を使っている人に付けが回っていると思うのだが、違うのだろうか。
奨励金で穴を埋めれば、そんなしゃれた装置を買えない人たちも仲間入りして、みなで料金負担をすることになる。

エネルギーを消費するなら、もう少しましな使い方が出てくれば、見事であったお考えが見上げたお考えになるのだが。

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評論とは解説することではない

2012年04月25日 | つぶやきの壺焼

原子力依存からの脱却は、それに替わる方法のめどが立たなければできないことだ、などと聞かなくてもわかっていることを、いまごろもっともらしく述べ立てる人がいる。
視聴者の頭の芯がいっせいに狂ってくると、自明の理も通じなくなって、わざわざ解説のようなことが必要になることもある。
これが実は解説ではなく、繰り返し吹き込んで信じさせる、あるいはわかったような気にさせる手段になることもあるからややこしい。

評論家とは評論を仕事にする人で、評論以外のことで収入を得ればそれは副業に属する。
副業で高収入を得られれば、つい誘いに乗ってしまうのは仕方がない。
ただ、副業にいそしんでいるうちに、これが本業だと思うようになることもある。
その場合は名刺の肩書きを変えなければならない。
評論の仕事が従になったら、評論家を名乗っていてはならないのだ。

さて、どう書き換えるのか。
解説者という言葉はあっても、解説家という職業名は今のところなさそうなのでお気の毒だが、第一号を名乗る手もあるから、天下に恥じなければそう名乗るがよい。

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人間の考えにも方向がある

2012年04月24日 | つぶやきの壺焼

「前向きに考えます」という返事は、見込みがないか、やる気がないか、あまり前を向きたくなさそうなときに聞かれる。

自分がどちら向きなのか意識するのは、人間だけかというとそうではない。
牛も馬も犬も、危なそうな予感がするときは、引っ張って連れて行こうとしても頭とは逆の向きに踏ん張る。

行動の方向以外に、その場にいたとか、何かに触れたとかを証明する指紋の判定にも方向がある。
その指紋が本人であることを確かめる場合の「認証」と、その人が確かにそこを訪れたことを明らかにする場合の「証拠」とは、同じ指紋でも使われ方の方向がまったく逆のものになる。

認証も証拠も、人間の悪事にかかわりがありそうだが、認証の方は、通行、入室などの際、積極的に使われる。
積極的利用になると、別のことを付け加えてより完全を目指すことを考え出す。
指紋だけでは心もとない、指の静脈もあわせて確かめようということになる。

『指ハイブリッド認証』と名づけられた方式ができたという。
http://www.nec.co.jp/ml/?t=odcf2gkq_2&p=e387t91000000989252

確かめる技術も結構だが、もっと進んで、悪事を思いとどまらせる装置はできないものだろうか。

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フタイテンのぐるぐる回り

2012年04月23日 | つぶやきの壺焼

フタイテンとはどういう意味の言葉だろうか。
不退転とは、退転しないこと。
では、退転とは、新潮久松国語辞典によると、これには四つぐらいの意味がある。
1.移りかわって悪くなること。あともどり。
2.修行によって得た位を失って、もとの下位に転落すること。
3.零落して他に移転すること。破産。
4.転じて、中絶すること。

あらためて意味を探ると、しばしば耳にするフタイテンのケツイが、なぜ叫ばれるのかが見えてくる。
何かことをなす覚悟というよりも、中心は2.で、わが身の辺りにありそうに思える。
そう読み取れば、うそを言っていることにはならない。

そんなことを考えていたら、むかし、昼休みになると回り将棋に興じていた人を思い出した。
回り将棋のルールには、後戻りも、下位への下落もあった。
フタイテンにこだわる人は、回り将棋でもやってみたらどうだろうか。

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一厘の工夫

2012年04月22日 | つぶやきの壺焼

掃除機のホース、待機中は付け根のところが曲がりっぱなし。
長時間の曲がり癖は、そこから早く傷みそう。

ちょっと言うほどでもない、一厘ぐらいの工夫。

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水の中へ

2012年04月21日 | つぶやきの壺焼

シンゴニウムが伸びすぎて不安定になったので途中から切り取って水の中へ。
予想通り発根。
切って水に挿した日を記録してなかったのは失敗。

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寂しい花

2012年04月20日 | つぶやきの壺焼

今年はすみれがよく花をつけた。
毎年同じようにはいかない。
花も実も、隔年ぐらいが自然のつきかたらしい。
いいや毎年がいいと欲張ると、木も草も疲れ、土も疲れる。

ほどほどに、それがいちばんよい。

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浜大根の季節がやってきた

2012年04月18日 | つぶやきの壺焼

浜辺の、冬には何もないところに桜のころに咲く浜大根。
むやみに鮮やかな花より、ずっとよい。

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はっきり見たい

2012年04月17日 | つぶやきの壺焼

家人が「目がおかしいから眼科へ行ってくる」と出かけた。
「どうだった」と聞くと、片方ずつ検査した結果は異常なくて、先生に「年をとったらそんなにはっきり見えなくていいんですよ」と言われたという。

目の前にあるビンのレッテルの文字を読み比べると、裸眼で私よりずっとよく見えている。
目がおかしいのではなく、欲望と機能のバランス感覚がおかしいのだ。

自分用にもギフト用にも向く、ひずまない高性能という触れ込みで、ルーペが売られている。
エッシェンバッハのルーペ。
ひずみの少ない謎は特殊な非球面レンズにあるらしい。

ルーペには倍率が表示されているが、買うときに、数字の大きさと実際の見え具合から選択の補助情報にするぐらいで、さほど気にしていなかった。
ふと疑問がわいた。何倍というのはどういう状態でそうなのか。

ルーペの倍率計算を説明したサイトがある。
http://www.eyeloupe.net/loupe3.html

「倍率の表示は、メーカーによって違います」と書かれている。
数値の示し方にもいろいろあるそうだ。

「倍率10倍のものが実際に10倍に見えるわけではありません」
よく見えないと嘆く人は、ぐっとにらむとルーペで見たようにその部分だけ広がってはっきり見えることを望んでいるのだろうか。

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みんなで渡ると恐ろしい

2012年04月16日 | つぶやきの壺焼

運転が狂うとなぜ大勢のところに突っ込むのだろうか。
そういうひどい事故だけがニュースになって、自爆自損ぐらいのことは報道されないのかもしれないが。

「〇信号みんなで渡れば怖くない」と言いはやされた時期もあったが、みんなで連れ立って渡るのは、突っ込まれれば一緒にやられるから危険率は増えるのではないか。
300人乗った大型機の一度の墜落事故は、2人で乗った小型機の150倍の人の命を奪ってしまう。

何かひとつの目的があって力をあわせるとき以外に、一斉に同じ方向を向くことには、どこかに危なさが潜んでいる。
それが自分の意思ではなく、向かせられた場合には、気色の悪さが一斉の仲間の人数に比例して増えていく。
劇場や講演会場でないところで、300人が同じ方向を向いて座っているのは、それだけで不気味だ。

もし何千万もの人が同じ方向を向かせられたら、生きた心地はしなくなるだろう。

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ハイブリッド

2012年04月15日 | つぶやきの壺焼

ハイブリッドという言葉が、あちらこちらで使われている。

重要施設の出入り口の本人認証も、指紋だけでは十分でないと、指紋と指の静脈を読み取る『指ハイブリッド認証』という方式が考えられているという。
http://www.nec.co.jp/ml/?t=odcf2gkq_2&p=e387t91000000989252


もとはイノブタからといわれるこの言葉、雑種などと呼ばれるよりはどこか響きがよい。

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