・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

要諦山探訪:13 安全設計

2018年07月31日 | つぶやきの壺焼

台風で海辺のホテルのガラス壁が壊れました。

異常な高波の力でガラスが割れたぐらいであれば、それは名設計だったと言えなくもありません。
どんな高波にも津波にも耐えられるようなガラス壁でも、直下型の巨大地震に見舞われれば持ちこたえられません。

20年に一度ぐらいの自然の乱暴であれば、いちばん弱いところが壊れ、大きな被害を出さずに全体は早く立ち直れる、これが人間の作るものとしては合理的なのでしょう。

けがをされた方は、台風の影響への見込みが外れてお気の毒でしたが、けがで済んだのは強運の証です。
その場にいらっしゃったことは誰のせいでもありません。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


要諦山探訪:12 切り抜き

2018年07月30日 | つぶやきの壺焼

お母さんが子どもにアイスキャンデーを食べさせている画像がないかと探しましたが見つかりません。
アイスキャンデーを手に持って、気をつけながら子供に食べさせるお母さんを見かけることがなくなったのでしょうか。
しかたなくお姉ちゃんが食べさせている絵を切り抜いて使いました。

最近、雑誌記事のごく一部から論争の元を作る"切り抜き騒ぎ"が目につきます。
ああ言ったこう言ったの端切れを抜き取って、騒ぎの火を着けて人びとを煙に巻くという、知恵を感じさせない古臭い手です。

S議員の記事も、切り抜かれてデモ騒ぎまで起きています。
そのためだけに買って読む気もしないので、何が問題なのかよくわからずにいましたが、全文書き起こしという親切なサイトがあって読んでみると、これでは料理のし放題ではないかと思いました。

『「LGBT」支援の度が過ぎる』これだけでは、暑くてむずかる子供にアイスキャンデーを買い与えるお母さんを見て、子どもを可愛がり過ぎると言ってしまうのと変わりがなさそうです。

この記事からは、どういう制度のもとに誰がどういう支援をしているかという実態が読み取れないのです。
何度も読み返して想像力を働かせても、読者には何を問題にしているのかがつかめないでしょう。

"切り抜き騒ぎ"には、編集者の悪戯も手伝うことがあるかもしれません。
切り抜きやすいような紙面づくりも編集の腕なのでしょう。
言いたいことを並べて置いて、読み方は読者にお任せという書き方では、政治の中枢に座を占める人からの呼びかけの言葉とは受け取れません。

書いてください、よしきたと踏み出した先には、落とし穴もあるのです。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


要諦山探訪:11 機会捕捉

2018年07月29日 | つぶやきの壺焼

2018年7月31日には、火星が15年ぶりに大接近します。
この機会を逃すと、次にもっと大きく見えるのは2035年だそうです。

この夜晴天であることを祈ります。
台風12号が、まっすぐ西には向かいにくく足踏みをするので、西日本の方にはお気の毒です。

もっとも、火星はその夜になって急に近付くのではありませんから、日付がずれても晴天の夜空を毎晩眺めておけば、大接近に近い姿は見られるでしょう。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


要諦山探訪:10 奇路台風

2018年07月28日 | つぶやきの壺焼

南からまっすぐ北上した台風はありましたが、日本の南に近づいてから西に向きを変えた台風は、覚えている限りでは初めてです。

異変は原因なしには起きないでしょう。
この動きの因になっている寒冷渦ができたのは、何が原因なのでしょうか。
偏西風の蛇行で片づけるには、奇妙の度が過ぎます。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


要諦山探訪:7 終わりの始まり

2018年07月25日 | つぶやきの壺焼

若者がバイクに追突されて殺されるという事件が起きました。
これは事故ではなく事件です。

衝突直後にぶつけたほうは「はい、終わり」と口にしたと伝えられていますが、図を見ていると、①の始まりが右からの追い越しであればこの終わりにはならなかったように思えてきます。

追い抜きのつもり、かわしたつもりのときに、左右を取り違えていたことが不幸を招き、その間違いを見て頭に血が昇ってしまった、双方ともにお気の毒な事件です。

①ときの4輪車の向きが奇妙さからは、ことの始まりが①よりもっと前にあるとも見られます。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


要諦山探訪:5 売れ残り処分

2018年07月23日 | つぶやきの壺焼

英バーバリーが、売れ残りの品物42億円分を焼却処分にしたと伝えられています。

作らせる⇒作る⇒売る⇒買う⇒使う
こんな単純なことに見込みを立てそこなうのは、なぜなのでしょう。
ことによると、見込みを立てそこなったのではなく、作り続ければ売れ続けるからと、見込みを立てなかったのかもしれません。

一時騒がれたXX病のかすが、まだ熟れ残っているのでしょうか。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


要諦山探訪:4 再生可能:2

2018年07月22日 | つぶやきの壺焼

再生可能エネルギーという呼び名になぜ引っかかったのか、それは「日本企業の間で、事業に使う電力を全て再生可能エネルギーで賄おうとする動きが広がってきた」というN新聞電子版の記事を見たからです。

電気に産地の選別はできません。
事業に使う電力を"全て"再生可能エネルギーで賄うことは、自前の再生可能エネルギー採取装置を持たなければ実現は不可能です。
そんな都合のよい装置を、自然環境をさらに壊さずにたっぷりおける場所など、日本のどこにもありません。

いまはこれだけ再生可能エネルギーが得られているから、そのうちX%を使う権利がわが社にあって、全て賄えているという計算上のことでは、何年か前に見た排ガス売買の怪しげな画餅協定と同じようなことになってしまうでしょう。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


要諦山探訪:3 再生可能

2018年07月21日 | つぶやきの壺焼

再生可能エネルギーという、意味を間違えて読みそうな名称があります。

ごく素直に見ると、消費された分を再生して繰り返し使えるエネルギーかと思ってしまいます。

ところが、再生可能エネルギーとは、自然界に常に存在し、絶えず資源が補充されて枯渇することのないエネルギーをそう呼んでいるもののようです。
その再生機能は自然まかせで可能、宇宙と地球との関係が壊れない限りなくならないというだけのことです。

エネルギー問題というだいじなことに、なぜこういうわかりにくい呼び名を使うのでしょうか。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


要諦山探訪:2 政治/行政

2018年07月20日 | つぶやきの壺焼

政治家の言うことは、嘘半分でもそんなものかと思われるだけですが、行政官の言うことに嘘があれば、とんでもないと人は思います。

人は、ときに政治の要職に就いたり、行政の長になったり、鞍替えをすることがあります。
どちらも立派にできる人は、数多くはいません。

投票の場所や方法が同じでも、政治を任せる人を選ぶ選挙と、行政の長を選ぶ選挙は、全く別ものです。
せんきょけん、わたしのいっぴょうなどということぐらいしか考えず、そのときだけの人気者を選んでしまう人が多かったとき、そのあと何年かは自分で招いた不幸を受け入れることを強いられます。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


でんぐりがえし裏返し:31 約束

2018年07月18日 | つぶやきの壺焼

約束という題名の本がたくさん出ています。
必ず守られる約束が、日常のあたりまえのことではなくなってしまっているからでしょうか。

人間以外の動物は、何か約束ごとをもっているのでしょうか。
意思の交換など必要のない、本能の働きによって種が守られていれば、約束はいらないのかもしれません。

約束を守るとか破るとか、そんなことを考えない動物の行動を真似てみようとする人間もときどき現れます。
その人たちは、人間以外の動物になりたがっているのかもしれません。
ただし、真似できるのは、約束を問題にしない人間らしくないというところまでで、得られるものは醜さを曝して平然としていられる鉄面皮でしかありません。

そんな人たちに、人間並みの付き合いを求めることに、どれほどの意味があるのでしょうか。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村


でんぐりがえし裏返し:30 高齢化とは

2018年07月17日 | つぶやきの壺焼

ある新聞サイトに、並んで載っていた3件の見出しです。

落ちた人助けようと…61歳男性、ため池で死亡(09:36)
逮捕の36歳巡査長「同じ女性に5、6回痴漢行為」(18:54)
ペン型カメラで水着女性盗撮、46歳警官を逮捕(23:04)

(注)まん中の記事は見出しに年齢が載っていなかったので、本文から転記してあります。

働き盛り、お巡りさん、幼少のころに聞いて覚えたこれらの言葉はどこへ行ったのでしょう。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村