パイの焼き方を考えついた人は
こんな岩を眺めていた
どなたかお偉い方がそう言っていたと
確かめようもないことが書かれると
ほんとかなと思ってしまう人が
どんどん増えていきます
言ってよいこと悪いこと
書いてよいこと悪いこと
その選択ができなければ
ジャーナリストの資格はありません
集合住宅の玄関外側に、3段の階段があります。
浸水のおそれがないかわりに車椅子での出入りが大変なので、スロープがほしくなったと、さまざまな案が出されましたが、ゆるやかな勾配がとれない、駐車場が狭くなるなど、なかなかよい方法が見つかりません。
協議の末、表通りから直接スロープにつながるやや長い通路を別に作ることになって、工事に取り掛かりました。
幾日か工事中断があって、どうしたのかと思っていたら、出来上がったのがスロープの途中で直角に曲がる構造でした。
表通りからでなく入り口のわきからとりつき、駐車可能な台数が減ることもなく、まことに具合よく仕上がっています。
まっすぐにこだわったわけでもないのに、曲げればすなおにおさまることに誰も気づかなかったのでした。
川の流れでも、曲がったところに洲ができたり、趣がそなわったりします。
どこかの国境線のように、ただまっすぐなところには、無理に抑えつけられた何かがかくされているようです。
5月25日はアフリカの日、あの巨大な地域が、いまどういう状態にあるのか、月に一度くらいは、全貌をとらえてそれを知らされる何かがあってもよさそうです。
外務省のホームページにも、各国別の情報が載っているだけで、総合観察情報はありません。
関係法人のサイトからも、カネ集めと宣言用会議と種の保存に懸命な動物のことしかわかりません。
大陸では国ごとに状況がぐるぐる変わるから、全体の様子などつかまえようがないと、たぶん言われると思います。
けれども、5月25日は、半世紀以上前に「アフリカ統一機構」が発足した日なのです。
半世紀かけて、まとまりのないよう、ぐちゃぐちゃにされた人達に、唱えられるジンドーはどう響いているのでしょうか。
ある部分が際立って見えても
それが全体の状況を代表することも
象徴であることもない
ワシントンで聞こえるざわめきが
全米の人々の考えとは異なり
沖縄で騒がれていることが
日本全国の人々の考えとは違うように