潮の色は広い海に大きな紋様をつくります
青 赤 白この色順の国旗はなさそうなので差し障りがなくほっとしました
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潮が文字を書かせるのはまったく関わりがなくても海がつながっているからでしょうか
飾るつもりでない好さが見えるそんなところに惹かれます
ごつごつした 岩も薄化粧すれば見る人の 心をなごませます
こんな姿に なったのかと鼻の欠けてしまった 老人がつぶやいています
波の形は 岩にも残ります
それでも そこにはむりやり 持たされているだけのどうにもならない 恨みの心は見当たりません
柱のあとは おととしの浜辺で見つけた 色くらべ
はじめは まず 貝です
なぜ こういう欠け落ち方ができるのかそこが 腑に落ちないところです
*
腑に落ちないままですがこのシリーズ31でひと区切り明日からは別のことに
わをもって尊しとなす
目の前に 四角いものが並べば律儀に お付き合い欠け落ちの形も 四角になりました
ぼろぼろジーンズが流行った時期もあったのを思い出しました
門の中に塀がある
文字だけ見ていると内塀と外塀のことかと考えるかもしれません
看板は 目立ってこそ
今日来て 明日帰る人には違いがわかれば それでよい
毎日使う 人たちはバックで入れるから 見えません
景観とか 調和とかそんな気遣いは 無用なの
多分そうお考えなのでしょう
昔気質か何かものを言いそう
つないで高くした塀にどこか落ち着いた感じが出るのが不思議
面と時間の 共通点が見つかりましたどちらも はめ込みという方法で利用価値が 上がります
壁に テレビがはめ込めるなら塀に 自販機をはめ込んでもかまわないでしょう
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